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ささやかな抵抗(吉田由美) [詩]

なぜこの本を買ったのか・・・、 いつこの本を購入したのか・・・、 まったく記憶にございませんが、書棚から取り出してパラパラっと見てみると なかなか フムフム へ~ェ ということで、入院のお供にカバンに詰め込んでまいりました。
題名は、『ひとり 思いきり 泣ける言葉』 という、吉田由美さんとおっしゃる作詞家の書かれた文庫本です。
まぁ、残念ながら私には、一粒たりとも涙が落ちるどころか、目を潤ますこともありませんでしたが、彼女の押し付けがましくない言葉の表現に共感できるところがいくつもありました。
その中の一つを抜粋しては、点滴の苦しさから気を紛らわすために、「私自身はどうなのだろう?」ということを思案などしていました。

                  ささやかな抵抗

        手に入れて所有してしまうと、
        いつかなくなるのではないかと不安になるものだ。
        だから必要以上のものを手に入れようとする。
        そんな人間の浅ましさが、
        どれほど多くのものを傷つけてきたことだろう。

人間ほど欲の深い生き物は他に例をみないのではないでしょうか?
ある民族は、「今日、その日に家族が食べるモノだけしか狩りはしない。不必要に他の命を奪う権利などわたしたちにはないからね」と、これを長い歴史の中で忠実に守っている民族もこの地球上には存在します。

しかし、この人間社会においては、「文明」という言葉を隠れ蓑にして、常に血生臭さが絶えることが、過去も、現在も、ありませんでした。
自分の命を守るために戦うことは、弱肉強食の世界においては仕方のないことかもしれません・・・。
でも、必要以上の命を奪って、その命を食べ物としたり、それが余れば平気で廃棄処分して、また時には装飾品として生き物を乱獲したり、ただ自己の名誉欲を満たすためだけに人間同士で無駄に殺し合ったり・・・・、 私達は、常に自分の欲に切りなく他の命を所有しようとしてきましたし、これを罪とも思わずに、今なお続けているのです。
自分たちに都合よく、「神様からのお恵みだ!」との名目のもとに、世界中には、豊作祭りだ、豊漁祭りなだと、感謝の心の欠片もないカーニバルが溢れております。 

そうかと言って、この私に何が出来るか・・・・・・   これを責めるどころか、何も出来ないでしょう。
だって、私自身もその内の一人ですから・・・・・・
だからせめて、そんな自分に、「ささやかな抵抗」をするのです。  南無阿弥陀仏

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