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2009年2月5日(木) サールナート → クシナガラ [アジア]

時刻は正午を30分ほど回っていた。
鹿野苑を後に、昼食場所へ向かうと思いきや・・・ また旅行社お勧めの土産物店、それも日本人が経営するShopへと連れて行かれた。
一般参加のTourだったなら、「私は外の露店で買い物してきま~す[るんるん]」と言って出かけてしまうところだが、なにせ今回は団体旅行(^_^;)  
そう易々と個人行動をするわけにもいかず、店内でおとなしく待機することにした。
それに旅行社が案内するインドのShopでは、客が店内に入ると、防犯上の理由からか、出入り口に鍵をかけてしまうので、内緒で外に出ることも出来なかった。
20分ほどのshoppingで、8万円もする御念誦を購入したMemberもいたが、皆それぞれに楽しんだようだ。
そして私のお楽しみ…、やっとLaunch timeである。
昼食は昨夜泊まったHotelのRestaurantでいただいた。
私はけっこう美味しくいただいたが、Memberの多くが、「カレーはもう飽きた」などとぬかしておった。
[パンチ]けしからん! !!![わーい(嬉しい顔)] ここはインドじゃ[exclamation]

2577049P.M.2:10 Launchを終えてHotelを出発した私たちのこれからのScheduleは、クシナガラまでのLong Drive。 [バス]
今日は後方に座ろうとバスの後部座席に座ったのだが、S先生の計らいで、IKさんの隣りに空いていた特別席(最前列の通路側)に座らせてもらうことになった。

今回の旅で初めてお会いしたIKさんとの会話に花を咲かせながら、車窓から見る風景を楽しんだ。
IKさん(Man)はとっても真面目な人だけど、真面目過ぎる故にそこがメチャメチャ笑える。
たとえば、物売りや物もらいがたかりに来ても、その一人ひとりにちゃんと挨拶をして返事をしているところなんか、律儀すぎて頭が下がるほどだ。
そのIKさんと、家族の話や、仕事の話、昔の思い出話や、求道の話など、尽きることなくおしゃべりをした。

2577050しかし、インドの街というのは、“おエライさん”と呼ばれる人が移動をする度に、道路や施設などがそのおエライさんの為に貸し切り状態になってしまうので、こちらのScheduleが狂わされるものだと知った。
今朝見学した博物館も、“おエライさん”が来ているからと入場禁止になっていたので、見学順序を変更した。
そして今も、“おエライさん”が来ていて周辺の道が通行止めになっているとのことで、ただでさえ慢性渋滞のヴァーラーナスィの道路には、車や二輪車に人や牛がごった返していた。
どこの国も、生い立ち・家柄・社会的地位・財産などで人間をランキングしているが、ここインドでは未だ根深く残るカースト制度の影響で、他国以上に人間をランク付けしているのだな~と、ヴァーラーナスィの街を見ていて改めて感じた。

ヴァーラーナスィの街をやっとのことで脱出して、小さな町をいくつか通り過ぎ、夕闇迫るP.M.5:30、バスはなんにも無い農村地帯の道路わきに停車した。
そこで、「夕焼けタ~イム[晴れ]」 とTourConductorの拓郎さんに案内され、カメラを手にバスを降りると、西の空には大きな夕日が n(^0^)n
白い花咲く畑の奥の草原には、インド孔雀の群れが遊び、その奥に広がるカラシ菜畑に咲く黄色の花を照らすように、太陽は徐々にその大きさを増しながら西の空へと傾いていった。
これがインドの風景なんだ・・・・・ お釈迦様も目にされた風景なんだ・・・・・  そう思うと嬉しかった。
太陽を背に写真を撮るMemberの横で、私は一人、浸ってしまった~[ぴかぴか(新しい)]

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出発の号令がかかって振り返ると、バスの前後には何故か人だかりが出来ている。 何故???
どこから沸いてきたのか現地の人々がバスの周囲に整列し、物珍しそ~ぅに私たちのことを眺めている。
「何見てんのよ~!?」と言うのはこちらの台詞で、「あんたらこそ何見てんのさ!?」と、いつの間にか私たちの方が見物対称になっていた。
確かに…、この太陽を毎日見慣れている現地の人にとっては、この太陽を物珍しそうにカメラに収めている私たちの姿こそ、不思議以外の何ものでもないよね。
でも、そうやって当たり前のことを当たり前だと思うこと事態、とても贅沢なことなんだって思い知らされた。
傲慢さ故の無いものネダリだよね・・・・・ そんな私って ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

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