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2009年2月8日(日) ルンビニ ( ネパール寺院 ・ チベット寺院 ) [アジア]

ルンビニ園の菩提樹の木陰から出て日差しの中に入ると、いっそう日の光がきつく感じた。

集合場所までは、今日でお別れとなるGuideのジャマールさんとおしゃべりをしながら歩いた。
以前、私もAMERICAで現地ガイドのアルバイトをしたことがあったので、「Guideさんは、Tourのお客さんが思っているほどに、別れは寂しくないよね~! 本音は仕事終わりの今日が一番幸せを感じちゃうものよね~[揺れるハート]」な~んて暴露話しに花を咲かせた。
また、私たちと別れた後、ジャマールさんは寝台列車で二日間かけてデリーまで帰るんだって聞いて、「羨ましい~な~ぁ!」と言ったら、「そんなふ~に言われたのは初めてだ」って!
だけど 実は私、インドに来たら大陸列車に乗って移動したかったから、本当に列車に乗れてい~な~って思った。

Memberの後に付いてルンビニ園のGateから出ると、しばらくの間そこで待機させられた。
なんでかな~ぁと思ったら、Memberの一部の人だけがTourConductorと一緒に、何か(不明)を見学しに行っているらしく、ある人が、「集合時間を過ぎてから行くような見学なら、みんな一緒に案内してくれればいいのに!」と怒っていた。
私も、ただボ~っと待ちぼうけをするだけなら、なんか知らんけど一緒に見に行きたかったな~ ・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

ルンビニ村には各国の寺院が軒を連ねているそうだが、マーヤー夫人堂の一帯は“聖園地区”と呼ばれていて、ネパールとチベットだけが、この地区に寺院を建てることを許可されているそうで、その他各国の仏教寺院は、聖園地区の北側にある寺院地区に集中して建てられているのだそうだ。
夕刻発のFlight Timeまで時間が有り余っている私たちは、聖園地区にある二つの寺院を見学した。

2601775ネパール寺院はマーヤー夫人堂の東正面に位置する。
「ネパール仏教」は、カトマンズ盆地を中心に住んでいるネワール族(チベット系民族)が主に信仰しているヒンドゥー教と仏教とを共存・融和させたもので、仏教とは一味違う独自の信仰を生み出しているとのこと。

ルンビニのネパール寺の建物は、パステルイエローの外壁のその正面に目が描かれているたので、中央のブルーに塗られた出入り口のドアーが口のように見えた。
中に入ると仏教旗が飾られたシンプルな院内のその正面奥に、ご本尊となるお釈迦様像が安置されている。
しかし、そのお釈迦様の首から下は恐ろしいほどに金ピカピカのメッキ製で、しかも首から上の顔の部分は別素材に金色が塗られていて、生首が乗っかっているような異様なお釈迦様像だった。
2601774また寺院の片隅には、10歳位の少年の像が“天上天下唯我独尊”のポーズをとっていたけど、・・・まさかお釈迦様の像じゃ~ないよね~?!というよ~な金ピカの彫像が展示してあった。
Memberより一足先にネパール寺院から出た私は、その庭に設置されている石像のお釈迦様とご対面。
こちらの方は、額の宝石だけはチョット不自然だったけど、さして違和感のないお釈迦様像だった。

2601776次に、そのネパール寺院の北側にあるチベット寺院にも行ってみた。
こちらの方は、チベットらしい中国系のペイントが施された外観で、その寺院の屋根からは「も~ぉ見たくない!」というほどに見慣れた、タルチョー(経文の書かれた五色の旗)が張られていた。
チベット仏教は、7世紀前半に仏教に基づく国造りを目指したチベット国王が、インドから直接に後期仏教を取り入れたインド直系の仏教であり、サンスクリット語の経典翻訳においてチベット語が確立されていった経緯もあり、仏教研究においては非常に重要な位置を占めているのたそうだ。

ルンビニのチベット寺の入り口には、両サイドにカラフルな絵が施されていた。
中へ入ると、さらに色鮮やかな絵が、壁や天井や柱に至るまで描かれていて、太鼓もあるし…、ど~ぉ見ても中国系だよな~という感じの寺院だった。
ご本尊のお釈迦様坐像は、ネパール寺院のものよりはるかに落ち着いた雰囲気だったが、やはり全身ピカピカに輝いておられた。

両寺院の他にもルンビニ寺院地区には、日本寺・中国寺・韓国寺・タイ寺・ドイツ寺などがあるそうだ。
お釈迦様もビックリな、仏教のリトルワールドみたいで、出来ることなら全部回ってみたいと思った。

ルンビニ聖園地区を1時間半ほど見学して、再び土産物通りをぬけた所でサイクルリクシャーに乗った。
しかし、この時大きな過ちを犯してしまった・・・・・!
私たちはMemberの中でも一番手にリクシャーに乗ったのだが、何故か次々と追い越されてされてしまう。
フッ と運転手を見ると、いかにも非力そうな、しかも超極細の、尚且つ最高齢のおじいちゃん運転手だった・・・・・[ふらふら]
エッ と隣りに座るHKさんと顔を見合わせて・・・、「私たちって、デブの部類よね~」、「そんで持って、このおじいちゃんに自転車牽かせて・・・」、「「すごい罪の意識感じるね~~~」」 と、とても居心地の悪いひと時となってしまった (^.^ゞ
「おじいちゃん、重たくってごめんなさいです m(__)m !!」

バスプールに着いておじいちゃん運転手にお詫びをして別れると、現地の子供たちが、「なむあみだぶつ」と連呼していた。
えっ?! 初めて聞く現地の「なむあみだぶつ」だ~ と思ったら、KYさんが子供たちに教えていた。
すばらし~[exclamation]  君たちに幸(縁)あれ[exclamation×2]

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