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2009年2月1日(日) 旅立ち(経由地バンコクへ) [アジア]

A.M.6:00 分厚い雲に覆われているせいで、窓の外はまだ夜闇に包まれている。
昨夜はなかなか寝付けず、今朝はAlarmが鳴るより前に目覚めてしまったが、短時間でも熟睡はできた。
のんびりと身支度を整え、何も気負わずリラックスした気分である。
A.M.8:15 HotelのLobbyでTMさん姉弟と待ち合わせをしてからTerminalの集合場所へと向かうと、既に大半のMemberがそろっていた。
TourConductorの拓郎さんから預けておいたPassportを手渡されて、Check In Counterに並ぶも、すごい行列であった。
結局一時間ほど待たされた後、ようやくCheck Inを済ませすると、今度は手荷物検査の為の大行列に並び、出国審査を通った人からシャトルに飛び乗って出発ゲートへと向かい、トイレに行く暇もないほどあわただしく飛行機へと飛び乗った。
搭乗前に友人にメールなどを送ろうと思っていたのだが、予想外の混雑に巻き込まれてしまい、結局Yu氏と支部長のYMさんにしかメールを送ることができなかった。
そのYu氏からはすぐに返信が返ってきたのだが・・・
 私 「あわただしくって心の準備どころじゃありません」
 Yu氏 「死ぬ時も心の準備なしに出かけるんじゃ!」
と、搭乗前に、まこと有り難いお言葉?をいただいた・・・

定刻に飛行機が動き出す。
私は窓際の座席を譲っていただき、隣には今回初めてお会いするIGさん、その隣には前回初対面で仲良くなったIEさんが座られた。
初めの内は空腹のためにご機嫌うるわしくないIGさんであったが、機内食を食べてからはこころよく会話に応じてくれるようになった。
IEさんが席を立たれた間、S先生が変わりに座られて、「ご縁の整った方のみが、この旅行に参加できたのだ」と仰った。
“縁”というのが、いくつも寄り合ってその結果を得るのであり、その“縁”がたった一つでも欠けたならば(整わなければ)、今、この場所に、この私は存在し得ないのだということを教えていただいた。
IGさんには、「その“ご縁”のひとつひとつは、決して当たり前に整ったのもではないのだ」と教えていただき、「それでも当たり前の如く受け流すことしか出来ない自分というものを見させてもらっているのだ」と付け加えられた。
私は、ホントにそ~だな~ぁと聞かせてもらった。

お腹も落ち着き、時間を持て余す人たちが眠りに入る中、私はノートに向かった。
一息ついて顔を上げると、機内で上映されている映画に気を取られて、しばらくその映画を鑑賞した。
『The Secret Life of Bees』というアメリカ映画で、日本ではまだ未公開の映画だ。
1964年、黒人の公民権運動が盛り上がっている時代、サウス・カロライナ州に住む四歳の白人少女・リリィは、母の死に心を痛めたまま成長するも、愛情の乏しい父親との確執から、14歳の時に黒人のメイド・ロザリンを連れて家を出る。
手持ち資金の尽きた二人がたどりついた先は、養蜂場を経営する誇り高く知的な黒人三姉妹が住むボートライト家であった。
長女オーガストの元で、次第に少女らしい感情を取り戻していくリリィの成長を支えた友情と勇気を描いた映画であった。
“死”よりも、“生”に比重をおき、勇気を持って愛情深く生きることのすばらしさを訴えるストーリーに、何となく違和感を覚えながらも最後まで見入ってしまった。
映画が終了するとIceCreamの機内Serviceがあった。
なんやかんやと目的地まで後一時間となり、機内は再びあわただしく賑わいだした。

予定時刻より一時間近くも早く中継地である新バンコク国際空港(スワンナプームInternational Airport)に到着した。
しかしここでも日本と同様、大行列の入国審査に一時間ほど費やし、その後も別便で福岡より到着する予定のKY夫妻の到着をさらに一時間待って、今日はTOTAL4時間の空港待機で、誰もが初日から疲れを隠せないでいた。
Hotelまではバスで40分。 
現地ガイドのターさんが、車内にてガイドをしてくれるも、その車内に飛び交う蚊の多さに、あっちでパチン! こっちでパチン! と、手を打つ音が絶えず、Guideなどそっちのけで、前も後ろも右も左も、パチン!パチン!と殺虫の手拍子に必死で、[わーい(嬉しい顔)]すごい笑えた。
Hotelに到着後、部屋で少し休憩をとってから夕食会場へと向かうバスに再び乗り込む。
夕食は、SoM BooN SEAFOODというRestaurantで、タイのSeafood大皿コース料理を堪能したが、しかしここでもすさまじいほどの蚊の量に、初めは食事どころではなかった。
天井には数え切れないほどの蚊の斑点模様、従業員もElectronic蚊叩きでパチンバチンと応戦していて、日本では味わうことのできない意心地の悪さではあったが、料理は美味しかった。

食事が済むと、現地ガイドより予定外のOptionalTourへの参加依頼があった。
タイ式マッサージ¥3,000 or ニューハーフショー¥4,000 の選択を迫られ、私はKY夫妻につられてニューハーフショーを見に行くことにした。
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他には、S先生、TMさん姉弟、そしてTourConductorの拓郎さんも参加された。
ショーは、こんなものかな~?という感じであったが、¥4,000はちょっと高いと思った。
Yu氏に、面白半分、ニューハーフショーを見に行くとメールをしたら、すぐに返事が返ってきた。
「聞法旅行でニューハーフショーはまずいよ・・・・・ ボクなら絶対に行く~!
凡夫まる出しの旅! いくらいい格好をしても、お互いそれが本性であり、それを見抜いての御本願だ!」
とあった。
さすが、Yu氏である。 ますます尊敬した。[黒ハート]

Hotelに戻ったのは9時を少しを過ぎたくらいであったが、同室のMRさんは既に寝ておられた。
それからShowerを浴びて、翌日の準備をし、日記をつける。
もうすぐ深夜0時である。 日本時間なら夜中の2時。 そろそろベッドに入らねば・・・

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