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実世界で知る 仏さまのお働き [随筆日記]

会館デビュー・一周年を記念する一泊二日の宿泊法座が終わった。
この御法座について今は何も触れたくはない… というのが正直な心境であるが、今日はこの法座のこと以外に何も思い浮かばないので、しかたなく今現在の心境を日記として少しだけ触れることにする。
いつもなら非公開にする御法座日記をちょっとだけUPする気になったのは、今回の御法座では御座以外の場所、例えば休憩時間や懇親会などの席上で、けっこう自分の本音を出せたからかもしれない・・・

いつも、毎度、御法座で思うこと…、
私の傍らには常に寄り添ってくださる諸先輩方おられ、私に一時も自分の世界へと入り込む隙を与えてはくださらない。
トイレに行く暇もないほどの仏法三昧で、「阿弥陀さまは四六時中、この私に付きっ切りで御働きくださっている」 という教えを、実世界にて肌で感じさせていただける。
Yuさんの言葉を借りるなら、「諸先輩方を総動員させている稀なヤツ」が私・・・・・
裏を返せば、「諸先輩方を総動員させて助力しなければ何ともならない程の超問題児なヤツ」が私・・・・・
これを、時には有り難がってみたり、時には腹いっぱいと拒んでみたりと、自分の都合でそれら御縁をことごとく切りつけていく私というモノが、今回は今までになく深く知らされた…。

この御法座の前夜、極度の緊張状態から心身ともにバランスを崩してしまい、これを半分ほどひきずったままで今回の御法座に臨んでしまった為、初日の御法座はとても仏法どころではなかった。
体調不良をかばうこと、 心を法に集中させること、 いつ・どのような理由で逃げ出そうかということ、そんなことばかりに気をとられていたが、初日の座談会の最後に、このことを告白できたことで少しは楽になれた。
それでも夜の懇親会は欠席させてもらおうと心に決めていたものの、相変わらず緒先輩方が次から次へと関わってくださる。
「帰ります!」と宣言しても、「お風呂から帰ってくるまで待ってて」、「車で送ってあげるからもうちょっと待ってて」などとサラリッとかわされてしまう。
そんなこんなで帰る機会を失いながらズルズルと時間は流れ、途中からいつもすごく親身になってくださっているYMさんとHMさんに両脇を支え(固め)られて、特にYM姉さんから 「なっちゃん、何してんねん!」 バシッ☆!!っと 腕に一発食らった時点で、「帰る」という気持ちはすっかり叩かれ ふき飛ばされてしまった。

この夜は、いつもはあまり表に出さない愚痴などの内面を言葉にすることが出来て、YMさんもHMさんもこれに親身に耳を傾けてくださり一つ一つ御法を説いてくださった。
それで完全に頭がぐちゃぐちゃにかき乱されると、次々に悪虫の私が登場して、こうなったら 「やっぱり、も~帰る!」と逃げの体制!!
帰り道は、今日初めてお会いしながら意気投合して仲良くしていただいたRKさんが車で送ってくださり、真夜中にもかかわらず玄関前にて路上駐車でやっぱり御法をいただき、阿弥陀さまの執念を肌で感じながらこの日は眠りについた。

二日目は、身心の調子は取り戻したものの、法に対してすごく冷めた私がいた。
座談会では、「ありがた屋ではない、今感じている正直な自分を出せ」と教えられたままに、「しらけた自分、法に対して冷めた私は、先生の口を通して聞かせていただく仏さまのお心に、まったく動じませんでした…」と発言すると、ある人に「仏さまを斬り付ける様な恐ろしいことよく言えるな!」と叱られ、「やっぱり言わなければよかった…」と口をつぐんだまま何も言えなくなってしまった。

「自分を出せない、 何も聞けない、 感謝もできないし、 反省もできない…、 法に向くことすら出来ない・・・・・」
最後に、そんなようなことだけを言葉にして今回の法座を終えた。

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