SSブログ

「太子講」 Part 3 [法座・座談]

「太子講」二日目、この日は午前中ず~っと座談会という長丁場。
出だしはFMさんの「どうすれば…、どうしたら…」から始まったがこれはすぐに消滅・・・
そしてこの後、Morさんonlyで約3時間をかけて座は進行していった。
いつもの如く体当たりで心の内を吐露されながら涙を流されるMorさんであったが、この日はいつもに増して野獣のような雄叫びをあげながら言葉にならない念仏三昧の状態になった。
周囲のお同行から(私にとっては)刃のような言葉の嵐がMorさんに一点集中して止まらない…
「今ここで聞け! 追い込まれた苦しいところでないと聞けない! 早く聞け!」との思いが大きなエネルギーとなって室内に充満し、Morさんの地響きのような悲鳴と相まった空気に私の心は飲み込まれて呼吸があがってしまい動悸がおさまらず、私はたまらずに部屋から飛び出した。
少し離れた廊下で一人膝を抱えてうずくまりながら、以前S先生から 「自分のこととして受けとめると苦しくなるから、あの人はあの人と、自分と離して見ることも大切だよ」と教えていたことを思い出し、少しずつ気持ちと呼吸を整えていった。
戻らなきゃ・・・・・・  でも、あの声を聞くのはイヤだ・・・・・・
そんな自己問答をしていたらMO先生がお勤めから戻られ部屋に入っていかれるのが見えたので、これをきっかけに私も部屋へと戻った。
Morさんの叫びはまだ続いており、MO先生が加わったことで更に勢いが増した。
今、目の前で聞かせてもらっていながら、「聞けん!わからん!」と苦しんでおられるMorさんの姿を見て、いたたまれずに部屋の片隅へと移動して目を背けた。
「今、聞いてるじゃん! こんなにもわかりやすい言葉で届けてもらってるじゃん! なんで聞けないなんて言うの?! ちゃんと聞こえてるじゃん!」 と 私は心の中で叫びながら、やっぱり自分のこととして捉えてしまい耳を塞いだ。
あぁ、私も いつも いっつも 聞かせてもらいながら 「聞けない! 聞きたくない!」と言ってご苦労をかけているんだ! なのに私は 懺悔も、感謝もできない・・・!!
そんな自分が腹立たしくて握り拳を床に叩きつけた。

予定の時間より20分ほどoverして座談会は終わり、昼食をはさんで午後からは「太子講」のお勤めと、G先生の御法話をいただくというスケジュール。

御法話は、『御文章』五帖目五通より、 「信心獲得すというは、第十八の願をこころうるなり。
この願をこころうるというは、南無阿弥陀仏のすがたをこころうるなり。」 の六字のすがたについてお話しをいただいた。
でも、ちょっと法話の内容が私には難しくって・・・(^.^ゞ
‘南無’は、〔仏因〕で、「信」の三信と、「行」の十念に分かれて
‘阿弥陀仏’は 〔仏果〕で、「往生」の若不生者と、「成仏」の不取正覚で・・・ とか何とか…
とても文章にできない(^.^;)・・・

こんな感じで二日間の「太子講」は終了した。

今回の御法座日記は、いつもどおりの非公開にしようか、それとも公開しちゃおうかとかなり迷ったけど思い切って公開することにした。
これに伴う非難や嫌がらせを有り難いだなんてとても思えないけど、それでも読んでくださったご縁は尊いと思う。   南無阿弥陀仏

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。