本当は・・・・・ [Poem]
本当は、涙も声も枯れ葉てるまで泣きたいのに…
でも、癪だから泣いてなんかやらないの!
本当は、大声でこの胸の怒りをぶち撒けたいのに…
でも、そんなみっともないことしたくないから我慢するの!
本当は、何もかも人のせいにして、自分だけは守りたいのに…
でも、そんなのカッコ悪いから都合よく自分をごまかすの!
本当は、喉元に詰まったこの苛立ちを爆発させてしまいたいのに…
でも、結果的に自分が傷つきそうだから一生懸命抑えるの!
本当は、寂しくって、淋しくって、さびしくってしかたがない…
だけど、それを認めたら生きて行かれないから無視するの!
本当は、気が狂うほど、あたたかさに、愛に飢えている…
だけど、哀れみをかうのなんて情けないから愛情太りを演じるの!
本当は、苦しくって、辛くって、気が狂ってしまいそう…
だけど、今の自分を見失いたくないから笑顔でそれを隠すの!
本当は、もう…、生きていたくなんかないのに…
だけど、“生”に執着する心がどうしても殺しきれないの!
本当は、独り、死んで行かなきゃならないのが恐いのに…
だから、私が恐がらないように“死”をきれいな色で塗りつぶすの!
本当は、御法座なんかに出たくないのに!
それなのに、いつのまにか先生の前に座っているバカな私…
本当は、仏法なんか聞きたくないのに!
だって、聞いても、聞いても、聞いても、聞いても、どこまで聞いても平行線…
本当は、お念仏なんか称えたくないのに!
なのに、仕方なしにだけど、口から出ちゃう時がある…
本当は、何もかも忘れてこの現実から逃げ出したいのに…
けれど、どうしたってくっついてくる! 鬱陶しくくっついてくる!
でも、本当は…、 本当の望みは…、
助けてよ! どうにかしてよ!! 早く、早く、救ってよ!!!
でも、癪だから泣いてなんかやらないの!
本当は、大声でこの胸の怒りをぶち撒けたいのに…
でも、そんなみっともないことしたくないから我慢するの!
本当は、何もかも人のせいにして、自分だけは守りたいのに…
でも、そんなのカッコ悪いから都合よく自分をごまかすの!
本当は、喉元に詰まったこの苛立ちを爆発させてしまいたいのに…
でも、結果的に自分が傷つきそうだから一生懸命抑えるの!
本当は、寂しくって、淋しくって、さびしくってしかたがない…
だけど、それを認めたら生きて行かれないから無視するの!
本当は、気が狂うほど、あたたかさに、愛に飢えている…
だけど、哀れみをかうのなんて情けないから愛情太りを演じるの!
本当は、苦しくって、辛くって、気が狂ってしまいそう…
だけど、今の自分を見失いたくないから笑顔でそれを隠すの!
本当は、もう…、生きていたくなんかないのに…
だけど、“生”に執着する心がどうしても殺しきれないの!
本当は、独り、死んで行かなきゃならないのが恐いのに…
だから、私が恐がらないように“死”をきれいな色で塗りつぶすの!
本当は、御法座なんかに出たくないのに!
それなのに、いつのまにか先生の前に座っているバカな私…
本当は、仏法なんか聞きたくないのに!
だって、聞いても、聞いても、聞いても、聞いても、どこまで聞いても平行線…
本当は、お念仏なんか称えたくないのに!
なのに、仕方なしにだけど、口から出ちゃう時がある…
本当は、何もかも忘れてこの現実から逃げ出したいのに…
けれど、どうしたってくっついてくる! 鬱陶しくくっついてくる!
でも、本当は…、 本当の望みは…、
助けてよ! どうにかしてよ!! 早く、早く、救ってよ!!!