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お花見2009 東谷山フルーツパーク [随筆日記]

2702085昨日は、三河地方のお花見処を散策したので、今日は、尾張地方のお花見処として、東谷山フルーツパークへお出かけ。
東谷山(ひがしたにやま)と読んでいたが、実は東谷山(とうごくさん)と読むのだと知った!
東谷山(とうごくさん)は、愛知県名古屋市の東北端(守山区)と瀬戸市との境界にある山で、名古屋市内の山としては最も高い山なのだそうだが、標高198mしかない。

東谷山の南西山麓にある東谷山フルーツパークは、農業公園として1980年に開園。
桃、梨、林檎、柿、みかんなどの馴染みのフルーツ畑や、芝生広場、日本庭園、果樹温室などある。

2702084今回、ここ東谷山フルーツパークを訪れたのは、NETで「シダレザクラまつり」のPRを見たのがきっかけで初めて足を運んだわけだが、予想以上によかった
園内には約1,000本のシダレザクラが咲き、こちらはまだ五分咲き程度であったが、シダレザクラ以外にも、ソメイヨシノやヤマザクラなど数種類の桜や、桃類やアーモンドなどの果樹の花も見頃を迎えており、春爛漫の花の世界が広がっていた。
シダレザクラのピークは今週末辺りだと予想される。

そもそも「サクラ」という名の由来は、一般説として「咲く」に複数を表わす「ら」を付け加えたものであると言われているが、春になると里に降りて来る稲(サ)の神が憑依する座(クラ)ということで「サクラ」と言われるようになったという説もある。
「サクラ」とは、バラ科サクラ亜属植物の総称であり、日本では600種以上の品種が自生している。
日本で最もPopularなサクラは江戸末期に自然種のオオシマザクラ(大島桜)とエドヒガン(江戸彼岸)の混合種として改良されたソメイヨシノ(染井吉野)で、現在ではサクラの代名詞となっている。
ちなみに、ソメイヨシノ(染井吉野)の「染井」とは、江戸時代の江戸染井村(豊島区)という地名からきている。

サクラは日本の春を象徴する花であり、また日本人に最も馴染みの深い花もあり、平安時代以後の日本において、単に「花」といえばサクラのことを指すそうだ。(平安時代以前の「花」は、梅を指す。)

2702086『万葉集』の中にも数々のサクラを詠んだ和歌は多いが、やはり私にとっては、親鸞聖人が、

  明日ありと 思う心の 仇桜
        夜半に嵐の 吹かぬものかは
と、無常をお示しくださったこの歌が、サクラを見る度に思い起こされる。
私は、ど~にも こ~にも 無常を感じられへんな~ぁ…   と…

東谷山フルーツパークの帰り道に、愛知県森林公園に立ち寄った。
全国森林浴100選の森に選ばれているこの森林公園は、428haの広大な園内に約4,000本のサクラが植えられており、数種のサクラを除いてほぼ満開の状態だった。
春休みの最終日とあって園内の芝生広場は親子連れで混み合い、四方に注意を向けながら歩かないと、どこからボールが飛んでくるかわからないほど賑わいをみせていた。

2702087第一駐車場近くの池の周りに人だかりができていたので除いてみたら、そこにはカピバラの姿が!!
日本名は、オニテンジクネズミ(鬼天竺鼠)。
体長1m・体重50kgほどで、ネズミの仲間では最大の大きさを誇る。
草食性だが歯はけっこう鋭く、ネズミと言われればそう見えないこともないが、泳ぐ姿はビーバーにも見えるし、両手で食べ物を持って食べるその姿はとっても愛らしかった!
ここ森林公園では檻の中で飼っているわけではないので、自由に触ることも出来る。

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