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2009年2月8日(日) バイラワ → カトマンズ [アジア]

ルンビニ園から一旦Hotelへ戻ってトイレ休憩を済ませてから、P.M.15:10にHotelを出発。
HotelからバイラワのAirportまでは、30分(22km)ほどで到着した。
Guideのジャマールさんや、Driverさん&助手さん、それに一週間乗り続けたバスともこれにて[手(パー)]バイバイである。

ネパールでは電気がほとんど供給されていないので、AirportといえどもX線検査機なるものはない。
ましてやここはネパールの片田舎。 したがってAirportでの荷物検査は、スーツケースを係員の面前で開けての手作業&目視での検査になる。
ただし、これが結構いいかげんなので、先に並んだ10人分ほどの荷物をチラッと確認するだけで、それ以降の人はほとんど見られることはない。
ただ不思議なのは、Airportの建物からの自由な出入りが一切禁止されていることだ。
到着後に空港の建物から一歩でも出たら、トイレに行きたくなっても入場禁止で、逆に、飛行機に乗る為に空港の建物に入ったら、建物からは出てはいけないと言われた。
な~か意味のない、面倒くさい決まりである。 (納得いかない…)

TourConductorの拓郎さんがCheck Inを済ませて、Departure Timeまでの1時間を退屈に過ごしていると、拓郎さんから、「飛行機が30分~1時間ほど遅れます」との連絡が入った。
「え゛~ぇ、退屈…!」って思ったけど、これでもすごくラッキーな方で、「ネパールでは定刻に飛行機が出ることはまずあり得無いし、飛行機が飛んでくれるだけですごく有り難いことなんだ!」って言われた。
その証拠に、1時間前にさようならをしたはずのバスとGuideのジャマールさんたちは、まだAirportの駐車場に待機していた。
これは、乗る予定の飛行機が飛ばない可能性もあるので、もしそうなったらカトマンズまでバスに乗って行かなければならず、その為に飛行機が私たちを乗せてバイラワAirportを離陸するまで、バスも彼らも待機していないといけないのだそうだ。
(ジャマールさんの帰宅は、[電車]きっと三日後ね…、と思った。)

P.M.5:00 やっと出発Gateに移動出来ると言うので、手荷物検査を受ける。
これがまた可笑しくて、トイレ[トイレ]の前にトイレ[トイレ]と同じ “MEN” と“LADY” のマークが付いたドアーがあって、男女別に一人ずつその個室に入る。
その中で一人ずつ手荷物の中身を見られるのだが、ここでも最初の10人くらいがチラッと見るだけで、後の人はスルーなのだから、全く意味のない男女別の個室検査なのである。
この個室から出た所が出発Gateならぬ、出発待機所であった。

2604387P.M.5:20 到着したばかりの飛行機から乗客が降りてきて、(まるでバスか電車のように)入れ替わるように私たちはその飛行機に乗り込んだ。
30人乗りの小さなプロペラ機で、私たちMemberの他に5人の乗客が乗って満席となった。
飛行機が離陸する前に、CAがトレーに乗せたキャンディーとコットンを配って回ったので、「このコットンは何に使うのか?」と尋ねたら、2604389
「プロペラの音がうるさいから、耳栓にしてくれ」と言われた…。 
初体験だ~ぁ・・・・・
また、S先生が「これ見て!」と、シートポケットにあったエチケット袋を見せてくれたが、そのリアルな絵に二人で大ウケ! 
何も、口から出てくるモノまで描かなくってもね~、わかりやすいけど… (^.^ゞ 
そうこうしている内に、アッという間に飛行機は離陸した。

2604388
バイラワを飛び立ってわずか10分ほどで、北の窓からは、初めて目にする夕日に染まったヒマーラヤの山々を望むことが出来た。
雲の上に飛び出した雪山が、見上げるでも見下ろすでもなく、窓のすぐ横にあるのがとても不思議な感じだった。
太陽は既に西の空からその姿を消し、かすかな夕日に青く、赤くそまったヒマーラヤと満月が、すごく幻想的だった。

バスなら7時間はかかるという距離を、たった30分のFlightでカトマンズ・トリブヴァン空港に到着。
飛行機から降りて、何故か大型タイヤが乗せてあるAirportバスに乗って移動。
Terminalまで行くのかと思ったら、送迎車が待機する駐車場で、スーツケース共々下ろされた。
インドもネパールも、その予想外の空港常識には、ホントに驚かされるばかりである。

Airportバスからネパールの観光専用バスに乗り換えて夕食会場へと向かう中、ネパールの現地Guideさんが自己紹介された。
釈迦一族の末裔を自称する、ネワール族のシャッキアさんと言うのだそうだ。
インドのジャマールさんとは対照的に、今度のGuideのシャッキアさんはすごく早口で営業的なしゃべり方をされるので、私はなんとなく馴染めない感があったが、MRさんはそれがいいのだと言っていた。
でも、シャッキアさんに気軽に話しかけてるMemberは誰も見なかった…。

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