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‘孤独’ と ‘死’ の 虚実 [心]

久しぶりにお会いしたOGさんと夜遅くまでたくさんお話しをした。
話した… と言うよりも、お話しを聞かせていただいたと言った方のが妥当かな?!
くすぐられたり、突っつかれたり、時にはグサッと刺されたり、(^.^ゞ  数々の大切なお話しも、私にとって都合のいいことしか覚えていないけど…、貴重なお時間をいただいたことに感謝!

そして帰り際、駅の改札口へと向かう途中で行き交う人の波をぼんやりと眺めながら 私がポツリと、「みんな楽しそうに見えるね…。 世間の人たちは、皆それぞれに苦労を背負ってはいても、幸せそうに見えるのは何故だろう…」と呟いた。
別に答えを求めたわけではないけれど、OGさんは一呼吸おいてから、「そうだね…、 きっと皆幸せなんだよ…」とおっしゃった…。
私も、そ~なんだ・・・・・
私って、 自分は幸せ! 恵まれてる! 愛されてる! って…、 いつも いっつも、そう自己暗示をかけて自分の心を誤魔化しながら生きてるんだよね・・・・・
私は…、 ‘孤独’という現実を認めたくなくて、目を背けてるんだ・・・・・

この30分ほど前のことだった…、
笑顔をこぼしながら淡々とお話しをされていたOGさんが急に言葉を詰まらせて、「自分の心は誤魔化せない… 自分には嘘が付けないんだ…」と、大粒の涙を流された…。
この時私はすごく自惚れた心で、OGが 今 目にしている辛い現実を包み隠してあげられないか…って思った。 
どうしてそんなもの見ちゃうの? 見なければいいのに!! 認めなきゃいいのよ!! って、 そう思いながらも、そんなOGさんを見て少し羨ましく思う私もいた。
自分に正直になるって、すごくツライことだと思う…。
でも、自分に嘘をつきながら生きているのも結構キツイ…。
自分で自分を誤魔化していることに気がついていない時は、それはそれで、それなりに幸せだった…。
でも・・・・・ 認めたくない自分、 受け入れ難い現実、 そんなものを突きつけられて、これらから逃げ続けているというのも楽なことじゃない…。
 
世間も、私も、虚仮不実。
そんなこと知らなきゃ幸せでいられたのに…、 皆と一緒に泣き笑い出来たのに…  って・・・
嬉しい時も、悲しい時も、そんな思いがいつまでたっても抜けやしない・・・。 
「それじゃ~私は不幸なの?」 と、そんな自問自答には、「私は幸せよ! いつだって幸せだわ!」って胸を張って答えるのだが、その胸の奥に不気味に蠢いているものは、日々成長を続けるばかり・・・。
これを認めちゃったとたんに、気分は Low mode に突入して、泣きたい気持ちと、苛立ちが頭をもたげた。

その上、OGさんも Yuさんも、「早くこの世との縁を切りたいね~」みたいな事を言うものだから、「私も~ぉ♪」 な~んて 明るく同意したものの、「ホントに死んじゃいたい…」って、また死にたがり病が再発しちゃってますます気分は滅入るばかり・・・

「‘この私が死ぬ’っていう、本当のところの自死と向き合ったならば、わたしは生きてはいられないだろう…」 と OGさんはおっしゃった。
フッと思った・・・  「歳をとる」って、 仏さまが、遠まわし 遠まわしに、「この私は死んで行かなくっちゃいけないんだよ」って、 私が傷つかないように、私がショックを受けないように、ゆっくり ゆっくりと、 いつ訪れるとも知れぬ無常の風を教えてくださっている ってことなのかな~ って・・・・・

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2009夏 一人旅・回想録 19 ( 三日目の終りに… ) [Travel]

八戸駅に到着。 今朝、松島駅を出発してから約10時間… さすがに疲れた・・・・・
八戸の夕日
でも、八戸で見た夕日は、疲れた心を癒し、迫り来る夜闇を忘れさせてくれるほど美しかった…
八戸駅で下車した後、駅に併設された観光案内所に立ち寄って青森のガイドをいくつかもらってからHOTELへと向かった。

Check In を済ませて部屋へ入り、すぐにPCを開く。  どうしても言いたいことがあった・・・・・
自分の気持ち…、 自分の本当の気持ちさえもわからなくなっていたここ数日間…、
今だって、何が本当で、何が嘘なのか…、自分のことなのに全然わかっていない・・・・・
だけど、どうしても伝えたいことがあって、今、そのままの気持ちをしたためてMailを送る。

過去の自分の思いに居座るのではなく、過去の自分の思いと向き合った時、チョットだけ客観的に自分を見ることができた。
それは、今現在の私の勝手な思い込みかもしれないけど、あの時、何で私はあんなことを言ってしまったんだろう…、 あの時、私はいったい何に依存していたのだろう…、 そんなことを、少し時間をかけて冷静に見つめた時、その時には見えなかったものが見えてきたような気がした。

私は…、自分が全然見えていない・・・・・  これを…、認めたくない私がいるという事実・・・・・
図星! 御名答! 人から言われて傷つくのは、私の大嫌いな私の核心を指摘されるからなんだろうね…
やっぱり傷つきたくない・・・・・   自分だけは… 傷つきたくない・・・・・
だから、いつも、自分を守ることに躍起になっている・・・・・

私は…、自分を生きていなかった・・・・・  今…、それを…、認めざるを得ない・・・・・  
だって、過去の自分を振り返った時に、私はいつも相手の心ばかりを詮索していて、自分はどうしたいのか…、自分は何を思ったのかなどは二の次で…、自分というものがいつもお留守になっていた・・・・・
だからかな…? 一人になった時は、極端に自分の世界に入り込んで、今度は周りが何も見えなくなってしまう・・・・・

物心ついた時からず~っとそうやって生きて来たから、今さら変えることなんて出来ないかもしれないけど、ただ、「そんなんでいいの?」って、自分に問いかけられた…。

私は何を言いたいんだろう…、 私は何を求めているんだろう…、 こんなこと自己分析してどうなるんだろう…、 私…、無駄なことしてる…? 
ただ、明日どうなるかわからない自分だから、これだけは伝えたい…
そんな思いが、今日一日、随所で現れた・・・・・

ウニラーメンこの後、少し遅くなってしまったが夕食に出かけた。
歩き回る元気もなかったので、HOTELの近くにあった郷土料理居酒屋に入ってお勧めのウニラーメンをいただいた。 
今日は炭水化物ばかりの食事だし…、御法的な呪いのかかった一日だったし…、心身ともに不健康な感じだ!

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