一歩、そして一歩 [Poem]
冷たく暗~い海の底でうずくまっていた私の肩を揺り起こす人がいた。
「起きなきゃ~…」とは思いつつも、「起きちゃダメ!」という心に躊躇してしまう私。
夢は、手に入れるよりも見ている方のが幸せなんだと、誰かが言っていたよね…
私も、このまま冷たい波に揺られながら、ここで夢を見続けていられたら… とも思う。
でも、肩に触れたあたたかいその手のぬくもりに、心が小さくふるえた。
ひざを抱えて小さくうずくまっていても、ひと所にとどまることを知らない私の心…
巡り巡って同じ所に戻ってきても、やっぱりそれは同じではない、別のもの…
「私はいったい、どうしたらいいんだろう?」 と、何度も繰り返されたこの問いかけも、
「私は、いったいどうしたいの?」 という問いかけに変わって行った。
答えは、いつも自分の胸の中にある。
きっと、もう、私はその答えを知っている。
ただ、決心がつかぬまま、時間だけが過ぎてゆく。
私はいつも、この私の心に支配され続け、
そしてどこまでも迷っていくんだ…
止まっていても、歩き出しても、
結局は迷うことしか出来ないのなら、
一歩、 そしてまた一歩、
自分のペースで前に進んでみよう…
差出されたその手のぬくもりを信じて・・・・・
「起きなきゃ~…」とは思いつつも、「起きちゃダメ!」という心に躊躇してしまう私。
夢は、手に入れるよりも見ている方のが幸せなんだと、誰かが言っていたよね…
私も、このまま冷たい波に揺られながら、ここで夢を見続けていられたら… とも思う。
でも、肩に触れたあたたかいその手のぬくもりに、心が小さくふるえた。
ひざを抱えて小さくうずくまっていても、ひと所にとどまることを知らない私の心…
巡り巡って同じ所に戻ってきても、やっぱりそれは同じではない、別のもの…
「私はいったい、どうしたらいいんだろう?」 と、何度も繰り返されたこの問いかけも、
「私は、いったいどうしたいの?」 という問いかけに変わって行った。
答えは、いつも自分の胸の中にある。
きっと、もう、私はその答えを知っている。
ただ、決心がつかぬまま、時間だけが過ぎてゆく。
私はいつも、この私の心に支配され続け、
そしてどこまでも迷っていくんだ…
止まっていても、歩き出しても、
結局は迷うことしか出来ないのなら、
一歩、 そしてまた一歩、
自分のペースで前に進んでみよう…
差出されたその手のぬくもりを信じて・・・・・
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