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2009年2月2日(月) インドへ ( バンコク → ガヤ ) [アジア]

淡い色の夢を見た。 
見たことのない女性が私の前に跪き、両手で塩を差し出した。
私は戸惑いながらもそれを受け取った。
それで目が覚めた。
もう夜明けかと思ったが、まだ深夜2:30であった。
Mineralwaterをコップ一杯飲んでから、再び眠りについた。

同室のMRさん目覚めた音で目が覚めた。 時計はまだ3:30。
MRさんと二言三言の会話を交わすが、翌朝、MRさんは、私が部屋に戻ってきた時の記憶も、この時の会話の記憶も、まったく無いという。
ホントに愉快な人である。

時計は4:30。 一時間おきに目が覚めてしまう。
部屋の温度が高くてなかなか眠れない。 MRさんも寝苦しそうだ。

A.M.6:00 MRさんがゴソゴソと動き出したので私も起床した。
シャワーは水しか出なかったが、暑くて汗ダクだったので気持ちが良かった。
二人で朝食を済ませてから部屋に戻って、MRさんと何気ない会話を楽しむ。
仏法は二の次三の次で、凡夫の会話で大いに盛り上がった。

9:00にはHotelを出発して、Rushhourの街を横目にHighwayで昨日降り立ったスワンナプームInternational Airportへ。
Check Inは昨日とは打って変わってスムーズに済み、45分間のFreetimeで、WindowShoppingも楽しめた。

P.M.12:00 予定よりも10分ほど早く飛行機が動き出した。
機内には空席が多数あったので、私はTourのmemberとは離れた所の窓際の席へ一人移動すると、少し後からMRさんが私の後ろの席へと移動してきた。
機内ServiceのLaunchを済ませたところで、後ろからMRさんが声をかけてきた。
「そんで、なっちゃんは、ど~なん?」
見事な豪腕ストレートパンチに、一瞬たじろいだが、すぐに体裁を整える私・・・
MRさんの隣の席へ移動して、仏法座談が始まった。
が、・・・・・  何を話したのか・・・・・ これ以降、日記をつける暇が無く、うる覚えの記憶をたどる。

インド・ビハール州のガヤ空港へ着陸したのは、予定着時刻よりも20分ほど早かった。
しかしこの空港、国際空港にしては、飛行機が一機も見当たらないし、管制塔らしきTowerも無い。
唯一、廃墟のようなコンクリート建ての小さな建物と、その前には錆付いた飛行機のタラップが一つあるのみ。 
あまりにチンケな空港なので写真に収めようとしたが、TourConductorより、「インドでは、軍事施設をはじめ、空港・橋・駅などを写真撮影してはいけないきまりになっていると言われてあきらめた。
飛行機は、Terminalらしき建物のほぼ正面に着いたが、歩いて行ってはいけないということで、たったの50m程の距離を、これまたオンボロバスに分乗して移動する。
2563795しかしmemberの中に、機内にカメラを忘れた人があって、その人はTerminalより走って機内に戻り、歩いてTerminalへと帰ってきた。
まったく意味の無いルールである・・・・・
無意味ついでに、カメラを取り出し、Terminalの中から外の景色を写真に収めたが、隣りでこれを見ていた二人の軍人さんには、何も咎められなかった。
Terminalに入るとすぐに入国審査の為の簡素なカウンターがあったが、ゲートは開いているものの誰も座っていなかった。
聞いたところによると、飛行機の到着予定時刻になるまでは、働かないのだそうだ。
しかし、中国系の団体や、タイの僧侶のグループ、そして別の日本人ツアーの客など、半数以上の乗客は何の審査のも無しにゲートを通り抜けて、各自の荷物を持って出て行ってしまった。
TourConductorに訳を聞くと、この空港では、チップというには大金過ぎる程の賄賂を渡さなければ、素直に入国させてくれないとの事で、今、出て行った乗客は、みな裏金を支払って出て行ったのだという。
私たちのTourConductorは、そんな不当のやり方には屈しない、インドの為にはならないといって、賄賂の請求を断固拒否し続けた為、私たちは最後の最後まで待たされることになった。
週に四便しかないという小さな空港ということで、今日はもう飛行機の到着はない。
つまり、私たちがこの空港にいる限り、彼ら入国審査官は帰宅できないということで、ようやく私たちの入国審査が始まった。
しかし、なんやかんやとイチャモンや難癖をつけたり、スーツケース開けて中を調べたりと、嫌がらせのオンパレードで、インドに着いて早々、インド嫌いになりそうであった。

何とか全員の無事にインドへの入国を果たし、迎えのバスに乗り込む。
Hotelまでの道のりは、約70km、2時間程の行程とのことであったが、途中、先月以来壊れている橋を迂回しなければならず、悪路を30分ほど余分に走らなければならないと言われた。
バスに乗車する際、首にかけてもらったマリーゴールドの花輪の香りと、車内にたかれた御香の香りでむせかえって、乗り物酔いの心配がよぎる。

P.M.14:45 バスはわずらわしいガヤAirportを後にしてラージギルへと走りだした。
車内では、今日から一週間程お世話になる現地ガイドのジャマールさんが挨拶をされた後、インドルピーへの両替をしてくれた。
一人10,000円で4,900ルピーとの両替。 どの紙幣にもマハトマ・ガンジーの肖像が印刷されていた。

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