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濁河温泉 雪見の露天風呂 [Travel]

先週末、珍しく二人ともOFFな週末。 
夫から 「久しぶりにドライブにでも行く?」と誘われてお出かけ決定!!
どこへ行こうかと考えた時、第一条件に「雪が見たい!」、第二条件は「美味しいものが食べたい!」、そして第三条件に「温泉に入りたい!」 と言うことで、地図を広げてNETで積雪情報などを収集する。
そして決定したのが、「濁河(にごりご)温泉 雪見の露天風呂 日帰り温泉ツアー」

濁河温泉は、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山の7合目付近(標高1,800m)にある温泉街で、名古屋から車で片道4時間弱の距離にある。
濁河温泉かぁ~、名前は聞いたことがあったけど、御嶽山の北西斜面にあったとは知らなんだ。
冬場もスタットレスタイヤを装着していればマイカーで行くことも可能だが、公営浴場(露天風呂)は11月~4月頃まで冬季休業しているため、入浴は温泉街にある旅館の日帰り入浴プランを利用することになる。
しかし、日帰り入浴をやっている旅館は2,3軒しかないので選ぶほどもないのだが…、その中で ‘旅館御岳’にお邪魔することにした。

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朝8時ごろに家を出て、カーナビが指示するままに中央道に入り中津川ICからはR19号を上って、途中、元橋より県道20号を行き西野川沿いの雪景色を楽しみながら北上する。
お天気はすこぶる上々で、青いお空の下、真っ白な雪がキラキラと輝き、御嶽山もハッキリ クッキリ とってもきれいに見える。

そしてしばらく走ったところでカーナビが、「岐阜県に入りました」とアナウンスし、道路標識には「高山市」の文字・・・  「えっ?\(◎o◎)/! 山道を一本間違えた?」とビックリした!
何せ私は、御嶽山は長野県にあるものだと思い込んでいたので、目的地を通り越して高山市まで来ちゃったのか?!と、そりゃ驚いたが、今回のドライブで私の知識が訂正されて よかった! よかった!
実際、濁河温泉は岐阜県下呂市にある。 とは言っても、下呂温泉とはまったくの別物だ。

さて、濁河温泉街のGateをくぐり一段と雪深くなった道を上って行くが、その途中にある温泉宿の大半が廃業してしまったのか…、はたまた休業中なのか…、玄関ごと雪に埋もれたままになっていて、なんだか嫌な予感がする。
旅館御岳の日帰り入浴は事前に確認をとっておいたので問題はなかったのだが・・・、 案の定、食事の出来るお店が一軒も営業していない…、 というよりも、お食事処自体がないような 小さな温泉街であった。
ど~しよう…、 旅館御岳のレストランも休業中で、このままでは昼食抜きか?! と 若旦那に相談すると、近所の旅館に手当たり次第電話をかけてくださって、やっと一軒、「うどん か そばでよかったら作ってあげますよ!」という旅館が見つかった! LUCKY♪ 感謝! 感謝!

旅館御岳から車で1,2分上がった先にある 旅館朝日荘さんで あたたかいおそばを作っていただくことになったが、急な話で、しかも無理を言っての昼食だったので何の期待もしていなかったのだが、これが予想に反したお味で、おツユのダシがとっても美味しくってペロッと完食!
ホンに、尊いお恵みにより美味しくいただきました。 おかげでごちそう様でした。

昼食後、旅館御岳に戻ると、昼の1時から解禁される日帰り入浴の客が2,3組ロビーで待っていたが、私たちは猪一番に申し込みを済ませて露天風呂へと直行した。
何せここの名物は、川沿いにある混浴露天風呂! 
先に男性客が入ってしまえば私が入りにくくなるし、女性客が入ってしまえば彼が入りづらくなる。
ということで、皆よりお先に混浴露天風呂へと向かったわけだが、さすが秘湯と言われるだけあってその道のりは長かった…(^^ゞ

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川沿いの崖に作られた階段をひたすら下りて行き、吹きっさらしの凍った細い通路を下って、コンクリートに囲われた薄暗い階段を下りた先にある小屋(脱衣所)の扉のその奥に、褐色の湯色をした露天風呂があった。
源泉付近は熱めだが、周囲の気温と雪によって冷まされた露天風呂の湯は全体的にぬるめなので、ゆっくりと雪見の露天風呂を楽しむことが出来る。

3500440途中、一組のカップルと女性客が覗きに来たが、入ってくるかなぁ~ と思いきや…、入っては来なかった。
確かに私たちが先に入っているので入りにくいとは思うけど、ここまでの道のりを考えると…、露天風呂に入らずして戻って行く方こそ勇気がいると思うのだけど・・・。

結局、1時間ほど貸し切り状態のまま露天風呂を楽しんで湯から上ったのだけど…、夫が脱衣所からなかなか出て来ない…。
「どうしたの?」と尋ねると、「ちょっとのぼせた…」とのこと・・・。
確かに…、私は何度か岩の上に腰掛けて自分の脈と相談しながら入浴をしていたけれど、彼は源泉に近いところでずっと湯船に沈んだまんま…。 のぼせて当然かもしれない…(^.^;)。

行きに下ってきた道を今度は上って行かねばならない。
途中まで一緒上って来たのだが、残り3分の1地点で夫がギブアップ! 「先に行ってなさい」 と言われたので、私は彼を放って一人女湯に行き、のんびり ゆったり 濁河温泉を堪能した(^^)v

そして1時間ほど楽しんだ後、湯から上ってロビーに行くと、暖炉の前で夫がのびていて…(^^ゞ  「ど~も、湯あたりしたらしい…、 動けない…」 とのこと…
ど~しよう… ( ̄▽ ̄;)  「泊まってく?」と聞いたが、「帰る…」と言う。
しかし、私は雪道の運転どころか、彼の車のハンドルを握ったことすら一度もないので、一応、「ど~やって帰るの?」と聞くと、「自分で運転して帰る」と言う。
それから1時間ほど彼は暖炉の前で熟睡し、私はパソコンでピコピコ書き物…。
何とか体力を持ち直して帰路についたが、ぼ~っとしながら運転しているせいかカーナビのアナウンスを聞き逃し遠回りをして帰るハメに… (^.^ゞアチャ~
途中、何度も休憩をしながら帰ってきたので、帰宅時間はかなり遅くなってしまったけれど、それでも、「雪見」・「美食」・「温泉」 の三条件をクリアーした 1 Day Trip は、存分に楽しめた(*^^*)
ダーリンさん、ご苦労様でございましたm(__)m

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