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カエルの結婚式 [心]

2942772「インド北東部のアッサム州でカエルの結婚式が行われた」 という動画ニュースのトピックをNETで目にして、「インド」と「カエル」というキーワードに興味を惹かれ、さっそく閲覧してみた。
この村では、二ヶ月も雨に恵まれず、付近一帯の干ばつの解決策として、自治体主催で「カエルの結婚式」が執り行われたそうだ。
何故「カエルの結婚式」かと言うと、これはヒンドゥー教の儀式の一つであり、アッサム地域に古くから伝わる信仰で、カエルが結婚式をすると雨神様がお喜びになり雨を降らしてくれるという教えがあるのだとか…。
ヒンドゥー教でカエルは、雨神・バルンディヴァタの使者であるとされ、牧師ならぬ聖職者がヒンドゥー教のしきたり通りに儀式を進行して、参列した多数の村人たちが見守る中、新郎「バルン(風)」と、新婦「ビジューリ(雷)」の二匹のカエルは、目出たくも滞りなく婚儀を終えたのだとか。
結婚式を見守った参列者は、「これで雨が降るはずだ!」とホッと笑顔を見せていた。
カエルの気持ちをまったく無視した人間本位の形だけの結婚式で雨なんか降るわきゃない!と思うのだが、日照が続けば農作物にも多大な影響が出るとあって、村人たちは真剣そのもので、「この土地に雨を降らすにはこの手段しかない!」と言い切っていた。

この人が、どれくらい本気でこの慣わしを信じているのかはわからないけど、あて・頼りにするもののビジョンが明確であって羨ましいな~ぁ、などと思えた。
だって私は、不明確なものは信じることが出来ずに、自分だけは!と自身を信じ、自分ばかりをあて・頼りにして今まで生きてきたように思うから…。
自分だけは決して自分を裏切らないと・・・・・

それが、仏法を聞かせていただいて、私には何の力もない、真実とはまるで逆さまの自分だと聞かされ…
また、一寸先には、信じている自分自身にも裏切られ、見捨て見捨てられて独り落ちて行かねばならない世界があると聞かされ…
大きな恐怖と孤独を感じずにはいられなかった・・・・・
信じられるものは真実の御法だけですよ、 南無阿弥陀仏こそが唯一の真実ですよ、 あて・頼りに出来るのは、これひとつしかないのですよ!
と聞かせていただいても、私には想像も出来ないし、理解も出来ないしと、反発してもがくことしかできない。

私が信じて救われるんじゃない、 阿弥陀さまが信じて、思いとられること。

それが、全然聞けていない私・・・・・   もう、イヤ!!・・・・・

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