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アラフォー [随筆日記]

Around Fourty 、 略して アラフォー。  40歳前後の特に女性層をさす新語である。
昨年放映されたTVドラマによって広く認知された言葉なのだそうだが、私はTVをほとんど見ないので、単語としてのアラフォーしか知らない。
そんな私が考えるアラフォーには二種類の路線があって、それは婚姻の有無に関わらず、一つは子供をもつアラフォーと、もう一つは子供をもたないアラフォーとで、大きく区分されているように感じられる。
なぜなら、このニ路線は、行動パターンもその会話の内容もまったく異なると感じられるからだ。
私を取り巻くアラフォー友達の8割方は子供をもつアラフォーである。
彼女たちの会話のテーマは育児が中心であり、子供や家族を通しての自分や家庭、そして世間といったことを語ることが多い。
一方、子供をもたないアラフォー友達との会話は、仕事や恋愛や趣味に至るまで、間接的ではない自分自身のところをテーマにした会話が多い。
既婚者でありながら子供をもたない私には、子供をもつアラフォー友達の聞き役・相談相手にこそなれても、実感としてのアドバイスはしてあげられないし、自分自身の持っているテーマを口にするのは難しいかな?と感じてしまう。
これに対して子供ないアラフォー友達は、直接的な意見交換もし易いし、自分の為の時間を多く持っているということもあって、どうしても彼女たちとの付き合いの方のが増えてきてしまう。

そんな後者のアラフォー友達の付き添いで、十数年ぶりにエステティックサロンに行ってきた。
とは言っても、私は待合室でしばしの待ちぼうけ…  そして、人間ウォッチング。
その中で強烈に目に焼きついたのは、サロンの受付のお手伝いをしていた新人さんらしき女の子。
すごく可愛いのに、その首筋、手、足は、見るも無残に痩せこけていた。 拒食症か…?
彼女を見て、自分の過去を思い出した…   私も、二十代前半に経験したから…。
食べるという行為に物凄い罪の意識を感じて、食べない自分に自信と安心を見出してしまう心の病。
摂食障害のやっかいなところは、食べなくても死んでしまうとは思えないし、逆に言えば、死ぬことよりも食べることの方が恐いと思ってしまうことかな・・・
私の場合、痩せたいという願望よりも、精神的なストレスによって食欲が消えてしまうということが起因だったのだけれど…、 私はそれをどうやって克服したのだろう…?   
やっぱり転機は結婚したことかな…?

でも、三十代半ばで精神的ストレスを抱えていた時は、拒食症よりも過食症になっちゃったしなぁ~
それが四十代目前にして、つまりアラフォーの一員になって体重もピークを迎えちゃったわけで・・・・・[たらーっ(汗)]
あぁ、いやな話題だ! 書きたかった事とはテーマがそれてしまった。
最後に一言、「もうひと花咲かせたい[かわいい]」 と思うのは、やっぱりアラフォーの証拠?!

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