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濁河温泉 雪見の露天風呂 [Travel]

先週末、珍しく二人ともOFFな週末。 
夫から 「久しぶりにドライブにでも行く?」と誘われてお出かけ決定!!
どこへ行こうかと考えた時、第一条件に「雪が見たい!」、第二条件は「美味しいものが食べたい!」、そして第三条件に「温泉に入りたい!」 と言うことで、地図を広げてNETで積雪情報などを収集する。
そして決定したのが、「濁河(にごりご)温泉 雪見の露天風呂 日帰り温泉ツアー」

濁河温泉は、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山の7合目付近(標高1,800m)にある温泉街で、名古屋から車で片道4時間弱の距離にある。
濁河温泉かぁ~、名前は聞いたことがあったけど、御嶽山の北西斜面にあったとは知らなんだ。
冬場もスタットレスタイヤを装着していればマイカーで行くことも可能だが、公営浴場(露天風呂)は11月~4月頃まで冬季休業しているため、入浴は温泉街にある旅館の日帰り入浴プランを利用することになる。
しかし、日帰り入浴をやっている旅館は2,3軒しかないので選ぶほどもないのだが…、その中で ‘旅館御岳’にお邪魔することにした。

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朝8時ごろに家を出て、カーナビが指示するままに中央道に入り中津川ICからはR19号を上って、途中、元橋より県道20号を行き西野川沿いの雪景色を楽しみながら北上する。
お天気はすこぶる上々で、青いお空の下、真っ白な雪がキラキラと輝き、御嶽山もハッキリ クッキリ とってもきれいに見える。

そしてしばらく走ったところでカーナビが、「岐阜県に入りました」とアナウンスし、道路標識には「高山市」の文字・・・  「えっ?\(◎o◎)/! 山道を一本間違えた?」とビックリした!
何せ私は、御嶽山は長野県にあるものだと思い込んでいたので、目的地を通り越して高山市まで来ちゃったのか?!と、そりゃ驚いたが、今回のドライブで私の知識が訂正されて よかった! よかった!
実際、濁河温泉は岐阜県下呂市にある。 とは言っても、下呂温泉とはまったくの別物だ。

さて、濁河温泉街のGateをくぐり一段と雪深くなった道を上って行くが、その途中にある温泉宿の大半が廃業してしまったのか…、はたまた休業中なのか…、玄関ごと雪に埋もれたままになっていて、なんだか嫌な予感がする。
旅館御岳の日帰り入浴は事前に確認をとっておいたので問題はなかったのだが・・・、 案の定、食事の出来るお店が一軒も営業していない…、 というよりも、お食事処自体がないような 小さな温泉街であった。
ど~しよう…、 旅館御岳のレストランも休業中で、このままでは昼食抜きか?! と 若旦那に相談すると、近所の旅館に手当たり次第電話をかけてくださって、やっと一軒、「うどん か そばでよかったら作ってあげますよ!」という旅館が見つかった! LUCKY♪ 感謝! 感謝!

旅館御岳から車で1,2分上がった先にある 旅館朝日荘さんで あたたかいおそばを作っていただくことになったが、急な話で、しかも無理を言っての昼食だったので何の期待もしていなかったのだが、これが予想に反したお味で、おツユのダシがとっても美味しくってペロッと完食!
ホンに、尊いお恵みにより美味しくいただきました。 おかげでごちそう様でした。

昼食後、旅館御岳に戻ると、昼の1時から解禁される日帰り入浴の客が2,3組ロビーで待っていたが、私たちは猪一番に申し込みを済ませて露天風呂へと直行した。
何せここの名物は、川沿いにある混浴露天風呂! 
先に男性客が入ってしまえば私が入りにくくなるし、女性客が入ってしまえば彼が入りづらくなる。
ということで、皆よりお先に混浴露天風呂へと向かったわけだが、さすが秘湯と言われるだけあってその道のりは長かった…(^^ゞ

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川沿いの崖に作られた階段をひたすら下りて行き、吹きっさらしの凍った細い通路を下って、コンクリートに囲われた薄暗い階段を下りた先にある小屋(脱衣所)の扉のその奥に、褐色の湯色をした露天風呂があった。
源泉付近は熱めだが、周囲の気温と雪によって冷まされた露天風呂の湯は全体的にぬるめなので、ゆっくりと雪見の露天風呂を楽しむことが出来る。

3500440途中、一組のカップルと女性客が覗きに来たが、入ってくるかなぁ~ と思いきや…、入っては来なかった。
確かに私たちが先に入っているので入りにくいとは思うけど、ここまでの道のりを考えると…、露天風呂に入らずして戻って行く方こそ勇気がいると思うのだけど・・・。

結局、1時間ほど貸し切り状態のまま露天風呂を楽しんで湯から上ったのだけど…、夫が脱衣所からなかなか出て来ない…。
「どうしたの?」と尋ねると、「ちょっとのぼせた…」とのこと・・・。
確かに…、私は何度か岩の上に腰掛けて自分の脈と相談しながら入浴をしていたけれど、彼は源泉に近いところでずっと湯船に沈んだまんま…。 のぼせて当然かもしれない…(^.^;)。

行きに下ってきた道を今度は上って行かねばならない。
途中まで一緒上って来たのだが、残り3分の1地点で夫がギブアップ! 「先に行ってなさい」 と言われたので、私は彼を放って一人女湯に行き、のんびり ゆったり 濁河温泉を堪能した(^^)v

そして1時間ほど楽しんだ後、湯から上ってロビーに行くと、暖炉の前で夫がのびていて…(^^ゞ  「ど~も、湯あたりしたらしい…、 動けない…」 とのこと…
ど~しよう… ( ̄▽ ̄;)  「泊まってく?」と聞いたが、「帰る…」と言う。
しかし、私は雪道の運転どころか、彼の車のハンドルを握ったことすら一度もないので、一応、「ど~やって帰るの?」と聞くと、「自分で運転して帰る」と言う。
それから1時間ほど彼は暖炉の前で熟睡し、私はパソコンでピコピコ書き物…。
何とか体力を持ち直して帰路についたが、ぼ~っとしながら運転しているせいかカーナビのアナウンスを聞き逃し遠回りをして帰るハメに… (^.^ゞアチャ~
途中、何度も休憩をしながら帰ってきたので、帰宅時間はかなり遅くなってしまったけれど、それでも、「雪見」・「美食」・「温泉」 の三条件をクリアーした 1 Day Trip は、存分に楽しめた(*^^*)
ダーリンさん、ご苦労様でございましたm(__)m

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清水寺界隈 から 祇園・八坂神社 へ [Travel]

上鴨神社 ・ 下鴨神社 と まわった後はお楽しみの Launch time !
あてずっぽうに入ったお店は、観光客がほとんど通らないような路地裏のとても小さな一軒小料理屋さんで、素朴な京の味を楽しむことが出来た。

この近くの駐車場に車を止めたまま、今度はタクシーにて清水寺界隈へと向かう。
経書堂の交差点で車を降りて清水坂を行くが、しかし…、ここはいつ来ても人でごった返している…。
それでも何だか好きな場所であるので、機会がある度にちょくちょくと訪れているのだが、その楽しみの一つに‘食べ歩き’というのがある。
ところが今回は、「夕食に差し支える!」との理由で食べ歩き禁止令が出され(/_ ;)‏、指をくわえたまま 「食べたいなぁ~♪ 美味しそうだなぁ~♪」との言葉を連発しながら、人波をかき分け かき分け 清水坂を上がって行く。

3494523この道の突き当たりが云わずと知れた京都三大観光スポットの一つ、清水寺である。
清水寺は奈良時代末頃の開創と伝えられ、現在では法相宗より独立し、北法相宗として単立の一寺一宗を名乗っている寺院である。
今回は、清水寺の参拝を目的としてここへ来たわけではなく、この後 祇園の八坂神社へ初詣に行くお散歩コースとして立ち寄っただけなので、仁王門の前で写真撮影を しただけで清水寺には入場することなく 今 上がってきた清水坂を引き返す。

そして経書堂から右に折れて産寧坂(三年坂)を下る。 ここには着物姿の女性が多くて、「私も着物で来ればよかった…」と、ちょっと羨みながら、今度は二年坂(二寧坂)へと下りて行く。
途中、数軒のお店に立ち寄りながらぶらりぶらりと散歩道。 ただ歩いているだけで楽しい(#^^#)
一年坂からねねの道に入り、今回は初めて石塀小路を歩くことにした。
細い石畳敷きの小路の両脇には旅館や小料理屋など建ち並び、観光客さえいなければとても静かで、舞子さんや芸子さんの下駄の音の似合う情緒ある小路であろうが、何せ今日は Weakend !  
狭い通りには、ニセモノ舞子(仮装…、じゃなくてレンタル衣装・舞子変身プランの観光客)らが忙しく記念撮影などをしているために通行止めの渋滞状態で、風情のある小径と言うにはちょっと無理があったが、それでも京都らしさは十分に味わえた。

3494524石塀小路を抜けて右に行くとすぐに八坂神社の南楼門に出る。
平安初期に創建された八坂神社は、‘祇園さん’の名で呼ばれ親しまれている京都を代表する神社の一つである。
正月七日も薹に明けたというのに境内はたくさんの参拝客で溢れかえっている。
驚いたのは、「これ、なんの行列?」と思ったら、本殿に参拝する人たちの行列で、通りを塞ぐほどの大渋滞になっている。 「WaO~! エライこっちゃ!」 と言う感じ…(^.^;)
とてもゆっくりと歩いていられる状態ではなかったので、結局、早々に退散することになった。

最後の初詣場所は不発に終わってしまった感じではあったが、この人混みこそ初詣の醍醐味なのかもしれないね! 
しかし、まぁ~、何を祈願するわけでもなく・・・、 いったい何をもって「初詣」と言えるのだろうねぇ…(^.^ゞ
あれ~?! 「初詣」って新年に初めて寺院などに参拝することを言うんだよね~?!
それだったら、今年はもう既に済ませているし、今回の「初詣もどきツアー」っていったい何だったんだろうね~σ(^_^;)?  ま~ぁ、「楽しけりゃ~ それでヨシ!」って いつものパターンだねo(^^)o

このあと、四条通から花見小路に入って鴨川までぶらりぶらりと京の裏町を散策すると、寺院などの観光地ばかりがクローズアップされている京都とは一味違う京都を垣間見ることが出来て、それもまた楽しかった。

まだまだ書きたいこと い~っぱいの 京都1day初詣もどきツアー だったけど、この辺でやめておこう…

3489143さてさて、食べ歩きを我慢した末の京都Dinnerは、地元の人しか来ないような小さな小料理屋に入って、お薦め
メニューをあれこれオーダー。
どれもこれも美味しかったけど、お腹いっぱいに食べ過ぎて苦しかった~ぁ( ̄▽ ̄;)
あ~ぁ…、 欲望も度が過ぎて満たされれば愚痴になる…  頭の中も、腹の中も、常に‘我’で満タン状態の
私だ・・・・・・

     こんな私が 誰に向かって 何を申すか 初詣                       (おわり)

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上鴨神社 と 下鴨神社 [Travel]

今回の初詣によって、上鴨神社 ・ 下鴨神社 というのは通称であり、正式名称が別にあるということを始めて知った。
両神社とも賀茂氏の氏神を祀る神社として7世紀頃に創建され、当初は両社ともに賀茂神社(賀茂社)と総称されていたそうだが、8世紀の半ば頃より上社と下社に分社されたのだそうだ。
この二社が、「上鴨」と「下鴨」の名で呼称されるようになった由来は、京の都の中心を流れる鴨川のその下流に祀られているお社というところから「下鴨」と呼ばれるようになり、これに対して上にあるお社ということで「上鴨」と呼ばれるようになったのだとか…

最初に訪問したのは上賀茂神社の方で、こちらの正式名称は、「賀茂別雷(かもわけいかずち)神社」と言って舌を噛みそうな名前である。

駐車場の関係上、一の鳥居も二の鳥居も通ることなく、第三の鳥居(?)をくぐって桜門の横に出る。
その朱塗りの門を通り抜けた高倉殿との間のすぐ左手に、この場には不釣合いなビニールテントが張ってあり、そこにこんなもの(参照・右側の写真)が置いてあった。
これはヒノキの皮で、「ここに願い事を書いて奉納しておくれ~! あんたの行いが良けりゃ~、その願いは神さんが叶えてくれるでぇ~!」 という上賀茂神社のオリジナルグッズ(?)のひとつのようで…(^.^ゞ、 この桧皮奉納は一枚一願につき2,000円な~り~!
そして、高倉殿の脇には、鈴などのお守りグッズと並んでこんなもの(参照・左側の写真)もあった。
これは卯杖(うづえ)と言って正月ならではの縁起ものなのだそうで、これを購入(?)して自宅に持ち帰り祀っておくと次第に枯れてくる…、で、「卯杖が枯れてきたならば、それはあんたのお家の邪気が祓われたという証じゃ!」 ってことらしいが… (;^-^)ゞ マジかい?!  こちらのお値段、一束3,000円な~り~!

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その高倉殿をくぐると、向かって左手には「権殿」、右側には「本殿」が建ち並んでいる。
そこに一枚の張り紙が・・・  「ご祈祷、お一人様2,000円な~り~\(^o^)/」 ・・・
お安いでございますね~ぇ! これで願いが叶っちゃうのならば!
そして本殿前を順路に従って通り抜けた所にはお決まりの御守り売り場があって、願成就や厄除けグッズがワンサカと陳列してあり、この前を通り抜けると今度は絵馬や護摩の祈願所があり、ご親切なことに 「‘願いごと’参考記入例」 の見本まで置いてある。 さすが、サービス業・・・!
商人顔負けの商売っぷりにはいささか驚いた! 神社ってスゴイな~ぁ!!

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さてさて、参拝…ならぬ見学を済ませて再び桜門の前まで戻ったところで、今度は朱塗りの「玉橋」(通行禁止)を右手に見ながら、か細い御物忌(みものいみ)川を渡った。
その橋の袂、左手にある小さな社が、縁結びで有名な片岡社なのだとか!
そこに、とても真剣そうに長い時間をかけて祈願をしていた同年代位の女性がいたので何だか話しかけてみたくなったけど、今日は一人旅ではないのでやめておいた。(^^ゞ 

この後、御手洗川を越えて細殿の南側を抜けると、上賀茂神社の見どころスポットとて名高い(?) 立砂があったのだが…、しかし、それよりもはるかに目立っていたのが 上賀茂神社特製のおみくじツリー5本立て! 
いや はや (;^-^)ゞ あはは~♪


上賀茂神社を見学したのだから、もう一方も見ておかなければ片手落ちになっちゃう! と いうことで、今度は下賀茂神社へと向かった。
こちらの正式名称は、「賀茂御祖(かもみおや)神社」と言って、上賀茂神社の正式名称と同様にやっぱり聞きなれない名前だ。

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こちらの神社でも駐車場の関係上、正面からは入らずに本殿脇の通路より入場…。
思い返してみるれば・・・、 真正面から神社に入ることって…、ほとんどないなぁ~σ(^_^;)?

下賀茂神社は、上賀茂神社よりも少しは落ち着いた感じだったけれど、やっぱり同系列だよなぁ~、という感は拭えない。
中門をくぐりぬけるとその両サイドに賑やかく干支のお社(言社)が建ち並んでいる。
そして中門の正面には幣殿があるのだが、ここに半透明のビニールシートのカーテンが張られてあるのでこれより奥をのぞき見ることが出来なくなっていた。
「もしこの奥を見たくば、所定の祈祷料を支払ってから入場しろや~」というシステムになっている。
もちろん(*^^*)、 私たちは入場することなく引き返してきたが、この幣殿の奥に続く祝詞舎の先には、右手には東本殿、左手には西本殿があるのだそうだ。

ここ下賀茂神社には、「鴨の七不思議」なるものがあるのだと、いただいパンフレットに書いてあったが、興味をそそられたのは 「みたらし川の水あわ」というもの。
その注釈はと言うと、境内の東側にある‘みたらし池’は、夏の土用に清水に足をひたして無病息災を祈るところだそうで、その池から湧く水のアワを形どったものが‘みたらし団子’の原型になったのだとか!
つまり、ここ下賀茂神社は、みたらし団子発祥の地だと言うこと!(^0^)!

あ゛ぁ゛・・・・・ これが、嘘であっても、本当であっても、ここでみたらし団子を食べずして帰ったことが、今、とても悔やまれてならない… (T_T)
                                                     (つづく)
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今宮神社 と あぶり餅 [Travel]

毎日変わる、その時々で変化し続けている気分そのままに、フッと書きたくなったこと、心に思い浮かんだことをこうして文字にして行く 「私スタイルのBLOG」であるが故に、一連性がまるで無く…、なおかつ時間的にもかなり不規則なこのBLOG…(^.^ゞ。
今、唐突に、初詣について書きたくなった(^^♪

今年、お正月も薹の昔σ(^_^;)?に過ぎたとある日、誘われるまま 流されるままに、ただ ふらふら~っと 初詣に出かけることになった。
別に、「願成就の祈祷に行こう\(^o^)/」って訳じゃなく(^.^;)、単なる観光! 社会見学の為に向かった先は、やっぱり京都 (^^ゞ 初詣の定番よね! 
京都に来ていながら先生やMRさんに会いに行かれないっていうのは寂しいけれど、でも でも ドライブデートは大~好き♪ とっても楽しかった♪

思い返してみれば、京都へ聴聞に来るようになった最初の2,3ヶ月間は、一石二鳥とばかりに必ずと言ってよいほど御法座と京都観光をセットにして京都に訪れていたよなぁ…
全くふざけた聞法姿勢であったなぁ~ なんて…、 鼻先でちょっとだけ思いながら、 でも、今でこそ京都観光はしなくなったものの、真剣に聞き求めようという態度で京都入りしたことなど一度も無く、ここのところは以前と何ら変わりがない、相も変わらず如来さま泣かせの私である… と 知らされるばかり…。
しかしながら、京都観光と言っても私が訪れる先は、親鸞聖人の御旧跡か、花の名所に限られており、この条件に値しないところに行くことは滅多になかった。
なので、今回、初詣の為に訪問した神社は、私にとっては未知の領域! 「へ~ぇ、これ、世界遺産だったの?!」 と言うことすら無知のまま訪問することになった。

最初に連れて行ってくださったのは、今宮神社。
実は、名前を聞くのも始めての神社であったが、「‘あぶり餅’が有名だよ!」 と聞いて、「おぉ~、それならば何時ぞやテレビで拝して、ぜひに ぜひに 食してみたいと思うておぉた銘菓ではないか(^◇^)!」 と、急に興味が湧いてきた!

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神社に詣でるよりも先に、まずは甘味処へと直行! 
あぶり餅のお店は、神社東門に向かって、右手に創業1,000年の元祖正本家を名乗る「一和」さん、左手には創業400年で本家根元を名乗る「かざりや」さんの二軒がある。
見た目にはどちらも差異のないあぶり餅を店頭にて焼いているが、後々調べたところによると、昔ながらの味を守り続けている「かざりや」さんの方が美味しくて人気なのだとか!
そんな事前情報など私は何も知らなかったけれど、客の入りも良く、呼び込みの元気な「かざりや」さんの店先にて一服。
あぶり餅は、きな粉をまぶした一口大のお餅を竹串に刺してあぶり焼きをしたものに、甘い白味噌のタレをつけていただく和菓子。 その素朴な味が何ともいい~(^^)v 「美味しかった♪」

さて、思いがけず念願叶って美味しいものをいただいて、今度は何を願うか?初詣!
今宮神社の起源については、平安建都以前より疫病の神とされるスサノオを祀る社がここにあったということしかわかっていないようだ。

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しかし・・・、 ここは、ジョークの許されている神社のようである。
東門から境内に入ってすぐの左手に神馬舎があるのだが…、普通は本物の馬がいる所に、とてもユーモラスなというか、あきらかにふざけた表情の馬の置物が飾ってあり、また境内中央の拝殿には、巫女に扮した少女のマネキン人形がいくつも立ち並んでいるという、なんだか奇妙な神社であった。 愉快でいいけど(*^-^*)!

(つづく)

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新世界 ・ 通天閣 [Travel]

今回の一人旅は、ここでおしまい! お昼過ぎには大阪城を出て一旦難波へと戻る。 

この旅のきっかけとなったのはこれより三日前のこと…、 Yuさんからメールで、
「今週末の金曜日、仕事で大阪出張することになって、その後に僕は僕の師匠と会うことになったんだけど、君も会ってみたい?」って聞かれて、
「もっちろん(*^-^*) ぜひ、ぜひ、会いた~い\(^o^)/」って即答!
そして、Yuさんの師匠から私も同席していいとの許可をいただいたので今回の大阪行きが決定した。
で、せっかく大阪まで行くのだから!と言うことで、ついでに大阪観光などしちゃった訳だけど、この後は、お仕事の終わったYuさんと待ち合わせをして、ここからは大阪二人旅(^^)v

「大阪には仕事でよく来るし会社が難波にあるんだ」ということで、ここら近辺に詳しいYuさんの案内で連れて行ってくださったのは、「新世界」といわれる歓楽街!

3465578これが・・・・・・  実に楽しい場所で、見るもの、見るもの、興味津々! かつ、新鮮な驚きp(^o^)q
ガード下の通路に広げられた、偽ぶらんど(?)品や、売れそうもない(?)余剰品を並べた露天商。
その先の狭いアーケード ストリートは、ジャンジャン横丁(南陽通商店街)と言うのだそうだが、潰れた店もチラホラとあるけど、その一つ一つのお店は個性的で面白くって、ついつい覗き込んだり、体験したくなってくる。
串かつ屋さんに並ぶ行列、立ち呑みの居酒屋さんでホントに立ち飲みをしている人たち、カレーうどんしかないお店、それに囲碁や将棋を指すお店なんて始めて見た!
お店だけではなく、街角のあちらこちらには意味不明のものもたくさん目に付いて面白い!
アーケードが途切れたところからは、「これは、大阪人しか着ないよねσ(^_^;)?」というような洋服屋さんが並び、その先の新世界公園本通商店街に出ると今度は、各お店の派手な外観とその装飾物に驚いた!
それに、真昼間っから居酒屋がOPENしている上に、店頭には何人もの店員が呼び込みをしている光景を見るのも初めてだ!
また、この通りは、アンティークなゲームセンターや、クラッシックなパチンコ屋さんもあって、何だかお祭りに来たような雰囲気が楽しめて、気分はかなりHighなる!

3465580え゛っ?! Launchに居酒屋f(^_^;? って思ったけど、その中の一軒に入ることになった。
オーダーしたのは、串かつ や もつ鍋などの大阪名物!  
へ~ぇ、大阪名物って、粉もんだけじゃ~なかったんだね~ って、一つお勉強になった(^^)v
串かつは、アボカド揚げやにんにく揚げ、それにたこ焼き揚げなんていう変りダネもいろいろあって面白美味しかったよ。 また、大阪流のソースの付け方なるものも知った(^.^;)
もつ鍋は、しょうゆベースなのか、みそベースなのかわからなかったけど、こちらも最後に底をさらうほど美味しくいただいた!
それに、真昼間からいただくカクテルのお味も最高~だね(*^-^*)

3465579Launchの後は再び新世界公園本通りから、今度は通天閣南本通商店街に出ると、その真正面に、「安心と信頼の日立グループ」と書かれたプラカードを貼っ付けた通天閣がど~~~んと聳え立っていた。
おぉ~・・・・・ 今まで、ちゃんと見ることなんてなかったけど、ここ新世界から見る通天閣はいいもんだね!

さてさて、すっかり遊んでしまったが時刻は夕刻になり、そろそろYuさんのお師匠さんとの待ち合わせ時間が迫ってきたので新大阪の駅へと戻る。

何だろう・・・ この胸の高鳴りは? いつものドキドキや、いつものワクワクとは、チョット違った感じ!
う~ン・・・ なんなんだろう?!   
あっ! もしかして… お見合いの前にはこんな気持ちになるのかも?! (^^;) 何のこっちゃ?!

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大阪城 (石山本願寺) [Travel]

大阪旅二日目の朝、真冬の清々しい空のもと、大阪城へと向かった。
昨日よりも風が弱まったおかけで、今日は寒いなりにもお散歩日和(^^)v

大阪城公園駅から寝屋川沿いを歩いて青屋門へと向かう途中に桜の花を見つけた。
この桜、‘十月桜’という名の四季桜だ。 
その根元にはタンポポの花まで咲いて、何だか春先の小路を散歩しているみたいで楽しい~(*^^*)

大阪城に訪れるのは三回目かな? 
若かりし日は、ナンパなどをされて嫌な思いもしたけれど、今となればそれも懐かしい~な~f(^_^)
この歳になってしまったら、もぉ~誰も声なんてかけてはくれない?・・・ などと極楽橋の上からキラキラと朝日に照らされた内濠の水面を眺めながら、一人想い出にひたっていたところに、背後からそっと忍び寄る人の気配…!
「今日は一段と寒いですね~」 と声をかけられて振り向くと、そこには60歳台前半のおじさんがニコニコとしながら立っていた。
「そうね。 でも、風がないからいいわ!」 なんて言葉を返したものだから、この後天気予報の話から徐々にエスカレートして、「一人旅ですか?」などの会話が始まってしまった・・・(^.^ゞ。

そして、このおじさん、それは それは 親切な方で、こちらが頼んでもいないのにくっついてきてアレコレと観光ガイドをし始める。 f(^_^;
そりゃ~ね、何も知らないままに、ただ一人でトポトポと歩いているよりは、いろいろと教えてもらえてるっていうはありがたいけど・・・、
でも 私、正直言って、大阪城そのものには、まるで興味が無いのよね~ (^-^;)
だから、ちょっと退屈しながらもおじさんの話に付き合って、適当に相づちを打ちながらおじさんと一緒に歩く。
ただLUCKYだったのは、このおじさん、大阪城の歴史や周辺地理に詳しいだけじゃなくって、首から一眼レフのカメラをかけている通りに、お城の撮影ポインについてもかなり詳しい。
「いい所に連れて行ってあげる」、「秘密の場所を教えてあげる」、な~んて言う危険極まりない台詞を平気で連呼できちゃうこのおじさんって・・・、一体何者?(;^-^)ゞ

3463970そして、おじさんお奨めの撮影ポイントで私が一番気に入ったのは、日本庭園の池越しに見る天守閣。
無風の日には、この池の水面に天守閣が鏡のように映って、とっても美しく不思議な写真が出来るんだって、おじさん、自分の撮った写真を何枚も見せてくれたけど、ホントにきれいだった。
残念ながら今日は無風とはいかないけど、出来た写真はこんな感じ (*^-^*)→

3463971この後、おじさんとはバイバイして、公園内のお食事処で遅めの朝食に「あんかけうどん」なるものをいただいた。 うん(^^)v けっこういけてる! 美味しかったよ!!
お腹も落ち着き一人旅に戻ったところで、今回大阪城に訪れた最大の目的の場所を目指して歩き始める。

先のBLOGでも記した通り、豊臣秀吉がこの地に大阪城を建てる前、ここには蓮如上人が建てられた石山本願寺があった。
「ここにあった」ということが、一部出土品からわかっているだけで、寺としての実態は、ほとんどが未解明のままである。
なぜならば、ここ大阪城が国の特別史跡に指定されているが故に発掘調査ができないのだそうだ。
蓮如さまが御法の発信地として築かれた石山本願寺が、一人の人間の私利私欲の為に潰された だなんて・・・、 なんだか、考えさせられちゃうなぁ~

3458063桜門から出て右手 「多聞櫓」に向かって歩いて行った道の左手脇に、「石山本願寺推定地」と刻まれた小さな石碑がある。 それだけである。

もう一ヶ所、ここから東に戻って梅林の方へと向かうと、そこには蓮如さまの「六字名号の碑」がある。
そしてその裏手には、どんな意味があるのかわからないけど、「蓮如上人袈裟懸の松」とされる木の根っこが大事そうに囲われている。

今回、大阪城を訪問したのは、何となく昔が見たかったから・・・。 あくまで想像のみの世界だけどね!
でも、町全体が御法に溢れているってどんなんだろう~
毎日御説法を聞いて、家族とも、友達とも、ご近所さんとも、また道行く人とも法を語り合えるってどんな世界なんだろうな~ って思い描いていたら、みんな笑っている情景が脳裏に浮かんだ・・・・・
自分の内を見たならば、ドロドロの真っ黒けだけど、 でも、ひとたび御法を仰げば…!ってところで、 「所詮は今生ごと!」、 「わしら凡夫のやることは…」、 「仏さんのお心は~」、 な~んて、笑いながら‘南無阿弥陀仏’を口に称える人たちの笑顔が浮かんできた。

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四天王寺 [Travel]

北御堂・東御堂の別院を後に次に向かったのは四天王寺。
ここを訪問した理由は・・・・・、 特にない(^^ゞ  
ただ何となく、よく耳にする名前だなぁ~って思っただけで、事前情報も何も調べることなくフラ~ッと訪問しただけだったから、私の中のみちくさ虫がうずいて途中にあった「一心寺」なるお寺のその外観には妙に気を惹かれたりもしたけど…(^-^;  でも今回はパス…! 次回、機会があれば寄ってみよぅ!

そして、「寒い、寒い」と縮籠もりながらも四天王寺に到着。
第一印象は、・・・・・  「なんじゃこりゃ?!?!?!」 と…、一瞬、狐につままれた感じ…(^.^;)
だって、お寺だと思って来たら、入口にはいきなり大きな鳥居があって…! でも、その袂には仏壇屋があって…、 思わず目が点… (・o・)ワオ  ここ、面白いかも?!

3462442鳥居をくぐると正面には朱塗りの西大門、通称「極楽門」と言われているそうだが、やっぱり神社なのか寺院なのかよくわからない感じ…(^.^ゞ
そして極楽門に向かって参道左手にフッと目をやると・・・、 \(^o^)/ なんと! なんと! 親鸞聖人の像があるではないか♪  「わ~い! わ~い! 親鸞さまだ~! こんちは~(^◇^)!」 って、元気になってそちらへと駆け寄った!
「でも、なんで親鸞さま、こんな所にいるの? 四天王寺って何宗?」って疑問が次々に湧いてきて・・・、 これを解決すべく親鸞聖人像の横に建つ小さな建物に向かった。
すると、その入口には、「おたずね所」と書かれた大きな看板があり、これは好都合とばかりに中へ入る。
この建物、「見真堂」と言うのだそうだ。 
室内は、5m四方のコンクリート敷きで、その正面には、チョットした祭壇が設えられており、聖徳太子さまの絵と六字の御名号が掲げられてあった。
その入口左手にはテーブル一つ分の土産物屋があって、店員のおばさんが一人、無言のまま私の方に視線を向けた。 この人しか聞ける人いないよねぇ・・・(^.^;)? ってことで率直に聞いてみた。

Q.「四天王寺に、なぜ、親鸞聖人の像があるの?」
A.「このお堂が親鸞聖人の名前のお堂だからです!」
Q.「四天王寺は何宗のお寺なの?」
A.「和宗です。日本の仏教の総本山ですので、宗派を問わずお参りができます!」
Q.「四天王寺と親鸞さまの関係は?」
A.「聖徳太子を中心に、日本仏教のすべての祖師が四天王寺には祭られています!」
なんだかよくわからない回答だったので、私は質問するのをあきらめて堂内の写真を撮ろうとした。 
するとおばさんがあわてて言った、「罰があたるからやめてください!!」と・・・・・
なんか・・・・・・、 すごい深い体験をしたような感じ… f(^_^)   疲れた~ぁ ( ̄▽ ̄;)

おばさんが言うように境内には宗派を問わずたくさんのお堂が点在していた。
阿弥陀堂があって、太子堂があって、弘法大師もいて、それに神社っぽく、布袋さんや大黒さんもいる。
日本仏教の総本山ではなく、日本宗教のフルーツポンチと言った感じかな! ここは奥深く見学する気にはなれなかったので、境内をふらふらとお散歩するにとどめて、この後は今夜のお宿に向かった。

3462443宿は難波駅に直結した高層ホテルで、建物内部にチャペルまであるちょっとお洒落なシティホテル!
でも激安で、ホントにきれいで安くて、メチャ気に入ってしまったv(^^♪
Check In の時 フロントにわがままを言って高層階のお部屋を急遽空けてもらったために、入室までに20分ほどロビーで待たされたけど、でも、でも、30階から眺めるその展望は、壮大でとってもキレイだった! 
一人で眺めているのがもったいないくらい!(*^o^*)

夕食は、ホテルから道頓堀まですぐだったから、深夜にフラフラとお散歩をしながら、大阪名物のたこ焼きを食べておしまい♪ 
みんなで来れば、あちらこちらのたこ焼き屋さんで食べ比べが出来ただろうに、それが出来なかったことが残念だったかな! でも、近々きっとまた来るぞ~ぉ\(^o^)/ たこ焼きを食べにv(^^)v

そして、こちらがホテルの窓から眺めた夜景。 これ、私一人のものだよ!(#^^#) 私一人の・・・
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難波別院(南御堂)・津村別院(北御堂)  [Travel]

去年・・・、と言うより先月、ど~してもBLOGに書いておきたかったのに時間がなくてかけなかったことで、且つ、ど~しても1月7日までには、振り返っておきたいこと・・・、それを書き始めようと思う。

唐突に大阪へ行く用事が出来た。 そのご用は数時間もかからないで終わってしまうだろう・・・。
でも、せっかく大阪まで行くのだからそんなんではもったいない! と言うことで、宿を予約して一泊二日のスケジュールで大阪旅をすることにした(^^)v

久しぶりの大阪♪ 行きたい所はいっぱいあるが、あれこれと所用があってそうそう早くに家を出られず、それに寒さも手伝って大阪に着いたのはとうにお昼を過ぎていた。 
そして、連日の睡眠不足もたたっていて少々お疲れ気味のまま大阪旅はスタートした。 
何故そうまでして予定を組むのか・・・・・  それは・・・・・、 欲張りに生き焦っているから…かな・・・?

最初に訪問したのは、本願寺派津村別院、通称 「北御堂(きたみどう)さん」である。
ここを語るには、石山本願寺の歴史から始めなければならないのであろうが、今はちょっと横に措いておいて、ここでは当寺HPを参考に簡単にその沿革を記しておこう。

3458062

遡ること五百数余年、蓮如さまの手によって建てられた石山本願寺を中心に寺内町が形成された大阪の街には、親鸞さまの御教えが人々の生活の中に極自然に浸透していたそうだ。
ところが、時は戦国時代。 織田信長による本願寺への攻略によって大坂を追われた石山本願寺の門徒衆は、「お念仏」の教えを守るために楼の岸に新しい坊舎を建立し、その後、現在の地(津村郷)に坊舎が移されたことで「津村御坊」となり、そこに篤信な門徒が集まって大坂商業の中心「船場」の町を築いてきたのだそうだ。

現在の建物は、昭和20年の大阪大空襲で消失した後、昭和39年に復興されたもので、モダン… というよりも、どこか来るものを阻むような冷たさとお寺らしくない味気のなさを感じた…。
御堂筋に面した道沿いに幅広くとられた大きな階段を上がりきったところにある大きな山門をくぐると、その境内の右手には親鸞さまの像、そして左手には蓮如さまの銅像が迎えてくださる。
その境内から正面の大きな階段を上がったところに津村別院の本堂がある。
こちらも外観同様にシンプルで、堂内の‘気’もどこか無機質な感じ・・・  
そうね、悪く言えばまるで葬祭センターの式場みたい・・・ って思っちゃった。

何か腰を落ち着けることができぬままに北御堂を後にして、この次に向かったのが、ここから500mほど南に位置する 真宗大谷派難波別院、通称 「南御堂」(みなみみどう)さん」だ。
こちらも当寺HPを参考にその沿革を記しておこう。

3458061

大阪での真宗の歴史は、やはり蓮如上人の時代まで遡り、日蓮宗(法華宗)の攻撃をうけて京都・山科本願寺が破却されたことから蓮如上人によって建立された「大坂坊舎」が本寺と定められ大坂本願寺(石山本願寺)となったことに始まる。
しかし、本願寺第11代・顕如上人の時に織田信長と本願寺による「石山合戦」が勃発し、11年間にも及ぶ戦の末に和睦したものの本願寺の寺基は、紀州(和歌山)に移される。
そして、信長が打たれた後は、豊臣秀吉が石山本願寺の跡地に大坂城を築城したことで秀吉から寺地を寄進され、そして建立されたのが、現在京都堀川の地にある西本願寺、本山である。
ところが、第11代・顕如上人より継職した長男で第12代・教如上人は1年足らずで秀吉により隠居を命じられてしまう。 
しかし、教如上人は隠居の身となってもお念仏の教えを各地に弘められ、1595年に大阪に戻った後は、渡辺の地に堂宇を建てて難波別院の前身である「大谷本願寺」を建立された。

と、言うことで、浄土真宗が東・西に分裂した舞台となった大阪のこの地を一度訪ねてみたいと思っていた訳で(^^)、せっかく大阪に行くのだから!と今回の訪問となった。

難波別院(南御堂)も御堂筋に面した通り沿いにあって、津村別院(北御堂)と同様にコンクリート建てのモダンなスタイル。 でもこちらは、拒否されているような冷たさは感じられない。
北御堂と違って段差も構えもない本堂に入ると、ちょっうど2,3家族の年忌法要が営まれていた。
後ろの席に腰掛けながらお勤めを拝聴し、最後に、「願以此功徳 平等施一切 同発菩提心 往生安楽国」 と、導師に合わせて口の中でもぐもぐと言った後、声に出して、「なまんだぶつ、なまんだぶつ・・・」 
と言ったのは、 えっ?! 私だけ?!
法要の為に座している家族はもちろん、導師のお坊さんですら一言もお念仏を口にされず、しかも一礼もすることなくお仏壇の前を素通り・・・! これには驚いた!!
思わず目を丸くして、「お念仏は? ‘南無阿弥陀仏’さまは?」 と、声に出して呟いてしまったほどだ!

このことを後でG先生に報告すると、「へぇ~、そうなの~!」と言って笑っておられただけだったけど…、
私には、「人のお念仏やで~、あんたがそんな心配しなさんな!」と聞えた。

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別院へ初詣 & 新春輪読会 [Travel]

正月三日、決してお暇という訳ではないけれど(^.^ゞ 自宅でのFreetimeを持て余していた私とYuさんとで急遽お正月デートをすることになった。
修正会でのS先生のお話しじゃないけど、 「お正月だし~ィ…、 初詣だし…!」 と言うことで(^^)v、今日は晴れ着を着て出かけることに決定!
着物を着るのは久しぶりだったけど(三年ぶりかな?)、見積もっていた時間よりも早く着付けることが出来たので予定よりも少し早めに家を出た。

待ち合わせの駅で遠くにYuさんの姿を見つけて手を振ったが、Yuさん、全然私に気付かない…(^-^; 
目の前まで来て、「着物じゃん!」と目を丸くしたYuさんの顔がとっても面白かった v(^^)v やったね!

3456247まずは初詣! と言っても元旦祈願に行く訳じゃないけど・・・(^.^ゞ
最初に向かったのは、本願寺派名古屋西別院。 
本堂にはお参りの人は誰もいなくてとても静か…。
それに、お内陣もいつもと何ら変わりなく、お正月と言っても何もしないんだ~ぁ、と新鮮な発見!
そして、フッと目を惹いたのが、焼香台にあった大きな香炉に張り付いている人っぽい形体をした龍の装飾。(写真右側)
そ~言えばお寺には龍の飾りが多く使われているけど、龍って、お釈迦さまを伝えるお話しの中にも幾度となく登場する。 仏教と龍って不思議に関係しているんだな~ぁ…  
ところで・・・・・、 龍って、どこから湧いて出てきた生物???

3456249この後は大須商店街を散策しながら大須観音へと向かう。
こちらは別院と違って、たくさんの参拝客が来ている!
大須観音と言うのは通称で、正しくは、北野山真福寺宝生院、真言宗智山派の寺院である。
境内のあちらこちらに安全祈願や厄除け祈願の文字がおどり、御守り屋さんも商売大繁盛! そして本堂では護摩焚きのお勤め中で導師のお坊さんが読み上げる、「家内安全、○○誰々…」との朗読が延々と続いていた・・・
いや~~~(^-^ゞ  
神頼みか、仏頼みか、はたまた自分頼みか…、 さてはて、一番御利益がありそうなのは、な~に?!

3456248最後に訪問したのは、大谷派名古屋東別院。
こちらはそれなりに参拝客もいて、お西の別院よりも多少は賑やかな感じ。
お内陣の装飾にも今年の干支・寅を意識したものが使われていたり、御仏花もお正月用に盛られていた。

ここで目を惹いたのが、本堂正面の両脇に置かれたテーブルの上に備えられたたくさんの鏡餅。
へ~ぇ! 何だか、浄土真宗とはかけ離れた行為のように思えるけど・・・(^^ゞ へ~ぇ…、そ~なんだ~ぁ… と、こちらも新鮮な発見!
もう一つ、へ~ぇ! って思ったのが、本堂の出入り口付近に置かれた机上の箱の中に無造作に入れられたいくつかの御仏飯と、その横には、「ご自由にお持ち帰りください」の文字。
そしてお坊さんが、「仏さまのお下がりです、尊いです、お一ついかがですか~?」みたいな呼びかけをしていたが・・・、 こんなの初めて見た…(^.^ゞ

3456250お昼少し前、今日は私が和装ということで、これに合わせて近くの‘かに道楽’に連れて行ってくださった。
個室でいただく美味しいお料理に 心も お腹も大満足!
これぞ私が求める喜びじゃ~ぁ\(^o^)/ 
な~んてネ…、 でも、美味しい幸せはここまで(^-^;

デザートをいただいた後は、食後のお茶をすすりながら、二人だけの輪読会(^◇^;) 
少し前の同人誌の誌上法話より、G先生の「誓願不思議」を読ませていただいく。
ここの所は京都での輪読会でも読ませていただいたところだが・・・、何だかとても不思議な感覚・・・
一年前と今とでは、こんなにも捉え方が違ってくるものなのかなぁ…? 大多数ではなくマンツーマンだからこんなにも違った受け止め方をするのかなぁ…? 
何故かはわからないけど、一年前にこれを読んだ時には、難しい言葉にとらわれたり、自分の中に疑問や感じをわざわざ探したり、人の言葉に囚われて振り回されたり一人遊びをしてみたり、また、結局わからんじゃん!と言うところに居座ってみたり・・・  今にして思えば、「‘自分’ばっかりで、全然‘御法’なんか聞いてないじゃん!」ってところ…!
それじゃ~ 今はど~か… と言えば、「ここのところは、いつも いつも G先生に聞かせていただいているのに、私…、全然聞いてないじゃん!」ってところ…。
結局、どっちにしたって何にも聞けていない・・・  何回聞かせていただいても何にも聞いていない・・・・

ただ、以前と違うところがあるとすれば、この御法話の中には、仏さまのお心が満ちていて、仏さまのご苦労が文字の上に後ろに溢れているってことを、ほんの少しだけだけど感じている私がいる。
それが嬉しいわけじゃなく、そんな‘感じ’をお話しできることができて、そしてこれを聞いてくださる方々がいる・・・、それが嬉しい…、それが幸せ…。
そんな、今、ここのところの私の幸せの上にも、やっぱり仏さまの願いがかかっているんだって、フッと感じている私がいる。

あぁ・・・、 私の喜びと仏さまの喜びとは、全然違うね…!
それでも、こんな私の喜びにも悲しみにも、いつも付き添っていてくださるんだね…!

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三保の松原 [Travel]

正月… と言えば日本を代表する伝統的な行事。 日本を代表する… と言えば富士山。 そして富士山… と言えば三保の松原。 な~んて強引なこじ付けで、三保の松原を語っちゃおう!(^-^;

先月の(^^)、とある快晴のとあるWeekdayに、「今日は絶好調のドライブ日和! ということで、今から富士山を見に行こう!(^^♪」と誘っていただき、軽~いFootworkでドライブに出かけた。
到着したのは三保の松原。 彼此15年ぶりの訪問である。

駐車場から松林をぬけて誰もいない海岸に出ると、その左手彼方に日本一の富士のお山が美しくも堂々とそこに座していた。

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「わ~い\(^o^)/ ふじさんだ~ぁ!!」 やっぱ私って日本人なんだよな~ぁ… 富士のお山が見られるとホクホクと嬉しい気持ちになる♪
私も新さん(暴れん坊将軍)みたいに、白馬に乗ってこの海岸を駆け抜けた~い!って気持ちになる三保の松原は、7kmに渡って54,000本もの松が生い茂った「日本三大松原」の一つにも数えられている景勝地で、「羽衣伝説」や「初日の出のスポット」としても有名!
風も穏やかでほの暖かい師走のひと時を、波と戯れながらのほほんと過ごす贅沢…、 あぁ、幸せ…(^-^)

この海岸には柵で囲われた一本の大きな松の木があり、これが「羽衣伝説」の中で、天女がその枝に羽衣をかけたと伝えられる‘羽衣の松’と呼ばれている松であり、樹齢650年もの古松なのだそうだ。

「天女の羽衣」と言うと、どうしてもこの歌が出てきてしまう。

     人間界の 寿命なら   日・月・年で かぞうれど
     如来さまの お命は   劫の数にて かぞうなり
     劫といえば どんなこと   四十里四方の 大岩を
     命のながい 天人が   三年ごとに 一度づつ
     羽衣をもて 一度なで   なでて なでて なでつくし
     さすがの岩も すりつくす   あいだの年が 一劫ぞ

阿弥陀さまが法蔵菩薩さまであられた時、その 永い 永い 一劫という時間をかけて私のすべてを見抜かれ、この私が救いようのない泥凡夫の極悪人であるということをすっかり丸々わかった上で、今度は五劫という途方もなく 永~い 永~~い時間をかけて、どうしたらこの私を救えるのかということをご思案くださり、そして出来上がったのが御本願(四十八願)なのである。
この御本願、阿弥陀さまはこれを成就するために、今度は兆載永劫というはかり知れない 永~~~い 永~~~~~い時を経て、この私一人の為に、私に代わってご修行をしてくださり、‘南無阿弥陀仏’となってくださった。
想像の出来ることではない・・・  思議の出来ることではないのだ・・・  この私一人の為にかけられた如来さまの願いの大きさ・・・・・、如来さまのご苦労は・・・・・・。
それが証拠に、阿弥陀さまはもう既に十劫もの昔から、私一人を 呼んで 呼んで 呼び続け、私の来るのを 待ちに待って 待ち続けておられる。
 
     弥陀は 正覚なりてより  そなたの来たるを まちたれど 
     一劫たてども まだ見えず  ニ劫たてども まだ見えず  三劫たてども まだ見えず  
     弥陀成仏の このかたは  いまに十劫を へたまえり 
     お立ち迎えの み姿を  なんと思うてくれるぞや 
     極楽浄土の 荘厳を  なんと思うてくれるぞや 
     南無阿弥陀仏の お六字を  なんと思うてくれるぞや 

そんなお歌を頭の片隅でのほほんと思い描きながら三保の松原を散歩する。
親の心、子知らず・・・・・  
阿弥陀さまのご苦労を、何度聞かせていただいても、どれほど聞かせていただいても、一つも心にかかることがない・・・・・  石・瓦・礫(つぶて)の如き私・・・・・・

3452457そのお散歩途中の帰り道に、「漁夫 白龍(はくりょう)」と命名された彫像に目を奪われて立ち止まった私。
そんな私に近くにいたお兄さんが、「これは、天女の羽衣を見つけた漁夫・白龍の像で、天に帰ってしまった天女を見上げている姿なのだよ」と教えてくださった。
私は、白龍の像が見上げている天を一緒に見上げて見た・・・。
そこには、松の木の隙間から果てしもない空が広がっているだけで、白龍の求めているものは見えない・・・ 見えるはずが無いのだ・・・・・・。

自分の願いを思い描いた、遠い 遠い 上を方を見上げたって、そこに真実はないよ! 
私の中の、私の底の方に視線を向けた時に、フッと見させていただいたものこそが真実。
そう、心の中で白龍に囁きながらも、やっぱり私も白龍と一緒になって天上界を見上げているんだよね・・・。

3452458三保の松原を後にして、清水港の中にあるエスパルスドリームプラザへ連れて行っていただいた!
規模はそんなに大きくないけど、レストラン街に、お土産屋さんに、雑貨屋さんやブティックなど、私好みのお店がいろいろあってとっても気に入っちゃったv(^^)v
そしてLaunchには もちろんo(^^)o 地場のお寿司をいただいた♪
平日と言うこともあって人も少なく、お味も美味しく、満足・満腹に気持ち的には天上界に昇天~!
あ~あ・・・・・・・ 

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秋 の North Carolina [Travel]

「あぁ! 今週末はハロウィンだ!」 と、フッと気が付き、昔 ハロウィンの仮装パレードに参加した時に撮った写真が見たくなって、古いアルバムを何冊も引っ張り出してみた。 
でも、どこへ行っちゃったのかな~ぁ…、 目的のアルバムを見つけることは出来なかった…。
その代わり、秋の写真はいっぱい見つけた。 7,8年前にアメリカに住んでいた時の写真だ。

住んでいたのはアメリカの東海岸に位置するノースカロライナ州の州都に程近いダーラムという町。
ノースカロライナ州は、東に大西洋、西にはアパラチア山脈と、海にも山にも恵まれ、また気候的にも東京と差異はなく、日本と同じような四季折々の風情を楽しめるとても環境の良い所。

我が家から車で西に5時間くらいだったかな~? グレート・スモーキー国立公園と言う世界遺産にも指定されている山脈がある。
ここの紅葉がすっごくきれいで、毎年この時期には紅葉狩りのドライブに出かけた。

グレート・スモーキー山脈と言うのは、東面がノースカロライナ州で西面がテネシー州と二つの州にまたがったアパラチア山脈を構成するブルー・リッジ山脈の一部である。
そしてアパラチア山脈というのは、全長約2,600kmもある巨大な山脈で、その山々が北を起点に南へと順次紅葉してくるのだから、その規模は想像をはるかに越える。

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あぁ~、何だか懐かしいな~ぁ   時間に余裕が出来たら、昔の記録を整理してみるのもいいかも!
アメリカ発の旅行記 (^^)v 、 た~んまりあるもんな~ぁ(^◇^)

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2009紅葉狩り⑥ 赤尾の道宗・行徳寺 [Travel]

井波別院・瑞泉寺からR156をsouthに、荘川沿いを五箇山に向けてドライブ。
紅葉の見頃は始まったばかりというところ。 後一週間もすればピークを迎えるんじゃ~ないかな? 
でも、悔やまれるのはこの曇り空! 青空の晴天だったら、きっとメチャメチャ感動できただろうな~ぁ

3294685到着したのは、五箇山の合掌造集落… ではなく、 
行徳寺 という小さなお寺。

行徳寺は、蓮如上人のお弟子であられた弥七郎さんが、室町時代後期に浄土真宗の宣揚を目的に開かれた道場に由来したお寺である。
弥七郎さんと言うのは、赤尾の道宗さんのこと。 真宗でひと際立った妙好人である。

築300年といわれる茅葺きの山門と、聴聞や信心の沙汰をするのに程よい大きさの本堂、その横には、市指定文化財である合掌切妻作りの庫裡と、道宗さんの遺品などが展示されている赤尾道宗遺徳館が、小じんまりと佇んだお寺である。

赤尾の道宗さんと言えば、『道宗・二十一箇条覚書』
蓮如さまが亡くなられた三年後、“後生の一大事”のために命をかけられた道宗さんが40歳の時に、真宗念仏者として自らを戒めらた心得を書かれたものである。
その第一条が、「後生の一大事、命のあらんかぎり、油断あるまじき事」 というものから始まる。
この覚書を読んでみて、意味とか、お心とか、私にはよくわからないけど、ただ…、ただ、 道宗さんは、「この命ある限り、後生の一大事を心にかけよ!」とお示しくださった蓮如さまの教えの上に生きて行かれた方なのだなぁ、ということを感じた。

“後生の一大事”…。   私は、“後生”のことなんて微塵も大事とは思えない…。
「死ねば、地獄一定という一大事があるぞ!」と、何度も 何度も お聞かせいただいていても、私にとっては今生事こそが一大事…。 “後生を心にかける” だなんて、とても出来ない…
もしかして、赤尾の道宗さんも私と同じ? だから覚書に記されて、自らを戒められたのかな? な~んて都合よく解釈する。

最後の第二十一条では、「あさましのわが心や…」 から始まって、自らの心に 何度も 何度も 語りかけておられる。
「あさましき我が心よ…」 我が‘後生の一大事’を解決する為に、中国やインドへ行って法を求めて来いと言われたならば、この命 投げ捨ててでも赴く覚悟は出来ているのに、真宗の教えではそうは仰られない。
ただ真実の法を聞けよと言われるだけ。 なんと容易い! 何ともったいないことよ!
「返す返す、我が心よ…」 一生は短し。 今生は尽きるもの。
いつ飢え死のうと、いつ凍え死のうとも、そんなことは問題ではない…。
しかしだ、“後生の一大事” だけは、一寸の油断もしてくれるなよ。
「我が心へ…」 返す返す、この覚書に申したことを間違わずに心して 我が身を律せよ。
そして真宗の御掟や法度を遵守し、しかも心の内には、他力の信心による頼もしさ、有り難さを保ち、しかし外見的には慎み深さを申せよ。 「(わかったかね、)我が心よ…」 と…  (勝手な私釈だけど…)

“後生の一大事” を心にかけることの出来ない私だから、「後生を心にかけよ」と善知識はお示しくださり、これをすぐに忘れてしまう私だから、「後生は大丈夫か」と問うてくださるお同行がいる。
すべては阿弥陀さまのお手回し。 すべてが阿弥陀さまのお働き。 

道宗さんにまつわる逸話で有名なのが、‘道宗の臥像’と言われるもの。
道宗さんは、阿弥陀さまのご苦労を胸に、四十八願になぞって並べられた四十八本の割木の上にて毎夜眠られたのだそうだ。
如来さまが、私のためにご苦労をしてくださり誓われた、私一人のためのご本願。 
如来さまは、私が寝ている間であっても、いつも ずっと 私の‘後生の一大事’を心にかけてくださっている。  道宗さんは、そんな如来さまのお心を寝所に表わされたのかな… って思った。

3295233さてさて、行徳寺に着いた時間が遅かったため、ほとんど見学らしい見学はできなかったけど、これで 次回 訪れた時の楽しみも出来たわけだし、ま~いぃかっ!
それから、道宗さんが、赤尾の「行徳寺」から 井波の「瑞泉寺」まで、雪深い山の中を歩いて聴聞に通われたという‘道宗の道’(山道で32km/国道で40km)を、いつかは、‘後生の一大事’を心にかけながら歩いてみたいもんだ! なんちゃって~!!

帰り道、五箇山ICから東海北陸道に乗った道路脇の紅葉がとてもきれいだった。
でも、それ以上に美しかったのは、あんなに曇っていた空の色がみるみると染まっていった夕焼け雲だった。
「この私の‘孤独感’ も、燃やしておくれ…」 そう願いながら空を見つめた・・・・・

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2009紅葉狩り⑤ 井波別院 瑞泉寺 [Travel]

お昼過ぎに山中温泉を出発し、途中、加賀温泉駅近くのお寿司屋さんにて Launch time ! 美味しかった~(^^)v
この後、北陸道で富山入りして瑞泉寺に向かう。 名前だけはよく耳にするけど訪問するのは始めて。 

3294683井波別院・瑞泉寺は、真宗大谷派の別院。
瑞泉寺に向かう県道沿いには幾つもの灯籠が立ち並び、寺院の大きさを感じさせられる。
門前の参道は情緒ある建物で統一され、数多くの井波彫刻の店や作業場が軒を連ねている。
その突き当たりにある井波別院・瑞泉寺の周囲は、城壁のような石垣で囲われており、他の別院とは違う趣があるのと同時に、真宗の時代背景というか、歴史を物語っているようにも見えた。

井波別院・瑞泉寺は、1390年に本願寺五代・綽如(しゃくにょ)上人によって開山。
北陸の浄土真宗信仰の中心として大きな勢力を誇っていたが、1581年、織田信長の北陸方面軍・佐々成政の軍勢に攻め入られて焼き討ちに遭い堂宇を消失。
その後、兵火を逃れて城端北野に一時移ったが、再び井波へ戻って現在の場所に再建。
瑞泉寺を囲う堅牢な石垣は、戦国時代における越中一向一揆の拠点となった寺の歴史を今に残すもので、苔むしたその石の一つ一つに、「寺は…、門徒は…、いったい何を守ろうとしたのか…」 と 問いかけたくなるような、そんな思いに駆られた…。

現在の本堂は、1885(M18)年に再建されたもので、真宗木造建築の寺院としては、北陸随一の大きさを誇る。 また本堂横に凛と建ち並ぶ太子堂は、1918(T7)年に再建されたもので、両建物に施された彫刻は、木彫刻工業が盛んな南砺・井波の職人によって飾られたもの。
それぞれに全部違った彫刻が施され、しかも繊細。 その一つ一つが、彫刻師の作品である。

3294684現在、本堂は修復工事中で、景観はすこぶる悪い。
しかも、別院でありながら入場料が必要というのも初耳。
だけど、畳を剥がされた本堂と言うのは、こんな時にしか見ることができない。
ってことで、チョットだけLUCKY~!(^^)v

でもね、宝物殿といわれる小さな建物に行ってみると、入口にいた女性に「せっかくだから見てって!」と呼び込みをされた上に別に入場料を請求され、「御懇志で!」と言われたそのテーブルの上には、まるで売り物のように千円札が扇状に幾つも飾られていた…。 悪趣味だな~ぁ!

私たちが訪問したのは24日、 ちょうど月の定例法座の日。 
少しだけ太子堂の外で聴聞させていただいたが、蓮如上人の『御文(章)』を元に、蓮如さまのお心をお話しくださっていた。 「あぁ、こ~ゆ~お話しをしてくださるお寺さんもいるのだ」と、ちょっとだけ嬉しくなった。

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2009紅葉狩り④ 山中温泉 [Travel]

さてさて(^.^ゞ、この後にも様々な Drive Plan を 計画してくれていたのに、私の一処での滞在時間が予想外に長い為、予定を大幅に遅れて白山スーパー林道を後にする。
ここら辺りには、まだまだ行きたい所が山とあるが、命ある限りの次回のお楽しみと言うことで 一路 宿へと向かった。 日暮れ前に着けるかしら? というところ!

国道157号線をSouthに取手川沿いを進む。 取手川ダム周辺の紅葉はまだ始まっていない。
この時の記憶が、チョット飛んじゃってる…  頭ん中、真っ白…?(^.^ゞ
憶えているのは、道の途中に見た大きな恐竜と、宿題の罪悪ノートのことだけ…。
でも、楽しかったよ! (What is σ(^_^;)!?)

今夜のお宿、山中温泉に到着した頃には、先程までの青空は雲で覆われて薄暗くなりかけていた。
そしてまずはウェルカムサービスのお団子と桜湯を美味しくいただいてからお部屋へ。
今回のお宿で何よりも気に入ったのは、お客に対する従業員間の連絡がしっかりと行き届いていること。
それにお料理もとても美味しくて、特にチーズ豆腐は一番のお気に入り! 「おかわり~p(^o^)q」

3290560

翌朝のお天気はドンヨリとした曇り空…  これでは紅葉も映えないな~ぁ… 残念!

朝はゆっくりと仕度をした後、こおろぎ橋からお散歩号(山中温泉内周遊バス)に乗車して、ガイドさん付きで温泉街を車窓より観光する。
途中、栢野(かやの)の大杉ではバスから下車しての見学。 実際、間近で見ると、やっぱり大きい。 
(周囲約11m、高さ52m)
樹齢は、2,300年と推定され、国指定天然記念物ともなっている栢野大杉の名の由来は、白山を開山したと伝えられる修行僧・泰澄(たいちょう)が、「百本の木(木偏に百の旁で「栢」)に勝る」として命名したのだとか…。

バスでの散策を一周した後は山中座で下車してあやとり橋から鶴仙渓に下りて渓流沿いの遊歩道を散策する。
紅葉には、まだ二週間ほど早いかな? それでも秋の訪れは日一日と深まっている。
この小路を歩くのは二回目。 でも いつも かくれんぼで遊ばれて… で、いつも私が鬼の役…  
ま~ぁ…、それも楽しいけどね!(*^-^*)[るんるん]

そうそう、こおろぎ橋から少し上がった所に、蓮如上人のお名前が刻まれた石碑を見つけたので、帰宅してから早速、蓮如上人と山中温泉の関係について調べてみた。
言い伝えによれば、蓮如さまが吉崎御坊を拠点に布教活動をなされていた頃、ここ山中温泉にも度々足を運ばれて、布教の途中に湯治としても利用されていたのだとか。

3290561私が見たその碑には、「蓮如上人椿清水、是ヨリ八丁」と刻まれていたが、これは蓮如上人の遺品(御名号・御念珠・伝説の椿杖など)を今でも数多く保管している徳性寺までの距離を示したものなのだそうだ。
山中温泉には、徳性寺(本願寺派)の他にも、燈明寺(大谷派)、蓮如堂など、蓮如上人ゆかりの場所や物がいくつもあるようだ。 次回、山中温泉を訪れた時には、ぜひ周って見たい!

これ、その蓮如堂の近くに咲いていたサザンカ(山茶花)の花。 ちょうど満開で、とても綺麗だった。

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2009紅葉狩り③ 白川スーパー林道 [Travel]

天生(あもう)峠から白川郷に戻った頃には合掌造り集落も観光客であふれていて、早めに昼食を取る予定であったが適当なお食事処が見つけられずに、結局そのまま白山スーパー林道へと向かう。
今回の紅葉狩りドライブの Main purpose である白山スーパー林道を初体験!! 
岐阜県側・馬狩Gateより入場して、石川県側・中宮Gateに抜ける。

3290558白山スーパー林道は、岐阜県白川村から石川県白山市までの総延長33.3km(石川18.6km/岐阜14.7km)、全線2車線の観光林道で昭和52年に開通。
白山国立公園の中を通過するため夜間は通行止め。
また、季節や気象状況などによる閉鎖もあり。

 [メモ]では、霊峰白山についての豆知識。

白山は、石川・岐阜・富山・福井の四県にまたがっており、古来より山岳信仰の山として、富士山、立山 と共に日本三霊山の一つに数えられている。
「白山」とは、最高峰の御前峰(標高2,702m)・剣ヶ峰(2,677m)・大汝峰(2,684m)の「白山三峰」を中心にした周辺の山峰の総称で、日本の最西端の山(これより西には2,000m級の山がない)となる。
白山信仰として開山したのは、奈良時代(717年)の修験道の修行僧、泰澄(たいちょう)であると言われている。

秋の白山スーパー林道さてさて、最初に車を停めたのは蓮如茶屋のParking。 そのNamingに惹かれたが…、 その昔、蓮如さまが歩かれた道筋に建てられた茶屋ということで名づけられたそうだが、真偽のほどはいかに…?
ただ、白山スーパー林道で、食事ができるのはここだけ!ということなので、五平餅をいただいた。
ここから「白川郷展望台」までは階段を上がって行く。 しかし、合掌集落はほとんど見みられない…。

次に立ち寄ったのは三方岩駐車場で、ここから登山道を40分ほど登って行くと、飛騨岩、加賀岩、西三方岩の三方岩や白山を望むことが出来るそうだが、今回は挑戦ならず…!

駐車場を出てすぐのトンネル内で、岐阜から石川へと県越えになる。

薄暗いトンネルを抜けた先には、白やグレーの岩肌に、黄金色の草木、そして赤に黄に緑の木々と、青い空に白い雲。 その自然美のグラデーションは、息を呑む美しさであった!
ここは、秋に来なけりゃ意味がない! 晴れた日じゃなきゃ意味がない! そして今日は最高のCondition!  思わず、「ありがと~!」って叫びたくなった!!

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林道は、短いトンネルを幾つも抜ける。 その度々に目にする景色に感激しながら道を行く。
白山スーパー林道の石川県側には、蛇谷川渓谷に注ぐ支流の滝が数多く点在し、その中でも最大のスケールを誇るのがふくべの大滝である。 
標高900m地点より流れ落ちる滝の落差は86m。 なかなかの見ごたえだ!

また、いくつもの流れを横に広げた姥ヶ滝の脇には、親谷の湯という温泉が湧き出ている。
林道沿いの『蛇谷園地駐車場』に車を停めて谷底へと急な階段を100mほど下り、さらに渓流沿いを進んだ先にある露天風呂。
「行ってみた~い!」 とは思ったけど、その時、まだ年若いカップルが汗だくで息も絶え絶えに上がってくるのを見て…、 私たちじゃ~とても無理… と判断!  簡単にあきらめた!

3292063

さらに道を進むと、途中、工事区間があって景観が乱れたが、蛇谷大橋を望む景色は美しかった!
でも、日の光を浴びている木々と、日陰の木々とでは、こんなにも色が違うのか?!と驚くばかり!
同じ木なのに…  私の感動も、全然違う…
「光明・・・・・  光って、すごいね…」 と ポツリ呟く…

白山スーパー林道の最後は、白山自然保護センター・中宮展示館に立ち寄ってチョットだけお勉強。 そこで初めて生の胡桃をかち割って食す。 う~ん、リスになった気分だけど、ワインのおつまみとしては合いそうね(^^)v

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2009紅葉狩り② 天生峠 [Travel]

白川郷 荻町城山展望台を後に、国道360号(越中西街道)を、まずはEast に向かって天生(あもう)峠を目指す。
国道とは思えないような細い山道を九十九折に上がっていくのだが、「すご~い!」、「きれ~ぃ!」、「すばらし~!」 との言葉の連発。
日差しに輝く紅葉が、青空を背景にした紅葉が、こんなにも美しかったとは…。 
素晴しい秋の風景に…、美しい自然の造形美に…、ただ、ただ、はしゃぐばかりであった。

言葉では全然伝えられないし、写真でも到底伝えきれないけど、紅葉の越中西街道は、こんな感じ!
国道360号の紅葉

越中西街道沿いから見ることの出来る秋の装いの中滝3290485

天生峠(白川村より)の木立の間から望む白山連峰の山並み3291211

しかしだ…、 途中で天生(あもう)峠をPoint に折り返して、今来た同じ道を戻る時には、先程までの あの感動も あの感激も 既に 薄れ 薄れ …。
いくら同じ道であっても見ている方向が真反対なので、見える風景だって違ってくる。
それなのに往路よりも言葉は断然少な気で、途中下車だって一度もナシ…
こんなに美しいのに…、 あんなに感激したのに…、 たった数分前のことなのに…、 なんてヤツなんだ、私は…!

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2009紅葉狩り① 荘川村・白川郷 [Travel]

今週末のお出かけテーマは、“ドライブで紅葉狩り”

ここで One point lesson !  “紅葉狩り”の「狩り」とは、「草花を眺める」と意味。
そもそも「紅葉を愛でる」という習慣は平安時代に貴族の風流から始まったとされ、その頃には実際に紅葉した枝木を手折って鑑賞したことから“紅葉狩り”と言われるようになったそうだ。

紅葉の名所は日本全国至る所にあるが、渋滞や人混みを考えるとなかなか足が進まず、また、紅葉する時期も年々異なるので事前に計画をたてるのもなかなか難しい…。 それに当日の天候問題もある。
そんな条件がピタ~と合った運の良さ! 今週末は、実に見事な紅葉狩りを楽しむことが出来た(^^)v

朝7時に名古屋を出発し 一路 北上する。 お天気はすこぶる上々!!
真っ青な空と清々しい秋の空気が、より一層心を沸き立ちせてくれる。
途中、東海北陸道を走っていると Highway radio より濃霧注意報のアナウンスが入ったので少々心配したが…、 なんの♪、なんの♪、 郡上市白鳥を過ぎた辺りから確かに霧は出ていたが、晴れ渡った青空の下、秋色の農村地帯の低い上空に、濃霧というより山々の中腹辺りに一直線にかかった真っ白な雲の帯。
そのあまりにも美しい光景に、思わずはしゃがすにはいられなかった!
ひるがの高原に向けて上り坂の高速道より 今 来た道を振り返った風景は、雲海の上に顔を出した秋の山々が、青空をバックに朝日に照らされ、とっても幻想的だった。

白川街道の紅葉と荘川ひるがの高原SA周辺はただいま紅葉真っ盛り!
SAから望む山々の上部は、既に紅葉も夢の後
といった感じ。

そして、荘川ICで高速を降りてR156をNorthに
向かう。
東海北陸道が全線開通しても、この白川街道を
利用することの方が多い。
だって、トンネルばかりの高速道路よりも、季節
感たっぷりのこの道の方がやっぱり好き!

御母衣湖の周囲をはじめ、荘川に沿った山々の
紅葉は今がピーク!
キラキラと輝く朝日に照らされて 赤に黄に緑にと、
色鮮やかな衣装をまとった山々。透き通った庄川
の水の流れ。それらが青空というキャンバスの下
に描き出されて、それは心騒ぐ美しさだった。

そして途中、荘川浄化センター付近に車を止め、
対岸の山へと続く吊橋から眺めた紅葉の美しい
こと。
また、御母衣湖面に映った周囲の山々と紅葉した木々の美しいこと。
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そんな素晴しい景色を次々と目にしつつ楽しい時間を過ごしながらも、「これが最後… これで見納め…」 そんなふうに囁き続ける心の声から逃げ惑いながら耳を塞いでいる私がいた・・・・・

白川郷合掌造り集落に到着したのは9時半頃。 早速、城山展望台へ登る。
やっぱりここから眺める萩町の風景が一番好き! 春・夏・秋・冬、いつ来ても、いつ見ても美しい。
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2009夏 一人旅・回想録 36 ( 青森 → 自宅 ) [Travel]

青森ねぶた祭前夜祭の会場を後に、元来たBoard walk を通って青森駅へと向かう。
青森駅はクラシカルな感じで混み混みしているところがいい感じ。 でも来年末には青森まで新幹線が延長される予定なので、ここも近代的な駅へと変わってしまうのだろうな~ぁ。 ちょっと淋しい気がする…。
今回青森駅には見学に来ただけで、残念ながら列車には乗らない。
この後、駅前から出るリムジンバスに乗って空港へと向かう予定だが、バスの時刻までまだしばらく時間があったので、駅前の 小さな 小さな待合所でパソコンを広げて 一人旅 五日目にして最終日のBlogを更新する。

青森駅から青森空港までは直行バスで30分少々。 空港に着く少し前頃から小雨が降り出した。

青森空港は想像していたよりも近代的な空港であった。
バスの車内にて NETで飛行機のCheck In を済ませておいたので、空港では手荷物を預けるだけでOK! 搭乗時刻までFree time である。 とは言って何もすることもないので、空港のレストランに入って
3177761今回の旅、最後の晩餐会を催すことにした。
いただいたのは、期間限定御膳‘津軽・祭囃子’で、地物料理がいろいろついて¥1,500!と御値打ち & 美味しかった!
(帰宅してからの体重計が恐怖である…)

ごゆるりとDinnerを楽しみ、搭乗時刻の少し前にGateに行くとちょうど改札が始まった。 
乗客は多くない。 J-classは私の他に二人だけ。 EC-classも半分以上は空席のようだった。
窓の外は雨模様。 飛行機は予定よりも少し早めにGateを離れた。 そして離陸。
眼下に広がる青森の夜景はなんだか素朴な感じ…  「See you again …」 
雨雲を抜けた上空は、既に地球の陰に隠れてしまった太陽の光が僅かばかり差し込み、それが黒・白・青の物悲しいコントラストを作り出していた。

何だか新聞も読む気になれないし…。 私は、機内サービスのコーヒーをいただきながら、シートに深く腰を沈めて瞳を閉じた。

長かったようで短くて、短いようで長かったような… そんな感じの五日間…
特に何をしたわけではないけれど、いろいろなことがあったような気がする…
私は今、何を考えているのだろう・・・・・  わからない・・・・・  
今回の旅に同行してくれたメモ帳も、残り数ページとなった… この五日間の私の記憶…
変だな~ぁ、 泣きたい訳でもないのに…、 何も考えていないのに…、 目から雫が流れ落ちた…。 これも涙って言えるのだろうか…。

私・・・・・・・・  何も捨てられなかった・・・・・・・・  何もかも捨てるつもりで旅立ったはずなのに…、 私は、何一つとして捨てることが出来なかった・・・・・・・・
それでも、後悔はしていない。 これが私なんだ…。 何一つ捨てることの出来ないのが私なんだ…。

この五日間は私にとってどんな意味を持っていたのだろう。
「何故、恐山なのか…」 と、相変わらずの自問に思わず笑いが吹き出る。 も~ぉ、ど~だっていいよ!
今は、何もわからないことが幸せ…

夜の8時を過ぎると、さすがに窓の外は暗闇に包まれる。
見えるのは、窓ガラスに反射する自分の姿と、飛行機の翼でフラッシュする灯りだけ。
そっか~ぁ!! 無明の中では何も見えない。 後方から私にあてられた光があって、初めて私の正面に薄ぼんやりとした自分の姿を見ることが出来るんだ!
でも、それだけじゃ~、私は自分の姿しか見ることしか出来ない…。 
だけど、一瞬だけ自分が見えなくなる時がある。 それは、窓の外のライトが点灯するたびに、自分の姿は窓ガラスから見えなくなって、この時見えるのは、まぶしすぎるこのライトだけ…。
そうなのかもしれない・・・・・・!!    何が・・・・・・?
ん~~~・・・・・  何だかよくわかんない!  頭がこんがらがってきた!!

頭をブルブル回していると、「コーヒーのおかわりはいかがですか?」 とCA。
「今度はゆずジュースをください!」 既にお腹は、ちゃぽん ちゃぽんである・・・
しかし…、青森へ行くのに往路は鈍行列車で三日も要したのに、復路は飛行機で1時間チョットとはね~ぇ… 文明の力はすごいね!

飛行機は予定時刻よりも15分も早くセントレアに到着した。
そして空港に迎えに来てくれているはずの夫と五日ぶりの再会… のはずが、夫がいない…
携帯に電話をすると、「空港には来ているんだけどね、また迷子になっちゃった! 奈っちゃん、探しに来て!」 と・・・・・   「はい、はい! 迎えに行くから待っててね!」 
はあぁ~、 一人旅が終わったことをしみじみと実感する・・・・・

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2009夏 一人旅・回想録 35 ( 青森 ) [Travel]

船は脇野沢を出港した。 これで下北半島ともお別れである…  「See you …」 

陸奥湾に入ってから船は大きく揺れるようになったが、午後3時、定刻どおりに青森港へと入港した。
さて…、どうしようか…。  とりあえず港をフラフラと散策する。
最初に見つけたのは、石川さゆりの歌う『津軽海峡冬景色』の歌碑であった。 ボタンを押して懐かしきその歌を聴いていると徐々に人が集ってきて・・・  でも、誰も声に出して歌わなかった。
また、港には、現役を終えた青函連絡船の八甲田丸が係留されていて博物館として公開されていたが、特に興味がなかったので素通りしようとしたところ、いきなり大阪弁で声をかけられた…、 と思ったら、八甲田丸の前にあるドリンクの自動販売機が何かのセンサーでしゃべり出したのだった。 
しかし…、なぜ大阪弁? ここは青森なんだし…。 私は個人的に関西弁よりも東北弁でしゃべる自動販売機の方のが面白いと思うのだけど…

このあと、青森観光物産センター・アスパムまで行けば何かあるだろうと、青い海公園へと向かった。
港からアスパムまでは海の上をBoard walk で行くことができる、とても快適なお散歩コース!
そして公園の海岸沿いを歩いていると、何やら園内から賑やかな音楽や太鼓の音色が聞えてきたのでそれにつられて広場の方まで行ってみると、テレビ局の中継車が何台も出動するほどの大きなイベントをしていた。
「何だろう? 何だろう?? 何だろう???」 中継車や人混みをかき分けて中に入っていくと、巨大なテントハウスが立ち並ぶその中に、なんと“ねぶた”が展示されているではないか! 「WaO~!!!」
すごい! すごい!! と、感激しながら展示されているねぶたを全部カメラにおさめちゃった!!!
この時は感激しすぎて、ただ単純に喜ぶばかりであったが、この後ステージの方へと行ってみると、そこに 【   青森ねぶた祭前夜祭 】 との大看板を発見し、 「え゛゛゛っ! あの有名なねぶた祭り?」 「その前夜祭?」 と言うことは、今日、名古屋に帰る予定の私は、見られないじゃん…!  トホホ…である…
これぞ、無計画な旅の落とし穴だよね~ぇ…
今さら仕方がないので、青森ねぶたまつりの‘前夜祭’ならぬ‘前夕方祭’を思う存分楽しむ!

初めてねぶたを目の前にしたけど、想像していたものよりもかなり大きい。 山車を三台並べたくらいの大きさで、しかも骨組みもかなり頑丈そうだ。 
日のある内に見てもこれだけ壮観なのだもの、夜、これに明かりが灯って、祭囃子や太鼓の音、人々の大きなかけ声が加われば、もっと もっと 素晴しいんだろうな~ぁ~   あ~、残念!!

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これが私のお気に入りの二点。 いつか、夜闇に壮大に浮かび上がったその姿を見に来たいな~!
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2009夏 一人旅・回想録 34 ( 下北半島 → 青森 ) [Travel]

仏ヶ浦の散策を終えて船へと戻る。 暑くて、暑くて、融けてしまいそうだ!
昨日に引き続いて、今日も日焼け間違いなしである! 青森にいるのに、既に肌は南国の小麦色!

佐井の港に戻ると、「奈っちゃん、お帰り~!」と出迎えてくれた優しい人たち、ありがとう!

そして私は、おばさんにスーツケースを預けたまま、港のレストランでチャチャッと Lunch time [レストラン]
3176340今日のメニューは、とろとろ卵のシーフードオムライス・カレー! 
オムライスにカレーという組み合わせは初体験! 
食べ放題の一夜漬けサラダも、とってもとっても美味しかったけど、量が多くて完食ならず・・・ ゴメンナサイ

今日まで、北へ、北へと向かってきたけど、いよいよ南へとU-Turnだ。
慌ただしくもおばさんにお礼をしてスーツケースを受け取り、「またね!」という言葉で別れ、今度はシィライン社の高速旅客船ポーラスターに乗船する。 ここから青森港まで、二時間半の船の旅だ。

乗客は数えるほどしかいないので座席は使いたい放題。 しかし、船内は冷房も入っておらず、窓も開かず、甲板にも出られないので、とても快適とは言い難かった。
船がゆっくりと岸壁を離れる…。  なんだか切ない…。   
ここまで来た・・・・・・・  ここまで来て、私は何を得たのだろう・・・。  この数日間は、私にとって何だったのだろう・・・。  そんな思いが込み上げてきたが、答えは出なかった。

ただ、おばさんと、「またね!」と言って別れたことを胸にかみしめる…。 
これは、昔からの私の儀式。 自分への戒め。
「Good-bye」ではなく 「See you」で別れるのは、未練ったらしい自分とか、虚仮な自分が見えるから。 
もしかしたら私は、自己認識していない、理屈を抜きにした部分で、“無常”なるものを知っているのかなぁ・・・
自分の知識や思いを越えた部分で感じている何かに対して、それを知っているからこそ無意識の内に、嫌なモノには目を向けないように、自分にデメリットをもたらすモノには触れないように、そうやってそれらを自己判断で選別しながら自分を守っているからこそ生きていられるのかもしれない…、と思った・・・・・

船は、先ほど訪れた仏ヶ浦の近くまで来て徐行し始めた。
海上から見る仏ヶ浦の巨岩群は、本当にチッポケなものに見えて・・・・・、 何だかイヤになってきた!
今に始まったことじゃないが、自分のその時々の心を基準にアレコレと思案することが、ものすごく鬱陶しく、邪魔に感じる・・・  でも、これがなくなったら私はどうなっちゃうんだろう・・・・・?
何もなくなっちゃう…!  私から、「我(わたし)」を抜いたら、何もなくなっちゃうじゃん・・・!
何だか笑えた。 よくわからないけど笑えた。  そして笑いの中から、「無駄な抵抗はもうやめよ!」と言う、真面目な声を聞いたような気がする。

仏ヶ浦

船内には観光案内が流れているが、乗客の中にすこぶる機嫌の悪い子供がいて、彼の発する奇声によって何を言っているのか全く聞えない。
それなのになぜか周囲の乗客が、「チェッ」っとする舌打ちだけはよく耳に入ってくる。
世の中、耳をふさぎたくなるようなことばかりだ~。

旅客船ポーラスターは、最寄の港に立ち寄りながら南へと進み、途中、団体客の乗船もあって船内はかなり賑やかくなった。 
そして、脇野沢港では15分の停泊時間があったので、私は一人、港へと降り立った。 他には誰も降りてこない。
私は港にあったモニュメントの上で仰向けに寝転んで…、空を見つめ、両手を上げた。
私の手って、こんなにも短い・・・・・  これじゃ~、お空に届かない・・・・・
どんなに どんなに 頑張ったって、これじゃ~、全然届かないよ~~~  「悔しい・・・・・」
でも・・・・・、 今、私が触れているこの空間と、私が見上げて空と呼んでいるあの宇宙空間との境目って、どこなんだろう…、 それはどんななんだろう…。

10分少々、すっかり自分の世界に浸ってしまったが、「ヨッコイショ!」 と起き上がって船の方を見ると、船窓からはたくさんの視線がこちらに向けられていた…     「恥ずかしいじゃん・・・![ふらふら]

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2009夏 一人旅・回想録 33 ( 仏ヶ浦 ) [Travel]

今日最初のスケジュールは、佐井港から仏ヶ浦海上観光船ニューしもきたに乗船して仏ヶ浦まで向かい、上陸にて散策、そして再び帰港するという予定である。
昨日は地獄の恐山! 今日は浄土の仏ヶ浦! すごいね~! 下北半島では今生で地獄と浄土の両方を観光出来ちゃうなんて!

事前に予約をしておいた観光船のチケット売り場に行くと、「あぁ! 奈っちゃん?」 と、窓口にいた見知らぬおばさんに笑顔で迎えられた。
え゛っ? こんな本州最北の地に知り合いなんかいたっけ??? とは思いつつ、「はい!」と笑顔で答える私…。 でも、誰?・・・
「あの~ぉ」と口ごもる私に彼女は、「観光船の予約をしてくれた奈っちゃんでしょ? 苗字の読み方がわからなかったから‘奈っちゃん’で覚えとったの!」と…。
ハハッ…  そ~ゆ~ことネ、 ビックリしちゃった! でも、ニックネームで呼ばれるのって嬉しい~!

フェリーの乗船時間になって乗り場に行くと、先ほどのおばさんが再び笑顔で迎えてくれ、彼女のだんな様も、その他従業員も、みんなで、「奈っちゃん、楽しんでおいでね~!  帰りも乗り遅れんよ~にな~!」 と見送ってくれたのがとても嬉しかった。
仏ヶ浦までの乗船時間は30分ほど。 フェリーはほぼ満席で100余名の客が乗船していた。
何とか端っこの席を確保できたのだが、隣に座っているご夫婦が喧嘩の真っ最中だった為、あまり居心地の良い席とは言い難かったが、景色がよくなるにつれ次第に喧嘩も収まってきてヤレヤレであった。

ここら周辺の海域は潮の流れが速く荒いと聞いていたが、見た目には非常に穏やかな海であった。
フェリーは仏ヶ浦の小さな船着場に着岸し、下船した私は一人、岩場の方へと歩き出したが、私の後ろに誰もついて来ない…。 「ヘンだな~ぁ」と思って後方を振り返ると、船着場には三つの人山が出来ていた。
ここに来て初めて知ったことだが、このフェリーに乗って来た乗客は、三つの旅行社のツアー客で、個人客は私一人だけだったようだ。

仏ヶ浦私は、自由気ままに岩場の散策を開始した。 しかし、何だか今日はいろんな人に声をかけられるな~ぁ。
「そっちは道が違うよ」 「ここから先は何もないよ」 「そこは危ないよ」 といった注意喚起なのだが、私って、普通とは違うことをしているのかしら?  私自身、危険を犯しているとは思っていないのだが・・・・・
まあ、ここは仏ヶ浦だし、仏さまからのMessageとして素直に受け取っておこう!

私が手近な所の散策を終えた頃、ツアー客は順番に集合写真の撮影中! その横を涼しい顔で通り過ぎて奥の巨岩群の森へと一番乗りで入っていく。
写真で見るとすごく小さな岩に見えるけど、身近に来るとその巨大さに圧倒される。
今日は天候に恵まれて、 空もきれい! 海もきれい! そして聳え立つ岩も美しい!
ここをお浄土と譬えるのはあまりにもお粗末だけど、でも一風景としてはとっても美しい場所であった!

仏ヶ浦 浄土浜

さてさて、私は岩場によじ登って、やっとフリータイムとなった団体客を遠目に高みの見物である!

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2009夏 一人旅・回想録 32 ( 下風呂 → 佐井村 ) [Travel]

4時半起床。 昨夜はかなりBlueな気持ちになっていたが、今朝の気分は悪くない。
朝風呂に入って手足を伸ばし心身ともに目を覚ます。 やっぱり温泉はいいね!
昨日は夕日を見逃したけど、ここは東海岸沿いだし朝日は問題ないだろう…、と窓を開けたが、今日は雲に邪魔をされて朝日は拝めそうにない。
譬如日光覆雲霧 雲霧之下明無闇 ・・・ 
私の心に雲はかかっていても、太陽は間違いなくあるんだよね・・・  なんて・・・ 何言ってんだか・・・

テレビを付けるとNHK北海道が放映されていた。 あれ? ここは青森県だよね~? NHK青森って、なかったっけ?  
退屈しのぎに散歩にでも出かけようかと思い立ち部屋を出たが、ロビーに朝刊を見つけて予定変更。
しかしな~ぁ、新聞を読みながらも、「今日は、お家に帰るんだぁ~」という気持ちがぬけやしない…。
「このまま、もっとずっと旅を続けたい」と思う私と、「あぁ、帰れるんだ…」と思う私が交錯する。
7時少し前に仲居さんに声をかけられ朝食をいただく。 目の前の港で水揚げされたばかりの朝獲れのイカ刺しが甘くてとても美味しかった。   今日も仏さまの命をいただいて一日が始まる・・・

今朝の気温は20℃前後と名古屋よりも10℃近くも低く、潮風を感じながらバスを待つのも心地よい。
帰りの飛行機の時間まで思う存分下北半島を楽しもうと北へと向かうバスに乗り込んだ。
 
大間の海先ほどまでの分厚い雲も朝日によって徐々に溶かされ、青い空と碧い海がとてもきれいだ!
この海の向こうには北海道がある! う~ん、やっぱりまだ帰りたくないかも~!!
バスは風間浦村の海岸線の国道から大間の町道へと入り、本州最北端の碑の前で停車。
下車をしている時間はなかったけど、車窓から記念写真だけはしっかりと[カメラ]カシャ!
ここからは日本海側の海岸沿いの国道を南に向かってバスは進む。

今日の最初の目的地は佐井村の港である。 ここから観光船に乗る予定だ。
しかし、佐井港に一番近いバス停から港までは徒歩5分とのことで、その下車するバス停の名前も聞く人によって様々なのでちょっと不安。 「まぁ~何とかなるさ!」とは思ったが、一応バスの運転手さんに、「港に一番近いバス停で降りたいのですが…」と声をかける。
すると運転手さんは、「港に行ってど~するの?」と聞いてきたので、「えっ?」とは思ったが、「観光フェリーに乗りたいの!」と答えると、「それじゃ~案内してあげるから待っていて!」と言われ、「えっ?えっ?・・・」。
頭の中に?????マークが並んだものの、言われた通りに素直に待っていると、バスはバス停ではなく白い二階建てのビルの前で停車した。
そして運転手さんに、「着いたよ! このビルがチケット売り場で、その前がフェリー乗り場だから!」と言われ、「?!?!」、思いがけない結果にビックリであった!
「LUCKY~! ただ乗って待っているだけで着いちゃったよ~!!」 と、素直に感動している私と、
「何で? これ、乗り合いバスだよね? ルート外れちゃってもいいの? どうしてこんな親切なことしてくれるの? これって本当?」 と、疑心に喜べない私と、
この結果だけを見れば、何も疑うことはないのに、いつまでたっても疑いが晴れないのは、例のアレと同じね・・・・・
親切にしてくださった運転手さんに対して今の私が出来ることは、ただ「有り難うございました」と言うことだけ…。  これも、例のアレと同じだわ・・・・・

そんなこんなで私の心配は無用なものとなり、無事に佐井の港に到着した!

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信州 戸倉上山田温泉 [Travel]

先週末、再び信州へ Short Trip!  
今回のテーマは、【 露天風呂付き客室 で ゆ~ったり、の~んびり 】 である。
と言うことで、一泊二日の温泉ドライブに行って来た。
行き先は、長野県千曲市の上山田温泉で、なぜここかと言うと、「露天風呂付き客室」という条件でお宿検索をしたところ、行ける範囲で一番お値段がお安かったから! という単純な理由で決定した。

金曜日の朝はゆっくりの10時出発。 通勤ラッシュも終わって、お天気も快晴で、ホンにドライブ日和。
前回とは逆のコースで、諏訪ICより高速を下りてビーナスラインに向かい、途中のお蕎麦屋さんに立ち寄って Launch time ! 今回は、とろろざる蕎麦をいただく。
食事の後は、カーナビの指示に逆らいながら走ったことのない道を冒険ドライブ!
車は、青空の下で輝く黄金色の田園風景の中を快適に進み、心も晴々! 話もはずむ!!

そんなこんなで宿に到着したのは16時を過ぎてしまったが、ここからは思う存分温泉三昧である。
源泉欠け流しの戸倉の湯は、やわらかくって、なめらかで、とっても気持ちがよくって惚れてしまった[黒ハート]
ひと汗流した後は温泉街へ散策に出かけ、千曲川沿いの道をの~んびりと散歩したり、歌碑の前で五木ひろしの‘千曲川’を聞きながら情緒にひたってみたり、足湯のある公園でくつろいだりと、花金の夕暮れ時を思う存分楽しんだ。
そして戸倉温泉の名所であるネオン街にも行ってみた。 しかしまだ時間も早くて芸妓衆には出会えなかったが、自分の名前が店名になっているスナックを二軒も見つけて、喜んでいるヘンな私[わーい(嬉しい顔)]

そして宿に戻ったならば、お部屋の露天風呂へと一直線! う~ん、[いい気分(温泉)]気持ちい~ぃ
入浴後は、お楽しみの Dinner time 。  民芸調のバー風の広い個室で二人きりの夕食を楽しんだ。
しかし、食事の量が半端ではなかった! いやいや、量だけではなく 味も 質も 申し分なく、これまた惚れてしまった[黒ハート]

食後は、温泉組合主催の “姨捨夜景ツアー” なるものに参加した。
宿までタクシーが迎えに来てくれて、まずはJR姨捨(おばすて)駅からの善光寺平の夜景と篠ノ井線のスイッチバックする列車を見学して、この後、長野自動車道の姨捨サービスエリアから見る夜景を満喫する。
ここは名月鑑賞の地としても有名であるが、残念ながらこの日はお月様との対面は果たせなかった…。
そして帰り道には信州味噌のSHOPにて試食やら、お土産のサービスがつき、このツアー お一人様 ¥1,000 とは、けっこうお値打ちかも!

姨捨サービスエリア

宿へと戻れば当然、お部屋の露天風呂へと直行し、 う~ん、[いい気分(温泉)]やっぱり気持ちい~ぃ

善光寺平 姨捨

翌土曜日は残念ながらの雨模様。
しかし、姨捨の棚田をはじめ、昨夜参加した Night tour を再びめぐった Day tour (もちろん個人的に!)では雨の影響もなく、夜とは違った善光寺平の風景を堪能できた。

帰り道は、・・・  外は[雨]大雨、車内は[たらーっ(汗)]涙雨のドライブとなり、とっても思い出深い旅となった。[ぴかぴか(新しい)]
これについては、いつかどこかで!                              南無阿弥陀仏

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2009夏 一人旅・回想録 31 ( 四日目の終りに… ) [Travel]

すっかり日も落ち、小さな下風呂の温泉町は夜のとばりに包まれ外灯が心細そうに揺れている。
宿に戻ると女将さんが再び笑顔で出迎えてくれ、私の赤い目を見たからかな? 「とにかくお風呂にゆっくりと浸かって来て、それから食事にしましょうね!」と優しく促してくれた。
とても小さな温泉町の、小さな温泉旅館で、宿のお風呂も小じんまりとしたものだったけど、何だか心身ともに癒されていくようだった。

お風呂から上がって部屋に戻り窓から夜の港を見ていたら、一人でいることがとても寂しく感じられた。
でも、運ばれてきた夕食を目の前にすると、そんな憂鬱な気分も吹っ飛んで、も~ぉ、食らうことしか頭にない! 
3172221オーダーした生ビールを片手に一人で乾杯! 昼食抜きの空きっ腹に冷たいビールが染み渡る。
しかし、殺生三昧に歓喜しながらも、何故か食があまり進まない…。 
疲れているのかな? 好きなものから頑張って食べて半分ほど制覇したところで限界がきた。 「お魚さん、板さん、ごめんなさいm(__)m」

夕食後、もう一度温泉に入ってから、その後はいつものようにパソコンを立ち上げるが、やはりNETはつながらないので、過去のMailなどを読み返しながら、いろんなことを今の自分に問うてみた…。
でも、確かなものは何も出てこなかった…。  出てきたものは、私の思い…  私が作った妄想のみ…
そして、ここ数日間の自分を振り返ってみただけでも、自分というものがいかに虚仮で不実で当てにならないいい加減なものであったかということが見えてくる…。 
それと同時に、そんな自分に満足している私と、そんな自分を嫌悪している私が、共倒れになりそうなところで上手くバランスを取り合っているように思えた。

“生きる”って何なんだろう…、 “死ぬ”ってどういうことなんだろう、 って考え時、結局、 “私”って何? という疑問にたどり着く。
その答えは仏法の中にあると教えられて、何か不思議な力に導かれるままに今日まで来たけれど、初めて仏法と出遇った時のあの感動も、あの歓びも、既に化石のように硬く、冷たく、朽ちている。
御法によって教えられる“私”って、この世の常識とはあまりにもかけ離れているし、認め難いものばかりで、こんなものを教えられて私にとっては迷惑でしかない…、 とても仏さまに手を合わせる気にはなれない…。

この1年…、 私の中で様々な変化があったにもかかわらず、私の心は何も変わっていないように思う。
その心、自分の思いこそが捨てモノなのだと聞かされても、これを捨てたら私じゃなくなっちゃう…。
私が大好きな“私”も、私が大嫌いな“私”も、全部 全部 “私” だもん! 好きでも、嫌いでも、私は “私” が一番大事! 一番 一番 大切なの!
「その“我執”によって無始より迷いに迷ってきた」と聞かされても、「それがどうした?!」としか思わない…
「そんな私を愛して、心配して、必ず救ってやると誓っておられる方がいる」と聞かされても、私の中からは、愚痴や疑いしか出てこない…

バッグから手紙を取り出して読み返す…  胸が… 締め付けられるように苦しい…
最後まで読むことが出来ない…
手の中でグシャグシャに丸められてゆく手紙に涙がこぼれ落ちた・・・・・
でも…、 私は…、 これを捨てられない…
どんになに胸が苦しく、呼吸があおっても、 その手紙を投げ捨てることが出来なかった・・・・・
悔しかった…、 すごく、悔しかった・・・・・・

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2009夏 一人旅・回想録 30 ( むつバスターミナル → 下風呂 ) [Travel]

時刻は17時をまわり、バスの車窓から差し込む西日がきつくなってきた。
私は海を眺めるために東側のシートに座ったが、車内は帰宅時間と重なっていたため混雑していた。
バスはむつの町を抜け、国道279号線を北へと向かう。 
車窓から眺める風景の至るところで咲き誇る紫陽花の花がとてもきれいで、同時に咲いているあわだち草の花とのミスマッチな季節感を不思議なものとして感じた。
私の中では、紫陽花は6月、あわだち草は9月という認識があり、そんな自分の知識が常識となって、今、目の前にある現実ですら、「信じられない」と言ってみたり、「不思議」という一言で処理してしまったり、まったく、自分の智恵が唯一なのか?!と自身に問うてゲンコツで頭を小突くが、これで動じる私ではない…。

途中、大畑バスターミナルで大半の乗客が降りたため車内の客は5人ほどになって快適! と言いたいところだが、そうはいかなかった。
通路を挟んで斜め前の座席に座っている青年がシートの背もたれにしがみ付くような姿勢を保ったまま、ジーッと私の顔を見ている。
それが気になって、私は彼に、「何か?」と尋ねるが、彼は何も答えず、ただ無言のままジーッと私を見つめるままである。
「どうしよう・・・・・」と心の中で呟く。 
彼とは普通の会話が成り立たないのではないか…、と思っている私が、私の行動と言動を制限している。
何故ならば、彼は知的障害を持っているから・・・・・・
彼の二つ後ろのシート、通路を挟んで私の隣りに座る彼の知人である女性も同様に障害を持っている。
おそらく学校か職場からの帰宅途中なのだろう…。 彼女の方はひたすらにしゃべり続けているが、彼の方は無言のままで、ペットボトルのジュースをチュパチュパと音とを立てすすり飲む以外は静かなものであるが、視線は私に向けられたままなので、私はそれが気になって仕方がない…。
「どうしよう…、 どう対処すればよいのだろう…、 何か話しをした方のがよいのか、それともこのまま無視してこれを耐えるしかないのか…」

バスは海沿いの道を進む。 時折バスの右手に、そして正面に海の景色が広がる。
そんな美しい風景を目にしながら、表面上は平静さを装い、しかし心の中ではその青年を虚仮にしつつ苛立ちを募らせる私って・・・  見たくない自分の姿を見せられて私は目を背けた・・・・・
自分の外にきれいなものを見つけようと、私は感動を探しながら車窓からの景色に目をやる…
もうすぐ日暮れだ…  宿に着いたら、すぐに夕日を見に行こう…

むつから1時間少々で下風呂のバス停に着いた。
バスから降りる際、私が降車ボタンを押そうと手を伸ばすと、これを見ていた彼がすかさず私よりも先にボタンを押してくれたのだが、私にしてみたら有り難くもなんともない…、最後まで疎ましいヤツだと罵ることしか出来なかった…。
そして、自分の他人に対する判断基準の冷酷さを自己嫌悪しながら、私は宿への道を急いだ。

下風呂港の夕焼け宿に着くと、私は Check In も済まさぬうちに女将さんに荷物を預け、「夕日を探しに行って来る!」と言い捨てて宿を飛び出した。
もう既に西に聳える山陰に太陽は沈んでしまっているけれど、海の方まで出れば…、 あの山の脇を北に抜ければ 夕日が見られるんじゃないか… と、 淡い期待を胸に走り出したが、どこまで走っても夕日は見られず、体力が尽きた時には青く染まった西の空に白い月が浮んでいた・・・・・・
下風呂から見た月
そんなものなんだ・・・・・・
いくら私が頑張ったところで、時間は決して待ってはくれない・・・・・ 
夜は、必ず訪れるものなのだから・・・・・・
港で一人佇みながら、また涙がこぼれ落ちた・・・・・・

ひぐらしの声を聞きながら、月明かりの道を宿へと戻る…。 
その途中で出合った花々に話しかけながら・・・・・・
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2009夏 一人旅・回想録 29 ( 恐山 → むつバスターミナル ) [Travel]

宇曽利湖に背を向けて地獄めぐりコースへとまっすぐに、そして足早に進む。
賭博地獄、金堀地獄、法華地獄、などなど、聞いたことのない地獄横丁の看板を、他人事として横目に通り過ぎる。
唯一、「恐ろし~ぃ!」と思った看板は、「マムシ注意」と書かれた看板だけ!
人の作った地獄なんて全然恐ろしいとは思えないけど、マムシと出会うことだけは勘弁願いますって感じ…。

地獄めぐりの後は五智山展望台に登ったが、面白くもなんともない…。
この後、霊場恐山の南の谷に、「林崎大明神参道」と書かれた看板がポツンと突っ立っていたので、面白そう!と、その真っ白な小石の山の急斜面を、女性らしからぬ格好でよじ登って行った。
山上には石仏などがあり、そこから恐山菩提寺を一望できるViewpointであったが、やっぱり面白味に欠けて早々に下山する。 人工物を眺めるより、この小山の上り下りの方がよっぽどスリルがあって楽しい!
あら?  私って、穏やかな安心を求めているのだろうか…  それとも冒険的な不安定さを求めているのだろうか…   どちらにしろ、今の自分を満足させることしか考えていないのは確かなようだ!

恐山菩提寺総門が退場してバス停へと向かう。 するとちょうどバスが来たのでさっそく乗り込もうとしたら運転手さんから、「まだしばらくは発車しないから遊んで来てください」と言われた。
私がNETよりプリントした時刻表を見せると、「あぁ、最近ダイヤ改正をしまして、今は一日4本のバスしかありません。 これが今日最後のバスです!」と言われた。
よかった・・・・・。  何はともあれ、この霊場恐山にて野宿をせずにすんだ。

バス車窓から見た宇曽利湖 

帰りのバスの車内では、恐山のイタコに伝わる『実話』と称した物語りのいくつかがテープで流されたが、どれもこれもまことにお粗末なお話しで、聞いているだけで疲れてしまった。
死んだ娘の魂が新しい着物を着てお礼参りに来ただとか…、この子は昨年死んだ誰々の生まれ変わりだとか…、 身近な人の“死”を、自分勝手に良く良く解釈したくなる気持ちもわからんでもないが、「全部、人の“死”じゃん!」って思いながら聞いていた。
すると、「それじゃ~、自分はどうなのよ?!」って自分に切り返されて、思わず一歩後ずさったが…、 「私こそ、 まったくわかっていない…、 まったく感じてなんかいない!」
そんな自身のグチャグチャした思いに入り込みそうになった時、 「次は、念仏車~、念仏車です。 お降りの方はボタンでお知らせください」 との車内アナウンスが入った。
「念仏車?」 そんな地名があるんだ~。  ‘私’という地名の中にもお念仏は届けられているけれど、私はそれを全然回していないな~ぁ… なんて思い、一言、‘南無阿弥陀仏’と小さな声で呟いた。

むつバスターミナルで一旦バスから下車し、予約しておいた今夜の宿へと向かうためのバスを待つ。
その間、約1時間。 まずはNETで今朝予約した飛行機のチケットが取れたかを確認する。
帰りも青春18きっぷで帰る予定だったが、のんびりとしていたら今生事の予定に間に合わない!
後生のことはチンプンカンプンで慌てる気持ちにはサッパリなれないが、今生事には飛びついたら最後、おろそかには出来ず大慌てである!
しかし、パソコンを膝の上に乗せて、カチャカチャっとキーボードを叩くだけでアッという間に翌日のAIRチケットが取れてしまうだなんて…、しかもディスカウトチケットが…、 全く便利な世の中になったものだ!

それから、霊場恐山では圏外で携帯電話すら使用できなかったので、この間に携帯Mailの送信とBlogの更新をしていたらアッという間に1時間が過ぎてしまった。 案の定、むつバスターミナルから5分も走るとパソコンからNETへのアクセスは出来なくなり、この1時間は、今回の旅の中で一番充実した1時間となった。 
さてさて、NETは無理だけど、今夜のお宿では携帯電話は繋がるのだろうか…?

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2009夏 一人旅・回想録 28 ( 霊場恐山 7 ) [Travel]

おかげさま・・・、 おかげさま ・・・ ?   なんだか だんだん 虚しくなってきた ・・・・・
‘南無阿弥陀仏’が、私の「思い」という針で刺されて、風船のようにしぼんでゆく感じ ・・・・・・
お念仏は呪文じゃないよ!  称えて救われるんじゃない!
私がその足で踏みつけている如来様の願いで称えさせてもらってるんだよ…
その願いこそが「救わせてくれよ!」の‘南無阿弥陀仏’なんだよ…

どんなに自分の心を奮い立たせようとしても、無理!! 
しょせんは、「知識」 VS 「思い」 の バトルにしかならない・・・・・
「そんなこともわかってる!」と、自分の声にすら苛立ち、耳を塞ぐ私・・・・・
何やってんだ、私は …    「全然ダメ!・・・・・・」 と 声に出して呟いた。

ここでセコンドがタイムを告げた。  
背後から観光客のおばちゃんがやってきて、「どっこいしょ!」と言いながら私の隣りに腰をおろした。
私は慌てて涙を拭いて、そ知らぬ顔を装うが、おばちゃんにとっては、私が泣いていようが笑っていようがお構いなしで、「あ~、暑いね~! 今日はこんなにいい天気になると思わんかったわ~、ね~ぇ!」と話しかけてきた。
私は、「そうですね…」 とだけ答えて後は無言を保ったが、おばちゃんは一方的に恐山についての自分なりの感想をしゃべり始め、私は、「あぁ、また世間の常識論だ…」と、おばちゃんの話には耳を傾けず、適当に相づちをうちながらそれを聞き流した。
そしてやっと話しが途切れたと思ったら、おばちゃんに、「あんた何やっとったの?」といきなり質問を振られ、それがあまりにも不意打ちだったので、「別に何も・・・」と思わず口ごもってしまった。
おばちゃんは、「ふ~ん」と言いながら今度は自分の家族のことについて語り始めた。
またいきなり質問をされても答えに詰まるとおもったので、今度は私の方からアレコレと質問をしながら、しばらくの間はおばちゃんの話し相手に専念した。
そして後方よりおばちゃんを呼ぶ家族の声に促され、おばちゃんが、「はい、はい、今行くよ!」と言いながら去っていた時には、ド~ッと疲れが滲み出た。
そのおかげか少し空腹を感じたのでバッグの中より缶コーヒーと携帯食のクッキーを取り出して、また一人、宇曽利湖を静かに見つめながら軽く Lunch time とした。

「この世は全て虚仮不実 ・・・   
唯、真実は、唯除五逆のこの私(我)と、この口から飛び出る‘南無阿弥陀仏’のみ ・・・」
そう言いながら、何も響かん、何の感動もせん私…
「後生は目の前に迫っているぞえ!  お前の後生は大丈夫かえ?!」
そう問われても、何も驚かん、何もわからん私しかない…
私にあるのは、‘南無阿弥陀仏’を疑う心だけじゃん・・・・・
それがどんなに罪深いことだと聞かされても、全然消えないんだもん! も~ぉ、いいかげんにしてよ!!
と、また振り出しに戻って来てしまう・・・・・・  疲れた・・・・・・

恐山 宇曽利山湖
私は重い腰を上げて、再び宇曽利湖の波打ち際へと向かって歩き出し、その湖水をそっと片手で掬った…  冷たかった…
きっと阿弥陀さまはその両手で私を救いとってくださっているのに、私はこの水よりも冷たく仏さまの手を凍らせているんだろうな~ぁ…、 そしてすぐに自らの業でこぼれ堕ちて行くんだ・・・・・

再び順路に戻って霊場恐山の観光を形だけでも満喫する。
「私は、阿弥陀さまにこんな所まで連れて来てもらわなければ何も気付けなかった…、 それを身をもって教えていただく為に、この地へと導かれて来たんだ…」 という思いと、
「何なんだ! こんな所まで来て、また仏法、仏法と、馬鹿じゃないか私は!」 という思いと…
二つの思いが「我こそ真実!」と心の中で喧嘩する。

「も~、お前たち(私の思い)に振り回されるのはたくさんよ!!」 と 私は足早にコースを回った。

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2009夏 一人旅・回想録 27 ( 霊場恐山 6 ) [Travel]

二人連れのライダーが去って一人きりになると、とても静かに感じた。
カラスの鳴き声と、鶯の声がする…  先ほどの法則で言えば、カラスは地獄の鳥で、鶯は極楽の鳥だわね…、なんて思いながら一人笑い。
風の音がする・・・・・  そのまま耳を澄ましていたら、何か言葉のように聞けそうな気がしたが、後方より一組のカップルがここの日陰を求めてやって来たため気が削がれてしまった。
この喫煙所の斜め横に‘浄土ヶ浜’と書かれた看板と賽銭箱が設置されていて、これを見て彼女が言った、 「ここ‘浄土ヶ浜’って言うんだ~ぁ、 ‘天国の湖’なんだね~」 って…。
一瞬、ズベッ… となったが…、ま~ぁ世間ではそれが一般常識なのだろう…。

彼らが立ち去った後、しばらくは誰も来なかった。 時刻は14時、今日はLaunchを食べ損ねた。
遠く、宇曽利湖の波打ち際を、先ほど賽の河原で一人佇んでいた男性が、ゆっくりと歩いて行くのが見えた。 そして、彼の姿が見えなくなると、本当に一人ぼっちになった。 

「なまんだぶつ…」 と、口にしてみる…。  「なんまんだ仏…、 南無阿弥陀仏…」

霊場恐山         今、私(我)がここにおる  
         南無阿弥陀仏もここにおる
         「ここ」と言うのは私(我)なり
         「私」と言うのはオレがの「我」
         上辺にあらず、 思案にあらず、

         私(我)があるから、如来様もここにおる
         私(我)がなければ、如来様の苦労もない
         私は我(ワタシ)、 我(ワタシ)は私
         だからこその‘南無阿弥陀仏’
         それが証拠に、口から飛び出す‘南無阿弥陀仏’

こんな言葉がノートに記入されていた。 自分で書いたはずなんだけど、あまり覚えていない。
ただ、お念仏と共に、また涙が溢れてきて・・・・・  しばらくの間、泣いていた事だけ覚えている。

「私は、何故ここに来たのだろう・・・・・」  また同じ疑問が頭の中で繰り返される…。

恐山 宇曽利   誰かが私を地獄へと突き堕とすんじゃない…。 
   誰かが造った地獄へ堕ちて行くわけでもない…。
   私が自分で選んだ道が地獄行き。 
   私が自分で造った世界が私の行き先。

私は、自分に会いに来たんだ・・・・・
こんな遠くまで来なければわからなかった・・・・・
なぜ 恐山なのか…、 
なぜ 私は一人ここにいるのか…、  なぜ 今、この瞬間があるのか…、
メモする手が止まった・・・・・・  でも、溢れ出てくるものは止まらない・・・・・・

私は、私でしかないんだ・・・・・・
こんな私に、いつも寄り添って一緒にいてくださる…、 
‘南無阿弥陀仏’となって一緒にいてくださる…
泣きながら笑えた…   大泣きしながら、ぐしゃぐしゃに笑えた…

私、人間に生まれたんだ…
私、今、生きている…  おかげさまの命が、ここにある・・・・・・

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2009夏 一人旅・回想録 26 ( 霊場恐山 5 ) [Travel]

先ほどの恐怖感は、いったい何だったのだろう・・・・・
開かれた見通しの良い場所まで来て、また、他の人の姿を見つけただけで、得体の知れない化け物から逃げ延びたという安堵感に変わってゆく心…。
しかし、気持ちが落ち着いてくると今度はこの場所にも飽きてきて、心の中で拠り所とした人たちさえも疎ましく思う心が沸き立つ…、身勝手極まりのない私・・・・・・

宇曽利山湖 と 極楽ヶ浜

八角円堂の前を通って、無色透明な血の池地獄を横目に、宇曽利湖(うそりこ)畔の賽の河原へと出た。
賽の河原には、積み石… と言うよりも、ただ小石が無造作に寄り集まっているだけの石の小山のようなものが数えられる程度あるだけで、何のことはないただの砂浜だ。
しかし、この山中にあってこの白砂の浜という風景は、他所ではなかなかお目にかかれるものではないだろう。 それに、宇曽利湖の水の透明度はすこぶる良い。
多分ここを訪れた人たちは、賽の河原よりも、まず宇曽利湖の美しさに心奪われ、「これはこの世のことならず、死出の山路の裾野なる、賽の河原の物語 ・・・」なんていう悲話に心を寄せる人などほとんどいないであろう…。
案の定、後方よりやってきたバスツアーの客の誰一人としてこちらに目を向ける者などいない…、
誰もが一直線に美しい極楽ヶ浜の方へと楽しそうに駆け寄って行く…。

しかし、たった一人だけ賽の河原にて宇曽利湖の水面を見つめながら佇んでいる人があった。
先ほど奥の院不動明王の前ですれ違った一人旅の男性である。
最初に彼とすれ違った奥の院では、「こんにちは!」と挨拶を交わし、次に会った八角堂の前では、「暑いですね~!」と一言だけ交わしたが、今の彼は、とても声をかけれるような雰囲気ではなかった。
その横顔は、とても大きな悲しみに耐えているかのように見えた…。

宇曽利湖の波打ち際に座り込んで湖中の湧き水をしばらく間ジーッと眺めながら、腑に落ちなかった疑問の答えを見つけたように思った。
なぜ、火山岩がゴロゴロしてガスの湧き上がる場所を地獄といい、この湖や白浜を極楽と名づくのか…、
要は、醜く、オドオドしく、苦しく、辛いものは、全て‘地獄’と呼称し、美しく、ホッと出来て、楽しく、ラクチンなものは、全て‘極楽’と呼称される。  な~んだ、単~純!  
で…、馬っ鹿みたい!!
私は立ち上がって極楽ヶ浜の方へとゆっくり歩き出した。

先ほどとは別の団体客がやって来て、また自分勝手に騒いでいる。
ここは人々が口をそろえて言っているような、「この世とあの世の境目で死者の想いが充満していて…、且つ、亡き人ととの語らいの場…」だなんて、私は微塵も感じない・・・・・
ここにあるのは美しき地球の自然と、この世の人々の嘘と穢き欲の思い・・・ それだけである・・・・・・

それにしても日差しがキツイ…  日陰になる場所も、ベンチもない…  既に腕や胸元は日焼けで赤くなり熱を帯びている。  天気予報では今日の天気は曇りだと言っていたのに…、晴れ女の頭上には燦々と夏の太陽が輝いている…。
見渡すと極楽ヶ浜の中ほどに一箇所だけ小さな屋根を見つけたのでそちらへ引き寄せられるように歩いて行くと、そこは唯一の喫煙場所であった。
吸殻入れから放たれる悪臭よりも、とにかく日陰に入りたかったし、既に2時間近くふらふらと歩き続けていたので涼める場所で座りたかった。
極楽ヶ浜より見た宇曽利山湖先客はバイクで旅する二人連れの男性のみ。 遠慮なく隣りに座らせてもらった。
でも、ただボ~ッとしているのも居心地が悪かったので再びノートにむかってアレコレと記入をしていると若い方の男性が、「俳句とか作ってるんですか?」と声をかけてきたので、「いえ、日記みたいなものをメモしてだけです」と答える。
するともう一人の男性が、「湖を見てくる…」と言い残し、一人、宇曽利湖の方へと歩いて行った。
二人きりになったけど、全然会話は弾まない…。 それでもお互い気まずくなることなく、ただボ~ッと出来たのは、多分、それだけこの風景が心安らかな感覚をもたらしてくれたからだろう。

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2009夏 一人旅・回想録 25 ( 霊場恐山 4 ) [Travel]

霊場恐山には、私レベルの奇妙な光景をいくつか目にした。

恐山の結び草[三日月]一つは、積み石。 
どうして石をきれいに積み上げることが、水子や幼子の浄土往生の手立てになるのだろう…? と、とてもひっかかった・・・
[三日月]一つは、結い草。
霊場に生えている草が二方から堅結びにしてあるのだが、これは、積み岩の塔を崩し子供を苛めに来る鬼の足を引っ掛けて転ばすためなのだとか…。
しかし、こんな悪戯にひっかかってスッ転ぶ鬼ならば、可愛いんちゃうの?とさえ思ってしまう・・・
[三日月]一つは、記名された小石
霊場の随所に、直系10cmほどの小石や同等の大きさの小さな地蔵が無造作に山積みにされているのだが、これに個人名と日付の記されているものがいくつかあった。
中にはダイレクトに願い事などを書いてあるものもあるが…、さてはて、いったい何のため?
恐山 賽銭[三日月]一つは、お賽銭。
とにかく、賽銭箱の数は半端なく多い。 犬も歩けば賽銭箱に当たる!と言えるほど多い。
それとは別に霊場には、地獄名の付けられた岩や、火山性ガス(亜硫酸ガス)の小さな噴出口が所々にあるのだが、必ずと言っていいほど賽銭箱とは別の場所に小銭が捧げられてある。
先ほどの話しじゃないが、「どうぞ、地獄とご縁で結ばれますよ~に!」ってつもりではないだろうに…、なぜお賽銭をあげるのか…、私には理解できない。
[三日月]一つは、カラス。
カラスがいるから不気味というわけではないが…、
カラスと言えば食料豊富な都会の鳥だと思っていたのだが、ここ霊場には、観光客の数よりもカラスの数の方がはるかに多い。 
いくらカラスが雑食だといっても、亜硫酸ガスの立ちこめるこんな何にもなさそうな場所に、これだけの群れが生息しているというのは奇妙な気がした。

[満月]しかし、何よりも奇妙だったのは、私自身かもしれない・・・・・・

慈覚大師堂の脇を抜けて、大平和観音像のある高台から慈覚大師坐禅石の方へと下りて行く。
その私の後ろを何かがついて来る・・・・・・
私の背後に…、 私の後方足元に…、 誰か、何かはわらないがついて来る・・・・・・
私の背後で小路の石が転げ落ちる音がしてフッと振り返るが、そこには誰もいない…。
得体の知れない何かが私をつけまわす。
私の背後で草の茂みをかき分けるような音がしてフッと振り返るが、やはり誰もいない…。 
しかし、確かに何かが私の背後でうごめいている。
正体のわからないものに対する恐怖。 
一人っきりでいることに対する恐怖。
畏怖する気持ちを紛らわそうとしても、私の耳も感覚も、背後の何かを捉えて放そうとしない。
恐い、 恐い、 恐い !
思わず人を探す。 誰でもいいから正体の知れたイキモノの存在を探す。
そして前方に一組の観光客の姿を見つけて私は駆け出した。

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