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変り行く過去から未来へ [随筆日記]

朝のひと仕事を終え、午後のスケジュールまで2時間ほど時間の余裕が出来たので、お友達のお寺へ遊びに出かけた。
私が着いた時、彼はちょうど本堂でお勤めをしていたので、私はその後ろに座って、彼の声明をBGMにしばしの間瞑想の世界に浸った。
お寺という空間で座っていると、自分の心の動きというものが鮮明に見えてくる。
浄土宗のお寺ゆえに、ご本尊の阿弥陀仏像は座しておられるのだが、その仏様までの距離とその座するお姿に少々の物足りなさを覚えた私は、「なまんだぶつ」とお念仏を称えて、自分の眼前に立っした阿弥陀さま像を思い描いた。
しかし、見えてくるものは、これを一分と続けることの出来ない散漫とした自身の心のみであった。
4,50分してようやくお勤めを終えた彼が私に気付き、「えっ? 今のお勤め見られちゃった?!」と恥ずかしそうに言うので、「何で?」と聞くと、「普段は人の気配がするとやめちゃうんだけど、なっちゃんは気配がなかった」と言われた。

それから本堂でおしゃべりを始めて、1時間…、2時間…、3時間…
これで午後からのスケジュールはキャンセルとなり、この日は一日中、飲まず食わずのトイレも行かずに夜の8時まで延々と、尽きることのないおしゃべりで一日を明かした。

G願さんとのお話しは、過去世のことから、もちろん現在のことも、そして未来に至るまで、時々は仏法を交えながらいろんなことを二人で語り合った。
もちろん話の本筋には阿弥陀さまの御心を通しての会話だが、確実に変り行くこの世界にいて、常に代わり続けるこの私たちの未来… といったことをあふれるままに語り合っていたら、日が暮れてしまったわけで・・・
話しの続きは来週に持ち越し[手(チョキ)]ということになった。
でも、とっても楽しい一日だった。[黒ハート] 

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