SSブログ

2009年2月9日(月) カトマンズ ( 朝の風景  Airportへ) [アジア]

A.M.6:00起床。  治りかけていた喉が、また痛む。[もうやだ~(悲しい顔)]
MRさんが、「昨夜、なっちゃんに言われても気付かなかったけど、ホントにこの部屋ガソリン臭いわ~!」と言った。
私の喉の痛みも風邪のせいではなく、気化したガソリンを一晩中吸い込んでいたせいかも知れないと思った。
ネパールに来てから心身ともに不調である。
体調の不具合は何とか誤魔化せても、心か頭かわからないけど、こっちは早いところ修理をしないと、MRさんやMemberに迷惑をかけてしまいそうでチョット不安・・・

朝食を済ませて、A.M.8:00少し前にHotelを出発し、昨日降り立ったカトマンズのAirportへと向かう。
今日はOptional Tourで、ヒマーラヤ山脈の遊覧飛行を体験する。
MRさんのたっての希望が叶って、カトマンズ・ヒマーラヤ見学になったのだそうだ。
Optional Tourといっても、Memberの全員が参加するので、あらかじめTourに組み込んでおいてくれれば良いものを、前日に参加の確認を取って、ヒマーラヤ遊覧の飛行機に乗る直前に参加費を回収するのだという。
これはあらかじめ聞いていたことだが、何となく余分にお金を取られた感がして、イヤだなと思った。
しかし、旅行のパンフレットには参加費¥20,000.と書いてあったが、旅行説明会の時には原油高で参加費¥24,000.だと言われ、でも結局は原油価格の値下がりで参加費が¥19,000.となって、チョット得した気分でHAPPY~[手(チョキ)]
バスの中でTourConductorの拓郎さんが参加費を集めていると、Memberの一人が大きな声で、
「すみませ~ん! どなたか僕たち夫婦に[有料]3万円を貸して下さ~い! お願いしま~すm(__)m」と言った。
しかしMemberの、ある人は無言を保ち、ある人は笑って聞き流し、誰も手を上げなかったので私は自分の財布を確認してから、[手(グー)]「いいよ、3万円ならあるから(^^)v」と言ってKY夫婦にお金を貸した。

2607664この時まで 半分眠っていたような頭だったが、「あらっ!ヤダッ! 私ってば、朝から一度もカメラを手にしてないわ?!」と、趣味の写真撮影すら忘れていた自分に、我ながら驚いた。
ようやくバッグから[カメラ]カメラを取り出して、外の景色に目を向けると、カトマンズの街は、薄くかかった朝靄に朝日に照らされ、露がキラキラと光ってとてもきれいに見えた。
通勤に向かう人、朝の支度をする人、早朝からOPENしている店先には、珍しいものが並び、どこを見ても飽きることがなかった。
インドでは見ることがなかった肉屋の店先では、ヤギだと思うけど…、身を裂かれた状態で巨大なまな板の上に乗っていたのを見て、思わず目をそらした。
またShow windowに並べられたスウィーツには、思わず身を乗り出して、額を窓ガラスにぶつけた。
八百屋さんも何軒かあったが、インドのようにきれいに並べられてはおらず、ただ雑然と置かれてあったが、インドの物よりもはるかにみずみずしく美味しそうに見えた。
街には人が溢れ、バザールも活気に満ちているが、これらの野菜を栽培している農村地帯や、ヒマーラヤの麓で暮らす山岳地帯の人々の生活を、ほんの少しでも見てみたいと思った。

[メモ]インドの国面積は、3,287,590km² で世界7位であるのに対して、日本は377,835km² の60位、そしてネパールは140,800km² なのだが、その約80%がヒマーラヤなどの山岳丘陵地帯なので、これを考えるとても小さな国に思える。
ちなみにインドの世界人口順位は、1,169,016,000人で中国に続いて第2位であり、日本は127,967,000人で第10位、そしてネパールは28,196,000で40位なので、それほど少ない部類には入らない。
ネパールの地理を調べついでにメモしておくと、東西に約885km、南北には145km~241kmの横長の形で、全長2,926Kmの国境線で取り囲まれた国である。

Hotelを出てから[バス]20分ほどでAirportに到着。
Terminalに入る前に男女別に別けられて、簡単なSecurity Checkを受ける。
なにか性別差別をされているようで、あまり気分の良いものではないな~ぁと思っていたら、あるネパール人女性が私の前に割り込んできた。
これを見ていたTourConductorの拓郎さんが、「あっ! この人割り込んできた! この人順番抜かしたよね~!」と半分真剣になって言っていたのが、何だかすごく面白かった。
拓郎さんって、すごい正義の味方なんだ[るんるん]って、 外見も中身もとても頼り甲斐のある人だな~ぁ[黒ハート]って思った![ぴかぴか(新しい)]

2607665空港のCheck In Counterの前には、Airportらしくスーツケースが置かれている・・・のではなく、ダンボール箱や麻袋に詰められた荷物、また何故か藁の束まで山のように置かれていて、とてもAirport Terminalには思えなかった。
溢れかえる人の波を掻き分けながら拓郎さんにくっついて進み、再び男女別に分けられた個室を通って出発ロビーに入ると、ここも人でごった返していた。
Gateに近いロビーの片隅に席をとった私たちだが、心の中は、「ど~ぞ、飛行機が飛びますように」と祈るばかりであった。
何故ならば、ネパールでは電車も飛行機も、時刻表はあるけど時刻は守られないのが常識!
ましてやヒマーラヤの遊覧飛行は、ヒマーラヤの天候と相談してから決定されるので、1時間待ちは当たり前で、飛ばないことも珍しくはないそうだ。
せっかくここまで来て「[飛行機]欠航~!」な~んて言うのはショックが大きいので、自分の運を信じて祈るのみである。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。