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人間失格 [心]

今日も雨[雨]…      もう三日も降り続いてる。     
だけど、雨でよかった…    ホッとする…
体調不良[バッド(下向き矢印)]も続いてる…
こんな日にニコニコのお日様なんかに照らされたら、余計に気分が滅入りそう…
家族や友達と共有する時間はとても元気でいられるのに、一人になると足が砕けちゃう…
そして気がつけば、いつも逃げ場を探している自分がそこにあった・・・・・

何も手につかない…、何もしていない時間は、罪の意識に押しつぶされそうになる。
「人間失格」     そんな単語が脳裏に浮かんだ。
太宰治の「人間失格」   中学生の時に読んだきりで、内容は薄ら覚え…   
でも、どちらが本当の自分で、どちらが嘘の自分なのかわからなくなっていたあの時…
好きな自分と、嫌いな自分の分別すらも出来なくなっていたあの時…
そんな頃に「人間失格」という本と出合って、その本に自分を重ね、その本の中に何かを隠し置いてきたような気がした…

何をもって「人間失格」と言えるのだろう…
まともに生活できない人が人間失格となるのだろうか?
それじゃ~、「まとも」って何を基準にしているの?
そんな無駄な自問自答に費やす時間すらも疎ましい今日の私・・・・・

不意に 「人身受け難し 今已に受く ・・・」   三帰依文の一節が重くのしかかる。
このまま死んでしまったら、それこそ人間失格なんじゃないの? と自分に問われる。
「・・・・・・・・・・・・・」
言葉にならない自分の思いに、また気が滅入る・・・・・

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