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2009年2月9日(月) カトマンズ ( 街の風景 Airportより ) [アジア]

昨日、(ルンビニ→カトマンズの[飛行機]機内から) 初めてヒマーラヤを見た時はすごく感動した。[グッド(上向き矢印)]
今日も、(ヒマーラヤ遊覧飛行の[飛行機]機内から) 赤茶けた山々の彼方に、雪をかぶったヒマーラヤがチラッと見ただけでも、ものすごく感動した。[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)] 
そう・・・・・、 数十分前までは、確かに大感激していた私がいたのに・・・・・
でも、世界最高峰のサガルマタ(チョモランマ・エベレスト)を目にしてからは、7,000m級の山々でさえも何だか物足りないような気持ちになり、U-TURN後の機内では、せっかく右側席の窓よりヒマーラヤの山々を望めるというのに、あの感動も[バッド(下向き矢印)]、シャッターを切る回数も[バッド(下向き矢印)]、あきらかに減っている。
この、アッという間に“見慣れて”しまって数分前の感動をも過去の産物にしてしまう心と、上へ上へと“高望みをする”気持ちに押し潰されて下の方へと追いやられたあの時の感動をも、平気でバサバサと切り捨てていってしまう非情な心が、“初ごと”の感動も、“身の丈”をも見失わせて、限りない欲望の心でガブリと食い尽くしていく・・・・・
「なんだコイツは?!」と自分自身に嫌悪してみても、決して消えてくれない傲慢な私が確かにここにあって、そいつを見ないようにあわてて目を背ける・・・・・[爆弾]

機内ではCAから 「エベレスト、確かに見たぞ!証明書」なるものを手渡してもらったが、それには
I did not climb Mt Everst … but touched it with my heart !
(エベレストには登らんかったけど、胸キュン!しちゃったよ~[手(チョキ)]
という題目の書かれた用紙に、デタラメな機長(別人)名のサインがしてあり、しかしその他の記入欄(宛名など)は無記載のままで、「これで証明書と言えるかな~?」みたいなものをもらった。 
「笑わせてくれて ありがとう」という以外に、使い道がないのでは…(^.^ゞ、とも思ったが、添乗員さんには(数の)コレクションにはなるかな~とも思った^_^;

[飛行機]機内から見える風景が、真っ青な空を背景にしたヒマーラヤから、殺伐とした赤茶けた山々の景色に変わり、それもやがて視界から遠のいて、乾いた薄茶色の大地に転々と緑を湛えた田畑の景色を通り過ぎて、排気ガスで白く霞んだカトマンズの街並みの風景へと移り変わって、JUST1時間でAirportに無事着陸し、ヒマーラヤ遊覧飛行は終了した。
飛行機から降りてAirportバスで向かった先は、昨夜降ろされたArrival Gate(?)兼Baggage claim(?)兼 駐車場のBus stopであった。
ここに設置されている公衆トイレは有料ということだったので、ためしに入ってみると、 
入り口のおばさんに5Reを回収されただけで、何のserviceもなく、とっても汚いトイレだった。
他国(例えばタイやエジプト)で利用した有料トイレは、やはり無料の所よりもきれいに清掃してあるし、チップと交換に50cmくらいに切り分けたトイレットペーパーを手渡してくれるのだが、ここネパールは、愛想の欠落したおばちゃんに、ただお金を取られるだけのトイレだった…(^^;)

そしてトイレから出てTourのバスに乗ろうとしたら・・・・・
同メーカー、同型、同色のバスがいくつも並んでいて、どのバスにもTour Nameの表示がされていないので、自分たちのバスを探すのに少々手間取ってしまった(^^ゞ
バスには私たちの搭乗した101便のGroup Memberしかまだおらず、別の機に搭乗したMember 9名の到着を20分ほど待つことになった。
この時、フッ! っと、あることが思い出された。
「そ~いえば、私、さっきお金を人に貸したけど、自分は大丈夫か~?」と気になり、Memberに隠れてソッと財布の中身を確認した。 日本円の残高 ¥3,250 だった。
「あらららら~…、関空から自宅に帰るお金が足りんかも…(^.^ゞ」
とチョット心配になったが…、 クレジットカードも持ってるし、日本だし、何とかなるだろう… (^.^;)ヒヤヒヤ

しばらくして別便に搭乗したGroup Memberも無事に帰還したが、彼らはとても興奮していた。
どうやら彼らが搭乗した機のパイロットは、TourConductorも体験したことのないほどに、ヒマーラヤすれすれのルートを飛行してくれたというのだ。
私たちの機とどれくらいの差異があったのかは定かではないが、TourConductorの拓郎さんまでもが顔を高揚させて興奮していたほどなので、よっぽど良かったのだろう~[exclamation]
別便でヒマーラヤ遊覧飛行を体験したGroup Memberの嬉しそうな感激に対して、私たちGroupの面々は、「不公平じゃん?!」と心の内で舌打ちしながらも、表面上は、「ホントに楽しかったね~♪」と笑顔で対応していた。_(._.)_イジイジ

2616447A.M.11:00 Airportを出発してカトマンズの市内観光へ[バス]
今回、旅行前の事前調査は主に仏跡地のみで、その他には歴史を少々調べただけ…
カトマンズについてはほとんど無知識だったので何の期待もしていなかったが、今からの市内観光では世界遺産を見学できると聞いて、チョット期待が膨らんだ。 (世界遺産好きな私[ハートたち(複数ハート)]

陽が上がり街はすっかり活気付いて、早朝の風景とはうって変わって色鮮やかに賑わっていた。
特に感じたことは、インドの街では女性よりも男性の数の方のが圧倒的に多かったが、ネパールでは街に女性の姿をたくさん目にしたことだった。
もっとも、インドでは街と言ってもせいぜいヴァーラーナスィ なので、あまり対比にはならないが・・・・・(^^ゞ

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