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秋唄(大江千里) [歌詞]

お気に入りの秋の歌は何かないかしら?と探していたら、結構たくさん見つけることが出来ました。
その一つが、1998年の「NHKみんなのうた」で放送されていた、大江千里さんの「秋唄」という曲です。 ちなみに、今日10月6日は、千里さんのお誕生日だそうでして、そんな訳で今日はこの曲を味わってみたいと思います。

             「秋唄」   大江千里

       秋よ 秋の秋みだれし日 きみは夏を胸に抱いて
       秋の空の鱗雲だね きみの目に光るさざ波よ

       蚊帳をとった日 裏庭に出て 真似をして指笛吹いた
       プールにバタアシで 最後の蝉の声聞いた
       手紙を書こう 一度会った友達に
       あいかわらず忙しく 同じ自分を生きてます

何気ない日常に秋の気配が一行ずつ書かれていて、最後の「あいかわらず、同じ自分を生きてます」っていうのが、いいな。
季節は日々移ろいゆくけれど、私は相変わらずだもの・・・  でも、一日一日が同じ時間で過ぎて行き、夏から秋へ、そして秋から冬へと移り変わっていくのよね・・・、何も変わらない私を追い立てるように。

       秋よ 秋の陽は短くて ペタルこげば風が冷たい
       線路沿いを何処まで行けば 誰かにばったり会えるかな

       今年は柿の実が大きいと 洗濯する手をふと止めて
       乾かないシーツ越しに 物干し台の母が言った
       バイトをぬけて 時間がぽっかりあいた
       ちょっと人恋しくて ため息なんかついちゃって

どうして秋って人恋しくなるんだろうね?
昔々の恋物語なんか思い出しちゃったり、何気ない友達に意識しちゃったり、可笑しいね。
でも、秋のすがすがしいお天気とは裏腹に、なぜか人恋しくて、空を見上げながらため息なんかついちゃって・・・

       (中略)
       「白線までお下がりください」 知らない声に胸が躍る
       空が急に赤くなったら せつなさが前より募ります
       少しだけ何かが変わります

       秋よ 秋の秋みだれし日 きみは夏を胸に抱いて
       秋の空の鱗雲だね きみの目に光るさざ波よ
       きみの目に秋がみだれし日

秋の夕焼けって本当にきれいです。 でも、その移り変わりの早さには驚いてしまいます。
人の心もそうなんですよね・・・・・・  あっという間に「今」とは違うことを「今」思い描いている・・・。
秋・・・・・・・   波うつ鱗雲は、少しずつ 少しずつ 何かが変わります。
秋・・・・・・・   乱れし心が迷い込む先には、何が待っているのでしょうか。

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