20世紀の初頭に、危篤状態の人を精密な秤の上に乗せて、死の直前の体重と、臨終後の体重を計測した医師がいた。 アメリカ・マサチューセッツ州のDr.ダンカン・マクドゥーガル博士である。
この時の実験結果は新聞や医学雑誌に取り上げられたものの、実際は実験基準もいい加減で学術的には認められていない。
しかし、彼が実験で得た、「人間の魂の重さは21グラムである」 というデーターは、俗説として世間に広まった。
「魂」って何なのだろう?
「私」って何なのだろう?
すごく無意味な疑問でもあり、 すごく重要な問いかけでもある・・・ ただ、そんな気がする・・・。