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Unchained Melody (アンチェインド・メロディ) [歌詞]

映画 『ゴースト ニューヨークの幻』 の テーマソング “ Unchained Melody ” 。
すご~~~く昔に、「この映画、メチャ泣けるから一緒に見ようよ!」 と、 当時お付き合いしていた彼に勧められて、彼の部屋で絵画鑑賞をすることになったのですが、人前で泣くことは恥ずかしいことだと思っていましたし・・・、 まだお付き合いを始めて間もない恋人の前で涙なんて厳禁!な~んて思っていましたので、「絶対に 絶対に 泣くものか!!」 と 意気込んでテレビの前に座ったことを覚えています。
そんなことに力を入れていたので内容の方はあやふやで・・・、 ましてや、泣けちゃいそうなシーンでは、ぜんぜん違うことを考えていたりしたため、ストーリーのクライマックスにかけてはほとんど覚えていないのですが、でも、このテーマソングはとても耳に残っています。
今日、たまたまこの曲を耳にして、何となく時代をさかのぼって昔のことを思い出しました・・・。

           Oh, my love, my darling
           I‘ve hungered for your touch
           A long, lonely time
           And time goes by so slowly
           And time can do so much
           Are you still mine?
           I need your love, I need your love
           God speed your love to me

            あぁ、僕の愛い人よ
            君に触れたくてたまらない
            逢えなくて、孤独な時間は長くて
            時がゆっくりと過ぎてゆく
            そんな時間がたまらないんだ・・・
            ねぇ、君はまだ僕のことを愛してる?
            僕には君が、 君の愛が必要なんだ
            神様お願い、彼女の愛を僕に届けて                     (私訳)

ある事件に巻き込まれて死した彼氏が、ゴーストとなって必死で彼女を守ろうとする純愛ストーリです。

彼の“愛”が、彼女に届かないもどかしさ・・・・・
目には見えない“愛”は、こんなにも溢れて彼女を包んでいるのに、 “愛”という実体がないから信じることが出来なくて・・・・・  現実(五感で感じられるもの)だけを信じ、 非現実を受け入れることのできない苦しさ・・・・・。

「彼は、もう死んだの・・・。 逢いたくても、もう逢えないの!」 愛しい人に伝えることのできない“愛”は、自分自身を苦しめるだけ・・・・・   切なくて・・・ 悲しくて・・・ 辛いだけなの・・・・・。
“愛” って、 どんな色? どんな形? どんな香り? そして、どうしたら触れることが出来るの? 
どうかお願い! 僕に彼女を触れさせて!
どうかお願い! 彼の声を私に聞かせて!

どうしてこの映画のことが不意に思いだされたのかな・・・?
泣きたいわけじゃないけど、なんだかもう一度、ちゃんとこの映画を見てみたくなりました。

あぁ・・・、 結局、泣き上戸の私ですが、彼の前では泣かずに映画を見終わることが出来て、でも彼には、「なんで泣かないの?」って、すごく不服そうに不信がられました。
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