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“ 愛 と 感謝 ” の 連鎖 [随筆日記]

ジョー君から教えてもらった、‘水の結晶’の不思議なお話し。
先日、久しぶりに会った時に借りた本の一冊で、江本勝氏の『自分が変る水の奇跡』というのを読んだ。
江本氏が著した『水からの伝言』という本は、30ヶ国語に翻訳されベストセラーになっているのだとか。
この本をはじめ江本氏は、「水に言葉をかけたり見せたりすることで、水の結晶の形状はその言葉が持つ波動を受けて様々に変化する」ということを彼独自の哲学で語っている。
この実験結果については賛否両論あるようだが、非化学だ非物理学だ云々と論じるよりも、教育的心理学の側面から受けとめれば、あぁ、なるほど! と頷ける点もいくつかある。

著者は水に 「夢」・「絶望」・「真理」・「バカ」・「合掌」などなど、各々に言葉が持っている波動を与えて、そこで出来上がったその水の結晶を写真に収めている。
実験結果として、例えば「好き」という言葉を受けた水は、淡く美しい結晶を作るが、「嫌い」という言葉を受けた水は、はじけたような空洞をもつ不規則な結晶となったり、例えば「よくできたね」という言葉を受けた水は、輝くようなきれいな結晶を作るが、「ダメだよ」という言葉を受けた水は、うまく結晶にならなかったりと…。
その中で著者が一番美しいと思った結晶が、「愛と感謝」という言葉の波動を送った水の結晶だという。
著者は、「愛」と「感謝」は、一対のものであると説く。
“愛” は、人に与えるエネルギーであり、 “感謝” は、人から受け取るエネルギーであると。
この二つがバランス良く揃うことで、最も美しい世界ができるのだとプロローグで述べている。

著者いわく、私たちの身体は70%が水分であるが故に、言葉の波動を非常に受けやすく、「バカ」「醜い」「嫌い」といったマイナスの言葉の波動を受けている人からは、「愛と感謝」のエネルギーは生まれない。
逆に、「きれい」「おかげさま」「ありがとう」といったプラスの言葉の波動を受けている人は、やはり心身ともに活性化され、「愛と感謝」のエネルギーを展開していく力になるのだと説く。
こうして、「愛」というエネルギーを人に与えることで、「感謝」というエネルギーをかえしてもらう、その連鎖がより良い社会をつくるのだと訴えている。

うん、なるほど! 一理ある!!
水の結晶の真偽云々よりも実際問題として、マイナスの言葉で育てられた子供は、やはり負のエネルギーを多く背負ってしまい、プラスの言葉で育てられた子供は、より易く正のエネルギーを発信できているのではないかなと思う。
子供のみならず、大人だって同じである。
「恋する女は美しい」というけれど、好きな人から 「きれいだね」・「愛してるよ」と言われれば、内側からの輝きも増すだろうし、「病は気から」と言っても、ドクターから「大丈夫!一緒に頑張りましょう!」と言われれば、俄然元気にもなるだろう。
逆に、夫から愛を囁かれなくなった妻が内面から枯れていくのも致し方のないことで…、 ドクターから「あんたはモ~ダメじゃ」などと言われた患者は生きる気力も失うだろう…。

この本のテーマとはずれてしまったかもしれないが、言葉ひとつですべてが変ってしまうことだってある。
著者が言うように、言葉によって「愛」というエネルギーを与え、「感謝」というエネルギーを返していく、その連鎖を広げることで夢のような世界が人間の手でもし出来るのであれば、仏さまにこれだけのご苦労をかけさせずにすんだのにね~~~ ナンテネ

2985159ちなみに、この本の中にある水の結晶の中で、私が一番美しいと思ったのは、やはり「南無阿弥陀仏」という言葉の波動を与えた水の結晶であった。
本誌より [カメラ] 「南無阿弥陀仏」 の水の結晶をお借りしました。

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