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まずは自身の聞法を  (追記) [心]

久しぶりの発熱・・・  ボ~ッとしていてBLOGが全然進まない・・・ 書きたいことは山とあるのに・・・。
精神的に不安定になっている時は眠れなくなるから、眠らない分、書く時間は出来るけれど、マイナスだらけの自分に囚われて、そこのところの自分でしか書くことが出来なくなる。 だからどっちにしても書きたいことは書けない状態・・・。 
だけど、そんな心境を打破したくて、ツラツラツラとただ書き綴る…。

こんな気持ちの時は、本当は独り孤独のカラの中に閉じこもって耳も口も目も塞ぎたくなる・・・。 
だけどその反面で、誰かの声が聞きたくて、自分の胸の内を開かしたくもなる・・・。
今日もそんな感じ・・・  私は、灰色の霧の中で時間が過ぎるのを独りポツリと待っていた・・・
そんな時届いたのがOGさんからのプレゼントだった。 私の大好きな和洋菓子。 すごく すごく 嬉しくて、そのGoodなTimingに、思わず不思議なお手回しを感じずにはいられなかった…。

夜になって半泣き状態でOGさんに電話をすると、OGさんはご自身の体調が思わしくないにもかかわらず自分の事としてお話しを聞いてくださった。
最初は泣きべそをかきながら右も左もわからずにまとまりなく話していた私だったけど、しばらくお話ししている内にだんだんと自分が見えてきて、そんな自分の思いを声に出していくことで、「この先、どうしよう?」ではなく、「今、私はどうなのか!」ということが薄ぼんやりと見えてきた。

結論から言うと、私、「自身の聞法もままならないうちから、外に向かうべからず!」というのは、やっぱり飲み込めない。

私は、その人の後生を心配して御座でお念仏をお勧めしたわけではないし、懇親会や交流会などに参加しているわけでもない。 ましてやその人の後生をどうこうしようだなんて腹など思いも及ばない! 
だって、自分の後生すら心にかからないような私だもの、そんな高尚な心など湧くはずもなく・・・
湧き立ったものと言えば、「私が聞かせていただくんだ」という欲張りなニセモノの聞法欲と、「自分の方向に間違いはないか」と確かめて安心したいばかりの我欲しかない。
そして、先生や先輩同行に、「間違いないよ」と誉められればすぐ自惚れて少しは聞法が進んだかな?なんて勘違いしてしまうような大馬鹿者。
その上、自分のところを一歩下がって語りながらも、その実は、「教えてあげる」という高慢な心の芽も頭をもたげていたりする。

そんな傲慢な自分というものを知らされたのも、やっぱり人に向かって言ったからであって、今までのように一人押し黙ったままでいたら知り得なかった・気付かなかった自分であった。

「まずは自身の聞法を!」って・・・、 人に語るのは、自身の聞法がど~なってからにせよ!と言われるのか、正直私にはわからないし、第一、私はここ一ヶ月前から、ただ聞いているだけではなく、自分から言葉に出すようにしたことで、今まで見えなかったものをたくさん観せていただき、今まで気付かなかった多くのことに気付かせてもらっている。

例えば、Yuさんからいただくメールや言葉には、「後生、後生・・・」と並んでいるけれども、ただ受け取っているだけの内は、「後生」という文字を、「私の後生」と聞くことはなかなか出来なかった。
ところが、私から人に向かってメールや言葉を発した時に、「あなたの後生」というのが、「私の後生」と返って来た。
そうなんだよ! 阿弥陀さまは、この私の後生を心配して、ここ一つに願いをかけてくださったんだ!

私は、法に背を向け、今生事の喜びに身を費やし、“死”という現実を自分の理想の世界に塗り替え、真実に耳を傾ける気などサラサラなく、悪を悪とも思わずに当たり前に生きている。
そんな私一人の為に、「おまえの後生を救ってみせる!」と立ち上がり、はかり知れない時間と心を費やし ‘南無阿弥陀仏’になってくださった如来さまに対して、私はしらけた心で‘我’を盾にし矛にしそのお心を踏みにじるばかり。
そんな私が、自分でも嫌悪して見ぬふりをしているドス黒いところ、その一つ一つに如来さまは張り付いて全てを投げ出してくださっているんだってことを、縁に触れ折に触れてホンの少しだけ感じさせていただくことのできる不思議。

これらを今まで耳に聞いていながらも、「私は何にも聞けていなかった…」って、人に向かった時、その人を通して初めて自分のところで頷けたような気がした。

「人に向かう前に、まずは自分の聞法を!」と言ってくださったけど、ごめんなさい、私、どうしても飲み込めない。
ただ、私は、聞けないなりにも 「自分はどう聞かせてもらったのか」ってところを、やっぱり頑張って言葉に出していって、「それで自分自身はど~なのよ!」 ってところを聞いていきたいって、少なくともこの瞬間の私はそう思っている。
夜が明けたら、ど~変わる自分なのか全然想像できないし、また、たった一言で埋没できちゃう私だけどね・・・・・
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